DELL24インチワイド液晶「2407WFP-HC」 使用レビュー
16.(まとめ) 2407WFP-HCを使った感想
※液晶の画質評価については個人差があります。個人によって色の好みや求めるレベルが異なりますので、あくまで素人意見としてご参考ください。
高い表示解像度
2407WFP-HCは、1920×1200という広い表示解像度を誇ります。普段15.4〜17インチ前後のパソコンを使っている方にとって「別世界」と言える開放感は驚異的です。
とんでもなく広い表示解像度
また、上下178度/左右178度と視野角が広いVA系パネルを採用し、輝度は400cd(カンデラ)/m2、コントラスト比は1000:1と、画像や動画などデジタルコンテンツ用途でも十分な表示能力を誇ります。
さらに応答速度:6ms(中間階調間)と、スポーツや映画など動きが速い映像の視聴にも耐えられます。
NTSC比92%の威力
広い視野角や速い応答速度も好印象ですが、個人的に一番のお気に入りが「NTSC比92%」という色表現力。一眼レフカメラで時々撮影して楽しむ程度ですが、かなり満足しています。
【イメージ】NTSC比72%と92%
激安モニタ(NTSC比72%)と比べるとその色合いの差は明らかで、緑系や青系の色のりが非常にキレイです。
厳密に比べると15万円以上するハイスペックモニタには適いませんが、よほどこだわるプロレベルの方でなければ、半額以下(下手すれば1/3以下)で購入できる2407WFP-HCは非常に魅力的でしょう。
階調性については若干中間領域でふらつく所があるようですが、素人レベルの私にはほとんど気になりませんでした。大画面モニタで問題となる「輝度ムラ」も気にならなかったことを合わせてご紹介しておきます。
24インチ液晶も低価格時代に突入
安い24インチ液晶モニタでも10万円以上した当時、10万円を切った商品を投入した先駆者というべきDELLですが、最近になっていよいよ普及価格帯に達しました。
24インチワイド液晶が、20インチや22インチに1〜3万円前後予算アップするだけで24インチ液晶が手に入りますので、画像・動画編集を楽しみたい方は一度検討してみてください。
豊富な接続端子
2407WFP-HCは、使いこなせないほどの接続端子を搭載します。
「これでもか!」と言うほど豊富な接続端子
ノイズレスな映像を楽しめるデジタル接続(DVI端子)や、コンポーネント(赤・青・緑)を装備。パソコンだけでなく、高画質家家電プレーヤーにも対応します。
結構便利な側面端子
パソコン本体よりも存在感が大きな24インチ液晶モニタ(右は拡張型デスクトップ:Inspiron 530)
クルッと回せば、YAHOOが全画面表示できるモニタに早変わり
唯一スピーカーを内蔵していないのが残念ですが、別売りで外付けスピーカー「AS501」が購入できます。液晶パネル部の下に装着して使うタイプなので、設置スペースを気にする必要はありません。
外付けスピーカーユニット「AS501」
2407WFP-HCの主なスペック
- パネル概要
- 24インチワイド(表示解像度:1920×1200ドット)、最大発色数 約1677万色
- パネル性能
- 視野角 上下/左右とも178度 、400cd/m2、コントラスト比 1000:1、応答速度 16ms(白黒)、6ms(中間階調)
- 搭載端子
- DVI-D(HDCP対応)、D-Sub 15ピン、コンポーネント、S-Video、コンポジット、USB 2.0×4
- メディアカードリーダー
- CF TypeII、SDメモリーカード、MMC、メモリースティック、スマートメディア
- チルト角度
- 上21度/下3度、スイベル角度 左45度/右45度、高さ調節:約100mm
- 消費電力
- 通常95〜110ワット/待機時2ワット以下
- 本体サイズ
- 559.7(幅)×195(奥行き)×387.9〜487(高さ)ミリ、重量:約8.3キロ
15.専用スピーカー「Dell AS501」を試す (その3)<< >>17.2407WFP-HCはこんな方にお勧め
DELL公式サイト 製品詳細ページ
シルバーをベースとしたシャープな新デザインを採用。24インチワイド1,920×1,200(WUXGA)大画面液晶モニタ。