DELL(デル) Dimension/Inspiron
DELL購入検討日記は、お勧めのメモリ容量と枚数を検討するコラムです。
ページ更新:2007/6/1
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メモリの容量と枚数を検討する

メモリの存在抜きで、パソコンの快適性を語ることはできません。
将来のメモリ増設も考えて、カスタマイズを行いましょう。

1.メモリの役割とは

CPUやハードディスクと並んで、「パソコン3大パーツ」と呼ばるメモリ。
それだけ重要な役割を持っており、パソコンの快適性に大きな影響を与えます。

しかもビスタが発売されてからは、さらにメモリ容量が重要視される結果となっているため、CPUやハードディスクを選ぶよりも慎重な姿勢が求められています。

メモリの役割

メモリの役割を簡単に図化すると、以下のような感じになります。

図1.データ処理の流れ
CPUとメモリとハードディスクの関係

CPUが作業する人、メモリが作業机、ハードディスクが材料の保管場所、というイメージです。

この場合、メモリが少ない(作業机が狭い)と、ハードディスク(材料保管場所)からデータ(材料)を何度も繰り返して取り出す必要が生じます。つまり、ものすごく効率が悪くなって、作業全体の処理が遅れることになります。

図2.データ容量が多い場合
メモリが少ないと、何度も読み書きが起こってしまう

ところがメモリが多い(作業机が広い)と、一度で必要なデータ(材料)が取り出せることになりますので、取り出し作業を何度も繰り返す必要がなくなります。

この結果、パソコンの処理速度が上がり、快適性が向上するという訳です。

ハードディスクから読み出すには、時間がかかる

上記の図を見て、
「ハードディスクから読み出せば良いのなら、そんなに時間差はないのでは?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、そのようなイメージもありますが、1つだけ大きな違いが存在します。

「CPUーメモリ」間と比べると、「メモリーハードディスク」間の通信速度が極めて遅いのです。

特に最近では、画像や動画など、文章データと比べて何十倍、何百倍というデータの大きさを扱うことが多くなっていますので、ハードディスクにアクセスする頻度が多くなります。

このことからも、メモリの重要性が高まっているのです。

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>>2.メモリの規格とデュアルチャネルの存在

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