故障が多いパソコンメーカーについて考える
パソコンメーカーによって、故障しやすいメーカーと故障しにくいメーカーがあるように思いませんか？
そんな疑問に、DELL納得ガイドが独自の視点で検討します。
３．DELLのパソコンは壊れやすい？壊れにくい？
余談ですが、少し前に、
「DELLのパソコンは壊れやすい。」
という方が、私の身近にいました。
その方はDELLのパソコンの購入者で、購入して数ヶ月したらパソコンの調子が悪くなったというのです。
そこで、詳しくパソコンの症状を聞いてみたのですが、単にパソコンの動作が遅くなっただけでした。
この"パソコンの動作が遅くなる"という症状は、パソコン内にキャッシュと呼ばれるデータのゴミが蓄積したり、ハードディスク内に保存されているデータの分散化などが原因であり、DELLのパソコンだけに限ったことではありません。
その方の勝手なイメージで"DELLのパソコンはすぐ調子が悪くなる"と決めつけただけだったので、DELLフリークの私としてはあまり良い気持ちがしませんでした。
ただ、１つ思ったのが、
「なぜ、この人はDELLのパソコンに良くないイメージを持っていたのか？」
ということです。
DELLブランドのイメージってどうなの？
数年前の日本の大手パソコンメーカーは、家電量販店での販売を主流とし、ネット直販にそれほど力を入れていなかったように記憶しています。そのためか、価格もそれほど安いというイメージはありませんでした。
どちらかと言えば、ある程度値段はするけれど「パーツの質感がよい」、「使い勝手が良い」という高級感漂う機種が多かったように思います。
しかしその頃から、DELLだけは
- 店舗を持たない
- 在庫を持たない
- 無駄な経費をカット
と、とにかく低価格路線を突き進んでいたのですが、このことは反対に、
- 安っぽい
- 壊れやすい
- すぐ調子が悪くなる
とマイナスイメージを受けてしまう方が、結果的に多かったのかもしれません。
少し前のDELLのイメージ
さらに、DELLはもともとサーバーなど業務系パソコンが主力でしたので、「黒くてゴツい」というイメージが強く、個人向け(特に女性)には、取っ付きにくいイメージがありました。
最近のDELLのイメージ
しかし近年のDELLを見ていますと、デザインやシンプルな構成を前面に押し出し、女性やパソコン初心者の方にも受けていることはご存じだと思います。
さらにサポート体制にも力を入れ、その知名度を確固たるものとし、完全に従来の安っぽい業務的なイメージはなくなっているというのが私の感想です。