DELLプレミアムデスクトップ Studio XPS 8100 レビュー
Studio XPS 8100は比較的低価格で購入できるDELLプレミアムデスクトップ。
画像・動画編集や最新3Dゲームを楽しむ方におすすめします。
Studio XPS 8100の内部を探る！
【内部調査編１】 チップセットと電源編
各パーツを1つずつ詳しくご紹介します。内容が少し難しいので、パソコン初心者の方は読み飛ばして頂いても結構です。
Studio XPS 8100の内部全体写真
チップセット
基本性能となるチップセットですが、Studio XPS 8100では最新Core i7/i5に対応するインテル H57 Expressを採用。基本性能が高く、処理負荷が高い作業に最適です。
写真中央部の基盤に刻印されているように、Studio XPS 8100はインテル H57 Express
チップセットを採用しています。
電源
Chicony社の電源を採用。DELLパソコンの中では、比較的大きな350W電源容量です。使用頻度が高い12V出力は12A、18A出力の2系統です。Express
電源出力コネクタもありますので、RADEON HD 5770やGeForce GTX240など別途入力電源が必要な高性能ビデオコントローラにも対応しています。ちなみに、旧機種Studio
XPS 8000ではLiteon社の電源が採用されていました。
Studio XPS 9000の電源容量が475Wであることを考えると、消費電力が多いCore i7 900シリーズや上位ビデオコントローラの搭載などを勘定して、約100Wの容量差を付けているのでしょう。
電源容量や信頼性などを重視するハイエンドユーザーであれば、電源交換という選択肢(DELサポート対象外になりますが)もありますが、一般ユーザーであればStudio XPS 8100の電源容量でも不足を感じることはないと思います。
電源ユニットの交換例。標準電源ユニットは140×150×86なので、同サイズの電源ユニットであれば問題なく収まります。
ワンサイズ大きな152×150×86タイプも交換可能ですが、ケーブルが多い電源は収納がツライ場合がありますのでご注意ください。興味のある方は、レビュー：Studio XPS 8000の電源ユニットを交換する「同サイズの電源ユニット(140×150×86)を取り付ける場合もしくは」「1サイズ大きな電源ユニット(152×150×86)を取り付ける場合」をご参照ください。
電源下側を見ると、効率的に電源内部が冷えるようにスリットが入ってます。
Studio XPS 8100ではExpress 電源出力コネクタは1系統です。ちなみに上位機種のStudio
XPS 9000では2系統です。
【参考】Studio XPS 9000はExpress 電源出力コネクタが2系統(ビデオコントローラに挿さっている分と手で持っている分)。
電源の前面側もスペースが広く、狭苦しくありません。
Studio XPS 8100のメディアトレイの裏側周辺。写真中央に見えている黒い物体は、本体上面のメディアトレーにあるUSB2.0端子や音声端子のユニットです。ケーブルの行き先はマザーボードです。
Core i7、4GBメモリ、HDD×1台、RADEON HD 5770の構成において、3DMark06を使ってビデオコントローラに負荷をかけてみましたが、消費電力は154W前後と省電力化されています。
ちなみにアイドル時の消費電力は、スタンダードデスクトップ並の58W前後とスゴイです。
DELL公式サイト 製品ページリンク
最新Core i7/i5搭載のDELLハイエンドデスクトップ Studio XPS 8100。
詳細はStudio XPS 8100(DELL公式ページ）をご参照ください。
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