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Studio XPS 8000使用購入レビューをご紹介!Studio XPS 8000の購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2009/12/7
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DELLプレミアムデスクトップ Studio XPS 8000 使用レビュー

Studio XPS 8000は比較的低価格で購入できるDELLプレミアムデスクトップ。
画像・動画編集や最新3Dゲームを楽しむ方におすすめします。

【おまけ】Studio XPS 8000にSSDを導入して爆速処理を目指す

Studio XPS 8000にSSDを導入する

Studio XPS 8000の購入を検討されている方は、画像や動画編集、3Dゲームなど重負荷用途を想定していらっしゃるのではないでしょうか。現在想定していないとしても、「将来的に長い期間使えるCore i7を手に入れておきたい」方もいらっしゃると思います。

前述までのレビューのとおり、Studio XPS 8000は、Windows7 64ビット版、4GBを超える大容量メモリ、最新3Dゲームも快適にプレイできるビデオコントローラなど非常に高性能パーツのオンパレードです。そのことに疑いの余地はありません。

ところが、性能を追求したい中〜上級ユーザーの方であれば、唯一気になるポイントがあります。それは、ハードディスクの転送速度です。

Windows7エクスペリエンス値を見ても、全体的に高スコアです
Studio XPS 8000のWindows7エクスペリエンス値の一例。全体的に高スコアですが、ハードディスクが足を引っ張っている感は否めません。

では、どうしたら良いのか?

ハードディスクを2台組んで、RAID0(ストライピング)するという手もありますが、今回ご紹介するのはパソコン自作市場で人気急上昇中のSSDです。Solid State Drive(ソリッド・ステート・ドライブの略称)と呼ばれる、フラッシュメモリで構築された記録媒体のことです。

高速なデータ読書が可能なSSD
高速なデータ読書が可能なSSD。写真は、私が今年の夏に購入したVERTEX SERIESの30GBタイプです。今はもっと高性能なSSDがたくさん販売されていますが、当時は割と高性能なSSDでした。今回、このSSDでもかなり効果的な結果が出ましたので、最新SSDで換装すれば、とんでもないことになるかもしれません。

ハードディスクに比べると高価かつ記録容量が少ない、安価な製品によっては書き込み速度が遅いなどデメリットもありますが、読み込み速度が非常に速いので性能重視の中〜上級ユーザーに人気を誇ります。最近では、かなり価格もこなれてきましたので、「将来的なSSDへの換装」を1つの手法と考えても面白いでしょう。

ハードディスク SSD
【参考】データ転送速度を計測するベンチマークソフト「Crystal Diskmark」のスコアを比較例。左がハードディスク、右がSSD、速理論値としては約2倍の性能差を誇ります。

この記事を書いている2009年12月現在ではDELLデスクトップパソコンでの採用はありません。

そこでSSDへの換装を行ってみましたが、システム用(Cドライブ)に高速なSSDを採用すると、OSの起動やアプリケーションの操作が明らかに速いです。

  • SSDを別途購入する必要がある(当時、約1万5千円で購入)
  • OSを入れ直す必要がある(付属のCDを使う)
  • DELLのアフターサポートから外れる(ハードディスクに戻せばOK?)
  • SSDは記録容量が少ないので、大容量データの保存はハードディスクを併用

と完全に自己責任的な部分が大きいですが、SSDの体感速度を一度味わってしまうと、なかなかハードディスクには戻れません。DELLのサポート対象外となり、完全に自己責任での範囲となりますが、参考までにご紹介しておきます。

Studio XPS 8000におけるハードディスク→SSDへの換装手順

※以下の記述は、当サイトの管理人が自己責任でSSDを運用しているネタとしての事例です。サイトをご覧頂いている全ての方に推奨する内容ではなく、仮に実践されたとしても動作や性能アップを保証するものではありません。くれぐれも自己責任でお願いします。

Studio XPS 8000の側板を取って、内部にあるハードディスクを確認します
まず、Studio XPS 8000の側板を取って、内部にあるハードディスクを確認します。

ハードディスクに挿さっている2本のケーブルを抜きます
ハードディスクに挿さっている2本のケーブルを抜きます。

次にSSDを搭載しますが、ハードディスクよりもサイズが小さいので、ハードディスクベイにキチンと収まりません。パソコンパーツに詳しい方は、別途マウントパーツを購入するなどして固定してください。

ちなみに、Studio XPS 8000ではかなり力業ですが・・・金具パーツなしでもSSDを内蔵することが可能です。

その方法とは、

の位置に無理矢理ビス止めです
この位置にむりやりビス止めする方法です。(笑)
本来はハードディスクのように垂直に立ててネジ止めしますが、SSDでは放熱用の穴にむりやり水平止めできるのです。

SSDをむりやりビス止めした部分を拡大
SSDをむりやりビス止めした部分を拡大。ちょっと穴がズレてますが、しっかりと止まります。SSDはハードディスクのように重くなく、ディスクが回転することもありませんので、これでも十分使用に耐えられます。

SSDのコネクタを確認します
SSDのコネクタを確認します。左が電源コネクタ、右がSATAコネクタです。

ードディスクに接続されていた2本のケーブルをSSDに接続します
ハードディスクに接続されていた2本のケーブルをSSDに接続します。付属のSATAケーブルが短いので、写真のようにギリギリでした。SATAケーブルをお持ちの方は挿し替えた方が良いです。SSDを上下反対向きに固定しても良いかもしれません。

これで、SSDの固定が完了しました。

後は、付属する再インストールメディアを使って、Windows7を再セットアップすればOKです。手順については後述しますので、ご興味のある方は参考にしてください。

次ページでは、先に、気になるSSDへの性能について詳しくご紹介します。

DELL公式サイト 製品ページリンク

Studio XPS 8100
Studio XPS 8000の後継機種 Studio XPS 8100

 最新Core i7/i5搭載のDELLハイエンドデスクトップ Studio XPS 8100。
  詳細はStudio XPS 8100(DELL公式ページ)をご参照ください。

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