DELL(デル) Dimension/Inspiron
45nmプロセスの最新Core 2 Duo「penryn(ペンリン)」を試してみました。DELLパソコン購入の検討材料にどうぞ。
ページ更新:2008/4/3
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45nmプロセスの最新Core 2 Duoを試す

2008年の主力CPUとして投入された新生Core 2 Duo E8X00シリーズ。その気になる性能を、現行Core 2 Duoと徹底比較してみました。

7.処理速度を比較(実作業・画像編集編)

前ページのベンチマーク測定ではCPUがアップグレードすることによって性能が大きく変わりましたが、実際は使用するアプリケーションによって異なります。

そこで、実際に行う作業の中でも比較的処理が重い画像編集や動画エンコードにおける性能比較を行います。

(1)画像レタッチ編集

デジタル一眼レフや一部の上位コンパクトカメラでは、RAW(ロー)と呼ばれる高画質形式が人気です。ところが、処理負荷が非常に重いため高性能CPUが欠かせません。

一眼レフRAW現像ソフト「CaptureNX」 レタッチ編集は高性能CPUほど快適
私はニコンの一眼レフRAW現像ソフト「CaptureNX」を使用。レタッチ編集は高性能CPUほど快適です。

条件

RAW現像ソフトCapture NXを使用して、100枚のRAWファイル(600万画素相当)をJPEG形式に変換。

結果
比較するCPUのスペック
比較対象 最新CPU代表 一世代前CPU代表 現役低価格CPU代表
CPU名 Core 2 Duo E8400 Core 2 Duo E6750 Celeron 420
完了時間 3分31秒(211秒) 3分41秒(221秒) 9分23秒(563秒)

画像レタッチ編集にかかった時間を比較
画像レタッチ編集にかかった時間を比較

最近の画像編集ソフトは大半が複数コアに対応しているため、Core 2 Duoを搭載すると快適性が大きく向上します。今回行ったRAW形式→JPEGへの変換時間を見ても、その実力が確認できます。Celeronではもたついていた作業も、Core 2 Duoではサクサク動作します。

E8400とE6750の比較

注目のCore 2 Duo対決は、動作周波数の差が結果に反映された形となりました。今回は600万画素のデジカメ写真でのJPEG変換でしたが、最近主流となりつつある1000万画素超という高解像度レタッチ編集であれば、処理時間の差はもっと開くでしょう。

ちなみに、1世代前のCore 2 Duo E6320(動作周波数:1.86GHz)と比べると、E8400(3GHz)、E6750(2.66GHz)の強さが際立ちます。

動作周波数が大きな鍵を握る
動作周波数が大きな鍵を握る

この差を”速い”と感じるか”遅い”と感じるかは個人差によりますが、性能にこだわる方はご参考にどうぞ。

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6.処理速度を比較(ベンチマークソフト編)<<  >>8.処理速度を比較(実作業・動画エンコード編)

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