45nmプロセスの最新Core 2 Duo「penryn(ペンリン)」を試してみました。DELLパソコン購入の検討材料にどうぞ。
45nmプロセスの最新Core 2 Duoを試す
2008年の主力CPUとして投入された新生Core 2 Duo E8X00シリーズ。その気になる性能を、現行Core 2 Duoと徹底比較してみました。
１０．消費電力も下がるけれど…
45プロセスルールを採用した最新Core 2 Duoは性能アップはもちろん、消費電力の低下も実現しています。アイドル時(負荷が軽い状態)とCPU使用率100%(負荷が重い状態)での消費電力を比較してみました。
SANWAのワットチェッカー(TAP-TST5)を使用
測定条件
- アイドル時・・・何もしない状態で3分待つ
- 100%負荷時・・・ベンチマークソフトCPUで100%使用状態を作る
Core 2 Duo E6750の場合
E6750(アイドル時)
E6750(100%負荷時)
Core 2 Duo E8400の場合
E8400(アイドル時)
E8400(100%負荷時)
結果
| CPU名 | Core 2 Duo E8400 | Core 2 Duo E6750 |
|---|---|---|
| 動作周波数 | 3GHz | 2.66GHz |
| アイドル時 | 84W | 84W |
| 100%負荷時 | 110W | 123W |
Core 2 Duo E8400は、動作周波数が高いにもかかわらず消費電力が抑えられています。45nmプロセスルールで製造されている利点でしょう。
また、アイドル時(低負荷時)の消費電力が同じ点も興味深いところです。インターネットや文章作成など低負荷時の消費電力はそれほど変わらず、画像編集や動画エンコードなど高負荷時には抑えられている（？）という感じでしょうか。
ただ、この消費電力差を実感することは一般的には難しく、パソコン自作で静音・発熱にこだわるヘビーユーザーの方でないと恩恵は感じられないでしょう。私が使用しているInspiron 530では、全く違いがわかりませんでした。
ホームページなら、いつでもお得な割引実施中です！
デル今週のおすすめパッケージ【個人向け】（DELL公式サイト）