DELLプレミアムデスクトップ Studio XPS 8000 使用レビュー
Studio XPS 8000は比較的低価格で購入できるDELLプレミアムデスクトップ。
画像・動画編集や最新3Dゲームを楽しむ方におすすめします。
Studio XPS 8000の電源ユニットを交換する
5.DELL標準電源ユニットの内部をのぞく
参考までに、Studio XPS 8000に内蔵されていた標準電源の内部をのぞいてみました。
Studio XPS 8000に内蔵されていた標準電源
Studio XPS 8000に内蔵されていた標準電源の内部。標準電源らしく、部品数や使用材料も一般的です。プレミアムなStudio
XPSシリーズブランドに関わるためか、粗悪という印象ではありませんでした。
入力1次側のコンデンサ。「Elite」のロゴが見えます。金山電子工業という海外製です。
その他の入力1次側の部品は少なく、LITEON社ロゴが見えます。
電源ケースに取り付けられている入力1次側コイル
比較的大きな放熱シンクの中にも見えます。
2次側は部品が少なく、高級感はありません。DELLに限らず、一般的なBTOメーカーの標準電源はこのような印象です。
定番低価格電源ユニットCore3-500と比較する
4000円前後で購入できる定番電源ユニットと比較してみました。
Studio XPS 8000の標準電源ユニット(左)、Core3-500(右)。大きさは同じですが、見た目の高級感が違います。
Studio XPS 8000の標準電源ユニット(下)、Core3-500(上)。ファンの大きさが大きく違います。Core3-500は大きな12cmファンを搭載していますので、動作が非常に静かです。
Core3-500(左)、Studio XPS 8000の標準電源ユニット(右)。内部を一目見ただけでも、部品数がまるで違います。
1次側にはパナソニック製コンデンサを採用。この価格帯で採用している点は評価できます。
ファンは12cmの「KAZE JYUNI」を採用。回転数が最低500rpmと非常に静かです。
ファンコントローラ(写真中央部)もヒートシンクに固定されています。
80%高効率電源ユニットEA-650と比較する
次に、ちょっと豪華な8000円前後の電源ユニットと比較してみます。
80%高効率電源ユニットEA-650の内部。この価格帯になると、一気に部品サイズが大きくなり、搭載数も増えます。
Studio XPS 8000の標準電源ユニット(左)、EA-650(右)。構成している部品の内容がまるで異なります。
Studio XPS 8000の標準電源ユニット(左)、EA-650(右)の外観を比較。高効率タイプは、1サイズ大きくなる場合が多いです。
1cmほど電源サイズが大きいです。パソコン本体ケースが小さな場合における電源ユニット交換は注意が必要です。
当然、大型ファンを採用しています。音が非常に静かです。
1次側コンデンサには、SAMXONという香港製を採用。1万円を超える高効率電源ユニットであれば、国内メーカーコンデンサが採用される場合が多いです。
力率改善のためのActive PFC回路が搭載されています。
スイッチング回路(下)から整流回路(上)においても、高効率化を狙った部品構成になります。
このように、別購入できる電源ユニットは内部に大型部品を採用し、その数も豊富です。高効率や安全性が重視されていますので、長期的に使い続けたい方には電源ユニット交換のメリットはあります。メリットとデメリットを踏まえて、ご検討ください。
DELL公式サイト 製品ページリンク
Studio XPS 8000の後継機種 Studio XPS 8100
最新Core i7/i5搭載のDELLハイエンドデスクトップ Studio XPS 8100。
詳細はStudio XPS 8100(DELL公式ページ)をご参照ください。
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