Studio XPS 8100のレビューをご紹介!Studio XPS 8100の購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
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ページ更新:2010/4/24 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
DELLプレミアムデスクトップ Studio XPS 8100 レビューStudio XPS 8100は比較的低価格で購入できるDELLプレミアムデスクトップ。 コストパフォーマンスが高いCPUはどれ? Core i7-860 VS Core i5-750 VS Core i5-650【3CPU対決! その3】 画像や動画を主用途とする、負荷が重いベンチマーク「PCMark Vantage」前ページでは実作業を想定したベンチマークテスト「PCMark05」での性能比較をご紹介しました。今ページでは、高画質写真やハイビジョン動画の編集など、もう少し処理が重い作業に重点を置いたベンチマークソフト「PCMark Vantage」を使って性能比較を行います。
PCMark Vantageでは、結構おもしろい結果が出ています。 総合スコアである「PCMark Suite」では、上位〜下位CPUまで数%前後のスコア差で推移していますが、各項目を見ると個性が出ていることがわかります。 画像や動画、ゲーム用途に強いクアッドコアCPUまず、Core i7-860やCore i5-750は、全体的に高いかつ安定したスコアを計測しています。クアッドコアCPUであること、メモリ周りの通信速度が高速であることが影響しているのでしょう。画像や動画、ゲームなど重負荷作業に一押しであることは間違いありません。 中でも、「TV and Movies Suite」や「Gaming Suite」、「Music Suite」など処理負荷が重い項目で強さを発揮し、Core i7-860はCore i5-650の約1.2〜1.3倍ほど高スコアになる項目もあります。最近ではマルチスレッド対応のアプリケーションも増えているので、対象アプリをお使いの方はさらに処理速度に差が出ます。性能重視かつ予算に余裕がある方は、積極的に狙ってみてください。 軽微な作業に強いデュアルコアCPU反面、Core i5-650は「Communicati Suite」スコアが突出しています。 データの暗号化、データの圧縮&Windows Mailのコピー処理など、マルチコアの恩恵を受けない、かつ、高い定格動作周波数が向いている処理が中心だからでしょうが、 2010年5月3日追記Core i5-650(32nmプロセス、Westmere)では、AES-NI(Advanced Encryption Standard:米国政府標準の暗号方式)と呼ばれる命令群が追加されているため、AESのデータ暗号化/復号化処理を含むCommunication Suiteでのスコア差が大きくなっています。普段、このスコア差を感じることはないと思います。 他のテストは全て上位CPUに負けているにも関わらず、Core i5-650の総合スコアが高いのはこのテストの影響です。動画やゲームなどに重点を置かなければ、デュアルコアCPUでも十分対応できることになりそうです。であれば、ハイエンドなStudio XPS 8100ではなく、下位シリーズのInspiron 580でも良い気もしますが・・・。 DELL公式サイト 製品ページリンク最新Core i7/i5搭載のDELLハイエンドデスクトップ Studio XPS 8100。 【3CPU対決! その2】 実作業での快適さを測定する「PCMARK05」<< >>【3CPU対決! その4】 3Dオンラインゲームに対応できる数値を示す「3DMark06」 |