45nmプロセスの最新Core 2 Duo「penryn(ペンリン)」を試してみました。DELLパソコン購入の検討材料にどうぞ。
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ページ更新:2008/4/6 | |||||
45nmプロセスの最新Core 2 Duoを試す2008年の主力CPUとして投入された新生Core 2 Duo E8X00シリーズ。その気になる性能を、現行Core 2 Duoと徹底比較してみました。 9.動画エンコードに有利な拡張命令SSE4.1(※パソコン初心者の方には少し難しい内容となっていますが、できるだけ簡単にご紹介しております。) 45nmプロセスルールのCore 2 Duoから採用されている拡張命令SSE4。動画エンコードなどに威力を発揮しますが、その影響はどの程度なのか?本当に効果はあるのか?という疑問について調査しました。 SSE4って何?Streaming SIMD Extensionsの略で、1回の演算で複数データを一括計算するための拡張命令のこと。CPUと共に進化し、45nmプロセスルールCPUに搭載している最新版は「SSE4.1」、以前は「SSE3」です。 難しい言葉になりましたが、要するに動画のエンコードなど大容量計算を行う際により速くなる計算方式を搭載したと考えればOKです。Core 2 Duo E8400など、45nmプロセスルールCPUから搭載されており、SSE4に対応しているソフト(動画エンコードソフトで、代表的なTMPGEncなど)での処理速度が向上します。 SSE4の効果を実証する上記でご紹介したTMPGEncなど、SSE4に正式対応しているソフトの環境設定を開くと、SSE4を使用するかどうかの設定があります。
このチェック欄のON時・OFF時の処理速度を調査し、SSE4の効果を比較します。
SSE4の効果を実証するサンプルAVI動画ファイルをMPEG形式に変換してみました。 SSE4を未使用の場合
SSE4を使用の場合
結果として、約3%ほど速くなっていることが確認できました。この”約3%”を「効果がある」と思うか、「その程度か」と思うかは個人差によるでしょうか。ただ元動画ファイル容量が大きくなれば大きな時間差になりますし、エンコードの出力設定を高画質にするとさらに差は広がる可能性はあります。 頻繁に動画ファイルのエンコード作業を行う方、少しでも無駄な時間が惜しい方におすすめします。 ホームページなら、いつでもお得な割引実施中です! |