DELL24インチワイド液晶「2407WFP-HC」 使用レビュー
大迫力の24インチ液晶モニタを購入しましたので、詳細レビューをご紹介します。
1.お買い得感が高い2407WFP-HC
「表示範囲が広い液晶モニタが欲しい。」と思うパソコンユーザーにとって、一度は憧れる24インチワイド液晶モニタ。少し前までは非常に高価な買い物でしたが、最近めっきり安くなったので思わず購入してしまいました。
大画面24インチワイド液晶モニタ「2407WFP-HC」。サイズも超弩級です。
1920×1200という非常に広い表示解像度
豊富な入力端子を装備
端子部を拡大(左から、HDCP対応DVI-D、ミニ D-sub 15-ピン、S- ビデオ、コンポジット、コンポーネント、USB端子×2ヶ)
側面にもカードリーダやUSB端子を装備している
ずっと昔から、
「24インチ液晶は安いモニタでも10万円以上もする・・・。」
「パソコン本体を購入するよりも高いじゃないか・・・。」
と購入をあきらめ続けていた私にとって、現在の安い価格帯で購入できたことは劇的でした。
使用し始めて間もないですが、今でも、
「この価格で利益あるんかいな?(思わず関西弁)」
と思ってしまう満足感があります。
安価なTN系パネルではなく、視野角が広いVA系パネルを採用
他社でも安価な24インチ液晶モニタが販売されていますが、コストが安いTN系と呼ばれるパネルを採用している場合がほとんどです。非常に安く作れるというメリットがありますが、視野角が狭いなど画質重視の方には不向きなモニタと言えます。
その点2407WFP-HCは、視野角178度という広い視野角を持ったVAパネル(公表はされていませんが、視野角の広さから推測)です。「斜め方向から見てもTNパネルより色変化が少ない」という特徴があります。
視野角が広いVA系パネルを採用。斜めから見ても、色変化が少ない。
液晶パネルの違いを簡単にご紹介すると、以下のようになります。
パネル | TN | VA | IPS |
---|---|---|---|
視野角 | 狭い | 広い | 非常に広い |
価格 | 安い | 普通 | 高い |
採用ケース | 激安モニタは大半がTNパネル | 中〜上位のモニタに採用 | 最上位レベルのモニタでのみ採用 |
ちなみに、IPS系パネルは非常に高価です。最近の液晶モニタ低価格化にともない、採用されるケースが激減しています。モニタブランドとして有名なナナオやNECなどの一部上位機種に採用されていますが、15万円前後〜という高額モニタとなっているため、一般向けではありません。
手に入りやすくなった今が買い時?
24インチ液晶モニタは、1〜2年前と比べて価格下落が激しいカテゴリです。割引キャンペーンなどを利用すれば、20インチや22インチ液晶を購入する場合と大差ないことも多いです。
事実、2407WFP-HCはパソコン関係のサイトや雑誌でもコストパフォーマンスが高いと評判で、「安いモニタは画質が悪い。」という先入観を打ち消してくれるモニタと紹介されています。
広い表示解像度が欲しい方、画質重視の方、設置スペースに余裕がある方は、積極的に狙ってみてはいかがでしょうか。
DELL公式サイト 製品詳細ページ
シルバーをベースとしたシャープな新デザインを採用。24インチワイド1,920×1,200(WUXGA)大画面液晶モニタ。