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45nmプロセスの最新Core 2 Duo「penryn(ペンリン)」を試してみました。DELLパソコン購入の検討材料にどうぞ。
ページ更新:2008/3/28
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45nmプロセスの最新Core 2 Duoを試す

2008年の主力CPUとして投入された新生Core 2 Duo E8X00シリーズ。その気になる性能を、現行Core 2 Duoと徹底比較してみました。

1.2008年1月に発売された最新Core 2 Duo

現在の主流CPUは言うまでもなくCore 2 Duo。低価格なCeleron(セレロン)と異なり、”コア”と呼ばれるCPUの中枢部を2個も搭載している高性能プロセッサです。

数年前のCPUと比べると、単独処理の性能はもちろん複数作業でも速度が落ちにくいので、動作が鈍いと言われるビスタでも快適な環境を手に入れることができます。

同じCore 2 Duoでも性能や構造が違う

家電量販店の折り込み広告やパソコンメーカーのカタログなどを見ていると、

  • Core 2 Duo E6600
  • Core 2 Duo E6750
  • Core 2 Duo E8400

というように、同じCore 2 Duoプロセッサでも最後の数字が違うことってありませんでしょうか?

「性能が違うだけでしょ?」
と言えばそれまでですが、開発された時期やCPUの構造自体が大きく違うことは、一部の自作ユーザーさんでないと案外知られておりません。

Core 2 Duoの販売履歴
プロセッサ・ナンバー E6600 E6750 E8400
プロセスルール 65nm 65nm 45nm
動作周波数 2.4GHz 2.66GHz 3.0GHz
2次キャッシュ 4MB 4MB 6MB
FSB(フロントサイドバス) 1066MHz 1333MHz 1333MHz
発売時期 2006年8月 2007年7月 2008年1月
(CPUの詳細は、プロセッサ・ナンバーの詳細(インテル公式ページ)を参照)

上記の表は、当時の売れ筋CPU(当時で2万円台後半)を並べたモノです。このように、Core 2 Duoは複数回にわたてマイナーチェンジが行われています。

中でも2008年の主流となるのは、プロセスルールが45nm(ナノメートル)である新Core 2 Duoです(上記表でいうとE8400)。インテルいわく、「最大級の革命」という新技術を採用し、動作周波数の向上を達成しました。

次ページでは、この「プロセスルール」について詳しくご紹介致します。

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