DELL(デル) Dimension/Inspiron

RAID(レイド)は本当に速いのか?」そんな疑問にお答えします。

ページ更新:2008/8/9
DELL(デル) パソコン 目的別カスタマイズ カスタマイズ詳細 DELL(デル)ガイド製品情報 DELLとは PC基礎知識

>>DELL購入検討日記TOPへ

RAID(レイド)を組んで処理速度をアップ!

ハードディスクを2台使うことによって処理速度が劇的に向上するRAID(レイド)。低価格デスクトップではカスタマイズできずハイエンドデスクトップでのみ対応可能ですが、処理速度は劇的に上がることが多いのでパソコン中〜上級者の方におすすめです。

8.性能比較 〜デジカメ写真のレタッチ編集〜

前ページのような動画ファイルのエンコード作業には、クアッドコアCPUは非常に力を発揮します。では同様にデータ量が多いデジカメ画像に関してはどうでしょうか?

高画素・大容量が主流のデジカメ画像

デジタル一眼レフや一部の上位コンパクトカメラでは、RAWと呼ばれる高画質モードが選択できます。劣化が少ない写真が楽しめることから最近人気が急上昇していますが、CPUにかかる負荷が非常に重く、高性能CPUが必須となります。

デジカメで撮影した画像は動画ファイルほど大きなデータ容量とはなりませんが、比較的パソコン性能を必要とする分野です。実際に、高画素化されているデジカメ写真を何十枚・何百枚と撮りためている方も多いでしょう。

マルチコア対応ソフトで画像編集を軽快に

ところが、クアッドコアに対応しているソフトであれば話は別です。データ容量が大きな動画ファイルでも、複数コアで並行処理することにより大幅な時間短縮が可能です。

クアッドコアCPUに最適化されているSILKYPIX(シルキーピックス)
クアッドコアCPUに最適化されているSILKYPIX(シルキーピックス)
SILKYPIX公式サイト

クアッドコアCPUに完全対応を表明しているSILKYPIXを使い、クアッドコアCPUの処理性能を計測してみます。

画像レタッチ編集にかかった時間を比較
比較対象 E6750 E6750+RAID0 Q6600 Q6600+RAID0
処理にかかった時間 9分06秒(546秒) 9分05秒(545秒) 7分30秒(450秒) 7分27秒(447秒)
クアッドコアCPUに完全対応を表明しているRAW現像ソフト「シルキーピックス」を使用して、100枚のRAWファイル(600万画素相当)をJPEG形式に変換

比較グラフ

クアッド対応ソフトだけあって、デュアルコア時との速度差は歴然。約8割程度の時間で完了するあたりはさすがです。動画編集比較時と同様、メモリやハードディスクなど他パーツとの兼ね合いがあるため、コア数が2倍になっても処理速度は2倍になりませんが、変換作業の頻度が高い場合は非常に効率的です。

ただし、今回のテストによるRAIDの効果は見られませんでした。CPUでの計算処理が中心になるため、ハードディスクの転送速度を速くしても処理時間に変化がないと推測します。

ホームページなら、いつでもお得な割引実施中です!
 デル今週のおすすめパッケージ【個人向け】(DELL公式サイト)

7.性能比較 〜動画ファイルの編集・エンコード〜<<  >>9.性能比較 〜音楽CDをmp3に変換〜

お勧め DELL製品詳細ページ
デュアルコアCPUで良ければInspironシリーズがおすすめ


性能にこだわるならInspiron 530
Inspiron 530


パソコン初心者に人気のInspiron 530s
Inspiron 530s


AMD製CPUを搭載した低価格Inspiron 531s
Inspiron 531

クアッドコアCPUならXPSシリーズがおすすめ


クアッドコア入門機種 XPS 420
XPS 420


ゲーミング機種 XPS 630
XPS 630


性能も価格もモンスター級 XPS 730
XPS 730

▲このページのTOPに戻る  >>DELL購入検討日記TOPへ