DELL(デル) Dimension/Inspiron
DELL購入検討日記は、Windows Vistaを搭載したDELLパソコンを納得して購入して頂くための検討コラムです。
ページ更新:2007/1/28
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ビスタプレミアム対応のカスタマイズを考える

Windows Vista(ビスタ)の発売が2007年の1月に迫り、DELLからも「ビスタプレミアム対応パッケージ」が発売され始めました。今購入するなら、将来ビスタへ移行することを前提とした性能のあるパソコンがおすすめです。

17.液晶モニタ基礎知識・用語集

文章作成に最適な非光沢液晶モニタ、動画再生に最適な大画面光沢液晶モニタなど、パソコンの使用目的によって、適切な液晶モニタは大きく変化します。

パソコン購入を検討するにあたって、CPU、メモリ、ハードディスクといったパソコン本体側の性能も大切ですが、人間の視野的、つまり画面の見やすさ・使いやすさに重要なのは、液晶モニタの方だったりするのです。

このように奥が深い液晶モニタですが、このページでは、さらに(?)選択を迷わせるために”液晶モニタ用語集”をご紹介致します。現在購入を検討している機種のモニタ性能をチェックしてみてください。

液晶モニタ用語集

視野角度

液晶モニタの中心から、左右それぞれ何度まで見えるかを表した数字のこと。

例えば、
「左右:+/- 70°、上下:+/- 65°」
という液晶モニタであれば、
「左右に70°、上下に65°までは画面がギリギリ見えますよ!」
という意味になります。

ただ、最大視野角度に近づくにつれて、明るさは低下します。
また、色合いも多少変わってしまうことも承知しておきましょう。

最大輝度

厳密には、
「平面状の光源がある方向に単位立体角あたりに放射する光の光源における単位面積あたりの明るさのこと。」
を言いますが、難しいので単純に画面の明るさと解釈して良いでしょう。

単位は、「cd/m2(カンデラ毎平方メートル)」と表されます。

家電液晶テレビのように「遠くから液晶モニタを見る」ためには、高輝度モニタが良いとされますが、身近で見るパソコン用モニタとしては100〜200cd/m2でも十分なレベルです。DELLのパソコンは性能的にクリアしていますので、神経質になる必要はありません。

コントラスト比

コントラストというのは、「白(最大輝度)」と「黒(最小輝度)」の輝度比のことです。

簡単に言いますと、”色のメリハリ”を表します。

コントラストは、例えば、300:1や500:1のように表されます。
これは、300(白)に対して1(黒)という意味であり、この数字が大きくなるほどメリハリが強くなります。
つまり、300:1よりも500:1の方が高画質ということになります。

ちなみに、DVD映画やビデオカメラで撮影した動画を再生する場合は、このメリハリ感が大切です。プラズマテレビなどで高コントラストが強調されていることからも、その理由がわかるのではないでしょうか。

DELLでは、ノートパソコン「Inspironシリーズ」よりも、デスクトップパソコン「Dimensionシリーズ」の方が、コントラスト比は高めです。(2007年1月現在、600:1〜800:1が主流)

動画視聴がメインの方は、高コントラストの液晶モニタを検討してみましょう。

応答速度

液晶モニタというのは、”ドット”と呼ばれる小さな粒の集合体です。
ドットに電圧をかけ、明るくしたり暗くしたりすることによって、画面表示を可能にしています。

この”明るくしたり暗くしたり”するためにかかる時間のことを「応答速度」と呼びます。
(単位はms(1000分の1秒))

(応答速度が速い)=(画面の切り替わりが早い)
ということになるため、スポーツや映画といった動きの速い動画視聴にかかせない性能の1つとされています。

一般的な視聴としては、個人差もありますが8〜16ms程度あれば十分だと思いますので、最近の液晶モニタであれば特に気にする必要はないかもしれません。しかし、よく見ると意外と残像が残っていたり、画面がにじんで見えるといった場合もありますので、動画視聴がメインという方はできるだけ高速な応答速度の液晶モニタがお勧めです。

ちなみに、最新の液晶モニタでは2msといったモノまでありますが、あくまでヘビーユーザーレベルでの話ですので、気にする必要はないと思います。

より鮮明な画像を楽しむには、高輝度、ハイコントラストのデジタルハイエンドシリーズがお勧め

DELLのデスクトップパソコンでは、大きく分けて2種類の液晶モニタが選択できます。

一般的な低価格モニタである”エントリーシリーズ”と、高画質な”デジタルハイエンドシリーズ”です。

デジタルハイエンドシリーズって何?

DELLのホームページに、
「より鮮明な画像を楽しむには、高輝度、ハイコントラストのデジタルハイエンドシリーズがお勧めです。」
と書かれているとおり、画像や動画を視聴メインとする方に最適の液晶モニタです。

エントリーシリーズよりも高画質な描画が可能で、大画面になるほどデジタルハイエンドシリーズ対応機種となる傾向が見られます。

高画質な他社製モニタを選択?

液晶モニタは、単に性能表の数字だけでは判断できない部分があります。
例えば同じ性能を持った液晶モニタであっても、メーカー独自の味付けによって、微妙に見た目が違うことがあるのです。

DELL製モニタと他社製モニタ

デスクトップ機種を購入する場合であれば、もちろん、上記でご紹介した「デル デジタルハイエンドシリーズ」が選択できます。しかし、DELL以外の他社製モニタを選択することもできます。

ちなみに、他社製モニタの中では、ナナオ(EIZO)やMITSUBISHI(三菱電機)の2社が、表示能力に定評があっておすすめです。

あくまで私のイメージですが、ナナオ製は落ち着いた色、三菱製は鮮やかな色となります。
実色に近い落ち着きのあるモニタが好みの方はナナオ製モニタ、映画やスポーツといった派手な動画を楽しむなら三菱製モニタといったところでしょうか。

性能と値段のどちらを選ぶか

両モニタは確かに割高ですが、正直言って描写能力はDELLよりも上です。
実際、モニタに結構こだわる方は、ナナオ(EIZO)やMITSUBISHI(三菱電機)を選ばれるでしょう。

デザイナーさんやDTP印刷関連を職業にされている方や医療関係機器などに導入されているほど、確かな表現力が売りです。細かい画面表示調整もできますし、使い勝手はワンランク上だと思います。

私も、3〜4年ほど前に購入したナナオ製モニタ(L567-R)を今だに愛用しています。
(メーカー保証も標準で5年長期保証と自信の現れです。)

とはいうものの、私自身、Dimension 9100やInspiron 640m等のモニタで十分満足しています。

確かに2つモニタを並べて見比べるとその差は感じられるでしょうが、それだけこだわった使い方をしなければ違和感はありません。それよりも、DELLならではの低価格の方が魅力的ではないでしょうか。

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