DELL(デル) Dimension/Inspiron
DELL購入検討日記は、Windows VistaWindows XPを搭載したDELLパソコンを納得して購入して頂くための検討コラムです。
ページ更新:2007/4/25
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Windows XPとWindows Vistaのどちらを選ぶ?

ご存じの方も多いかもしれませんが、実は、DELLでは現在もWindows XP搭載パソコンが買えます

8.これからのDELLパソコン販売戦略

”DELLパソコン販売戦略”というタイトルは、ちょっと言い過ぎの感もありますが、今年のDELLについて、私が思うことを少しご紹介したいと思います。

パソコン業界としては、売り上げ伸びが鈍化している

パソコンの爆発的な普及が一段落したこともあり、DELLだけでなく、パソコン業界全体として、売り上げが伸び悩んでいる傾向にあります。

その起爆剤として期待されていたのが、今年1月に発売されたビスタなのですが、業界が予想していた程の売り上げ増には至っていないようです。

とはいうものの、ビスタの開発者であるマイクロソフト社によると、

「発売開始直後1カ月において、全世界で2,000万本を超えるライセンスを販売しており、これはWindows XPの同時期における実績の2倍以上。」

ということであり、XPの発売当時よりも、ビスタの売り上げの方が良いことも強調しています。

DELLとしては、顧客にビスタを購入して欲しいはず

一部のDELLパソコンには、ビスタとXPのどちらも選択できる機種がありますが、DELLが購入して欲しいのは、XPの方ではなくビスタだと思います。

その理由として、

  • ビスタの方が高い基礎能力を必要とするため、パソコン価格を高く設定できる
  • XPとビスタの2本立てよりも、ビスタに1本化した方が何かと効率的
  • 現在発売されている機種は、液晶モニタのワイド化など、ビスタ対応としてモデルチェンジしてきた機種である

などが考えられます。

それなのにもかかわらず、XPを発売している理由は何なのでしょうか?

XPを販売せざるを得ない状況

それは、我々一般消費者の多くが、

「XPで十分だと思っている」、または、「ビスタ導入のメリットがわかりにくい」
  ↓
「再度、XPへの買い換えでも問題ないと思う」、または、「ビスタへの買い換えを迷っている」
  ↓
「買い換え需要が起きづらく、全体の売り上げが伸びないので、XPを販売せざるを得ない」

という、悪循環になってしまっているような印象を受けています。
(あくまで、私個人の考えですので、参考程度に・・・)

今年のDELLは、低価格路線を突き進む?

「パソコン全体の売り上げを押し上げるためには、どうしたらよいか?」

私は、営業・経営に対して全くの素人ですので、的外れなことを言うかもしれませんが、昔からDELLの専売特許である「低価格・大量販売」路線を進め、低価格カスタマイズが可能なXPを、しばらくは並行販売し続けていくと思っています。

ここ数週間で、XPからビスタへの買い換え需要に、大きな流れが起きるとは想像できません。
ビスタ1本化への切り替えは難しく、まだしばらく現状と同じような販売状態を取るのではないでしょうか。

ただ1つ、腑に落ちないのは、2007年4月23日に確認した時点で、XPの下位エディションである「Home Edition」が選択できないという点です。

音楽や画像、動画などデジタルコンテンツ視聴機能を搭載した「Media Center(メディアセンター)」、もしくは、最上位エディション「Professional(プロフェッショナル)」のみの選択となっていました。

一番の売れ筋である「Home Edition(ホームエディション)」が選択できなかったので、やはりDELLとしては、XPを積極的に扱いたい訳ではなく、近い将来、ビスタへの1本化のタイミングを狙っている前兆なのかもしれません。

XP搭載機種がまだ購入できる、今が買い時?

「買えるうちに、XP搭載のDELLパソコンを手に入れておきたい。」
「ビスタへは、タイミングを見計らって、アップグレード移行するつもりである。」

という方にとっては、現在のXP搭載機種が販売されている今が買い時かもしれません。

XPが選択できるDELLパソコン (DELL公式見積りページ)

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