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Studio XPS 8100レビューをご紹介!Studio XPS 8100の購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2010/2/6
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DELLプレミアムデスクトップ Studio XPS 8100 レビュー

Studio XPS 8100は比較的低価格で購入できるDELLプレミアムデスクトップ。
画像・動画編集や最新3Dゲームを楽しむ方におすすめします。

Studio XPS 8100の内部を探る!

【内部調査編2】 CPUとその周辺編

CPU周辺を拡大
CPU周辺を拡大。下位機種と同じ程度のCPUクーラー(画面中央部)と、排気ファン(左)が見えます。排気ファンは一般的な9cmファンです。高性能な割に省電力なCore i7/i5搭載機種なので、排気ファンの大きさも普通です。

CPUクーラー周り
CPUクーラー周り。劣化に強い個体コンデンサを中心に、有名ブランドのアルミ電解コンデンサを配置。一時期のDELLハイエンドモデルでは個体コンデンサの採用率が高かった記憶があるのですが、最近はパーツの省電力化が進んでおりそこまで神経質にならなくても良いということでしょうか?コスト狙いもあるでしょうが。

CPUクーラーを真上から撮影
CPUクーラーを真上から撮影。一般的なリテールクーラーとほぼ同じ大きさです。CPUクーラーとメモリ(右)の間が狭いので、メモリ拡張時は手狭です。

CPUクーラーの固定軸はDELLの従来機種とは違って、リテールクーラーと同じ押しピンタイプ
CPUクーラーの固定軸はDELLの従来機種とは違って、リテールクーラーと同じ押しピンタイプ。ドライバ不要なので簡単に取り外し可能です。ただ、旧機種のStudio XPS 8000では質感高い銀メッキ軸だったことを考えると、「見た目の高級感」よりも「作業性の向上」が重視されたようです。個人的には銀メッキ軸の方が好きだったのですが、Studio XPS 8100はマイナーチェンジ機種ながら、こんな細かい部分も改善されています。

銀メッキされたCPUファンの固定軸
【参考】Studio XPS 8100のCPUクーラーを拡大。Studio XPS 8000では、銀メッキされたCPUファンの固定軸でした。DELLの安価な機種では見かけられない質感だったので少々残念です。

CPUクーラーを取り外した状態
CPUクーラーを取り外した状態。ここがStudio XPS 8100の心臓部です。

右側にバーが付いてます
右側にバーが付いてますので、上方向に持ち上げるとカバーが開きます。

カバーを開いて、CPUを取りだした状態
カバーを開いて、CPUを取りだした状態。故障の原因となるので、端子部には触れないでおきましょう。

Core i7/i5とCore 2 Duo/Quadの違いは?

Core i7/i5とCore 2 Duo/Quadの違いについて、簡単にご紹介しておきます。

Core i7/i5とCore 2 Duo/Quadの概要比較
CPU名 Core i7 860 Core i5 750 Core i5 650 Core 2 Quad Core 2 Duo
対応CPUソケット LGA1156 LGA1156 LGA1156 LGA775 LGA775
コア数 4 4 2 4 2
スレッド数 8 4 4 4 2
ターボ・ブースト機能 - -
ハイパースレッディング機能 - - -

最近のCPUラインナップは非常にややこしいことになっており、同じCore i5シリーズでも、Core i5 750とCore i5 650は仕様が異なります。前者はクアッドコア、後者はデュアルコアCPUであり、ハイパースレッディング機能の有無によってどちらも4スレッド動作します。一般用途であれば大差はありませんが、高負荷作業になると物理的に4コアあるCore i5 750が実力を発揮します。

Core i7 860(左)とCore 2 Duo E8500(右)を比較
外観を比較。Core i7 860(左)とCore 2 Duo E8500(右)。見た目こそ若干違うものの、大きさは全く同じです。

Core i7 860(左)とCore 2 Duo E8500(右)を裏側から比較
Core i7 860(左)とCore 2 Duo E8500(右)を裏側から比較。Core i7 860はLGA1156なので接触端子が多く、Core 2 Duo E8500はLGA775なので接触端子が少ないです。中央部の構造も全く違います。これが全く互換性がない理由です。

Studio XPS 8100のCPUクーラーをまじまじと見る

CPUクーラーに関して、旧機種のStudio XPS 8000から変更されている点があります。

Studio XPS 8100のCPUクーラーを取り外してみました
Studio XPS 8100のCPUクーラーを取り外してみました。旧機種ではドライバでのネジ止めタイプでしたが、Studio XPS 8100では手で回せる押しピンタイプに変更されています。細かい部分ですが、CPU交換時に便利です。

クーラーの構造はリテール版と同じ
クーラーの構造はリテール版と同じ。できるだけ放熱面積を広く取ろう、という意志がはっきりと見えますが、クーラーの裏は一般的な素材でした。発熱量が多いCPUでは、熱伝導性が高い銅などが採用されている場合が多いですが、省電力化された新Core i7/i5では過大設計なのでしょう。

押して回す押しピンタイプの固定ネジ
押して回す押しピンタイプの固定ネジ。回す方向に←が付いてます。

固定部を拡大
固定部を拡大

Core i7のリテールCPUファンと比較

Core i7に付属していたリテールファン(右)と比較
Core i7に付属していたリテールファン(右)と比較。Studio XPS 8100(左)の方が、クーラー部が少し大きいです。

押しピン固定は同じです
押しピン固定は同じです。

Studio XPS 9000のCPUファンと比較

上位のStudio XPS 9000のCPUファン(左)と比べると、Studio XPS 8100のCPUファン(右)は本当に小さいです
上位のStudio XPS 9000のCPUファン(左)と比べると、Studio XPS 8100のCPUファン(右)は本当に小さいです。

DELL公式サイト 製品ページリンク

Studio XPS 8100

 最新Core i7/i5搭載のDELLハイエンドデスクトップ Studio XPS 8100。
  詳細はStudio XPS 8100(DELL公式ページ)をご参照ください。

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