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ST2210の使用レビューをご紹介。21.5インチ液晶モニタを購入するなら、ST2210がお勧めです。

ページ更新:2010/3/11
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DELLパソコンの使い心地を1ランクアップしたい方にお勧めしたい、各種周辺機器の導入例をご紹介。DELL公式サイトで購入できるモノを中心に、多くの写真レビューでお伝えします。

DELL21.5インチワイド液晶「ST2210」 使用レビュー

21.5インチ液晶モニタ「ST2210」の詳細レビューをご紹介します。

1.DELLの低価格21.5インチワイド液晶モニタ「ST2210」

最近のデスクトップパソコン用モニタの売れ筋は、表示範囲が広い21.5インチ〜22インチのワイド液晶モニタです。最近のデフレや価格競争によって1万円台から購入できるため、従来主流だった17〜19インチよりも大画面側に売れ筋がシフトしています。

中でも今回ご紹介するST2210は、激安にも関わらず地デジやブルーレイ映画の視聴にも完全対応するフルHD解像度を実現しています。従来の17インチ前後の液晶モニタよりも表示範囲が横方向に広いので、複数のウィンドウを開く作業も快適です。

手軽に購入できる21.5インチワイド液晶モニタ「ST2210」

今回ご紹介するST2210は、DELL液晶モニタラインナップの中における、低価格かつ高解像度なエントリーモニタです。

スリムでシンプルなST2210。無駄なモノを全てそぎ落とした”潔い”モニタです
スリムでシンプルなST2210。無駄なモノを全てそぎ落とした”潔い”エントリーモニタです。ピアノブラック/シルバー/ホワイトの落ち着いた3色デザインを採用していますので、どんな部屋にもピッタリ合います。

ST2210にはUSB端子やWebカメラなど、中〜上位クラスのモニタでは当たり前となっている各種機能が全く搭載されておらず、モニタとして”画面を映し出す”機能しか搭載してません。映像表示設定も昔ながらの押しボタン方式で、コストのかかるタッチセンサー式などを採用しないことにより激安価格を実現しています。

機能は、画面右下にある表示設定ボタンのみというシンプルさ
機能は、画面右下にある表示設定ボタンのみというシンプルさ。まさに「画面が表示できればそれだけで良い!」という開発趣旨が聞こえてきそうなモニタで、Webカメラも内蔵スピーカーもありません。

表示設定ボタンの下にある電源ボタン
表示設定ボタンの下にある電源ボタン。この電源ボタンと上記でご紹介した表示設定ボタン以外、何も存在しません。(笑)

安価なモニタなので、接続端子は最小限
安価なモニタなので、接続端子は最小限。と言っても、左からDVI、HDMI、アナログミニD-sub15ピン、ヘッドフォン出力など、一般的な接続端子群は並んでいます。古いモニタからそろそろ買い替えたい方は検討してみてください。

画面をチェック

ST2210は、液晶パネルにおいても最近の主流である光沢タイプではなく、非光沢タイプを採用しています。背面の室内風景や蛍光灯などの映り込みが少なく目も疲れにくいので、インターネットや文書作成などビジネス用途にも最適です。

この価格で1920×1080というフルHDに対応する表示解像度を誇ります
写真ではわかりにくいですが、映り込みが少ない非光沢パネルを採用。輝度も高いですし、色についても激安価格の割にそれほど悪くありません。

表示解像度は、ブルーレイや地デジにも対応する1920×1080です
表示解像度は、ブルーレイや地デジにも対応する1920×1080です。この価格帯でフルHDに対応する表示解像度というのは、スゴイ技術進歩です。縦横比も16:9なので映画視聴に最適ですし、複数のファイルを開きながらのビジネス用途にもおすすめします。

安価なTNパネルなので、視野角はそれほど広くありません
安価なTNパネルなので、視野角はそれほど広くありません。45度付近まで傾けると、さすがに色は変化します。写真や動画視聴を主用途とした位置付けモニタではないので、視野角に対する割り切りは必要でしょう。

以下、ST2210の詳細部についてご紹介します。

前面をチェック

モニタフレーム下部を拡大
モニタフレームを拡大。モニタフレームは光沢処理されており、最近の流行を周到しています。フチが白いので、デザインが引き締まってます。最近のDELL標準キーボードでこの組み合わせを採用することが多いのですが、デザインがDELL開発者の中で高評価なのでしょうか。

モニタ下部を拡大
モニタ下部を拡大。シルバーに光るDELLロゴが中央に配置されています。上位モニタほどの高級さは感じられませんが、デザインがシンプルなので違和感はないと思います。

電源ボタンは通電時に白く点灯します
電源ボタンは通電時に白く点灯します。

スタンバイ状態になると橙色になります
スタンバイ状態になると橙色になります。

背面をチェック

ST2210を背面から見る
ST2210を背面から見る。シルバー、ホワイト、ブラックの3色デザインです。

背面は清潔感あるホワイトで統一
背面は清潔感あるホワイトで統一。唯一ブラック色のスタンドが足下を引き締めるデザインになってます。

背面には大きなDELLの文字あり
背面には大きなDELLの文字あり

モニタ下部には、写真のような突起部分があります
モニタ下部には、写真のような突起部分があります。別途購入できるモニタ用スピーカを取り付けるためのモノです。

光沢処理の背面に対して、樹脂感丸出しのスタンド部分
光沢処理の背面に対して、樹脂感丸出しのスタンド部分。安価なイメージは否定できませんが、触っても冷たくないです。

スタンド台を拡大
スタンド台を拡大。基本的にはつや消しですが、周囲のみ光沢処理されています。

側面をチェック

ST2210を横から見る
ST2210を横から見る。中心に向かって丸みを帯たデザインなので、ビジネスモニタのような堅苦しい雰囲気はありません。薄いので、奥行きもそれほど必要ないです。横から見ると、一体型デスクトップパソコンのStudio One 19に似てますね。

安価なモニタなので、前後にのみモニタの角度が調整できます
前後にのみモニタの角度が調整できます。安価なモニタなので、左右には振れません。

本体上部を拡大
本体上部を拡大。前面と背面の境目はシルバーかつメッシュ加工になってます。安価なモニタなので継ぎ目のデザインは甘いですが、実際の使い勝手に影響する部分ではないです。

右側面にある表示設定ボタンを拡大
右側面にある表示設定ボタンを拡大。質感は貧素ですが、押しやすいです。

表示設定ボタンを押す前
表示設定ボタンを押す前

表示設定ボタンを押した後
表示設定ボタンを押した後。見た目よりも、クリック感は少し深めです。

OSDメニューも設定してみましたが、通常のDELLもモニタと変わりません。仕様がシンプルなだけに初期設定さえすれば、ほとんど(故障するまで?)触る機会はないように思います。

ST2210 購入まとめ

ST22はシンプルなデザインと機能に限定することによって、かなり安く購入できます。せめてUSBメモリの搭載はして欲しかったところですが、安価なモニタとして割り切る必要があるのかもしれません。

パネルも安価なTNパネルであり決して玄人向けではありませんが、インターネットや文書作成など一般用途であれば十分使えます。作業範囲を示す表示解像度も1920×1080とかなり広いので、古いモニタを使っていらっしゃる方はパソコン本体と一緒にST2210とのセット購入も検討してみてください。

DELL公式サイト 製品詳細ページ

ST2210
21.5インチワイド液晶モニタ ST2210。製品詳細についてはST2210(DELL公式ページ)で御確認ください。

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