故障が多いパソコンメーカーについて考える
パソコンメーカーによって、故障しやすいメーカーと故障しにくいメーカーがあるように思いませんか？
そんな疑問に、DELL納得ガイドが独自の視点で検討します。
２．パソコンが故障しやすい原因って何？
では、故障しやすいメーカーのパソコンとはどのような特徴があるのでしょうか？
故障しやすい原因
私が思う大きな原因としては、
- 無理な設計
- 熱効率が悪い
- パーツのコストを削減しすぎ
などです。
この傾向は、とにかく安い価格路線を走っている機種ほど強いような気がします。
できるだけ安いコストでパソコンを製作しているので、当然と言えば当然かもしれません。
特に、無理矢理サイズを小さくしているノートパソコンはとても熱を持ちますので、熱に弱い電子部品にはたまったものではありません。
パソコン内部のパーツはどのメーカーも同じ？
たまに、パソコン初心者の方で勘違いされているのが、パソコン内部のパーツの話です。
例えば、
「DELLのパソコンは、CPUやメモリ、ハードディスクにおけるすべてのパーツを、DELLが自社生産しているんじゃないの？」
という話です。
これはもちろんありえません。
CPUを生産しているメーカーはごく少数ですし、メモリやハードディスクもある程度の専門メーカー品です。
そのため、DELLやNEC、SONY、東芝、富士通など、いわゆる大手メーカーのパソコンで比較すると、パソコン内部のパーツに関してはほとんど差がないと考えて良いと思います。
厳密に言いますと、
「あるメーカーのメモリが一番安心。」
「あるメーカーの光学ドライブで記録した音楽CDが一番音が良い。」
というヘビーユーザーの方もいらっしゃいますが、パソコン初心者の方(ここでいう自作をしない方)にとっては問題のない話です。
中身のパーツが各社同じとすれば、違いが出るのがパソコン自体の設計手法や考え方であったり、デモ機を作ってデータを蓄積するなど、どれだけ開発費をかけているかです。
もちろん、単純にこの開発費が多くかかったパソコンが良いパソコンとは言えませんが、大手メーカーのパソコンがこのパターンに当たりますので、安心感があることは間違いありません。
そのため、昔から実績のあるパソコンメーカーは、それだけ実績を積み重ねていますので、故障が少ないと考えるのが一般的でしょう。