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Studio XPS 8100レビューをご紹介!Studio XPS 8100の購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2010/10/29
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DELLプレミアムデスクトップ Studio XPS 8100 レビュー

Studio XPS 8100は比較的低価格で購入できるDELLプレミアムデスクトップ。
画像・動画編集や最新3Dゲームを楽しむ方におすすめします。

Core i7-800シリーズ最上位のCore i7-880を選ぶ価値はあるか?仮想Core i7-880でベンチマークしてみた

【仮想Core i7-880の実力をチェック! その4】 ファイナルファンタジー14やロストプラネット2、ストリートファイターW、バイオハザード5などの人気ゲームでベンチマークテスト

前ページでは、3Dゲームに特化したベンチマークテストの比較をご紹介しました。このページではファイナルファンタジー14やロストプラネット2、ストリートファイターW、バイオハザード5などの人気ゲームでベンチマークテストした結果をご紹介します。

ファイナルファンタジー14のベンチマークテストで比較

いよいよ発売された超大作ゲームファイナルファンタジー14のベンチマークテストを試してみました。設定は、標準1280×720と高解像度1920×1080の2種類です。

ファイナルファンタジー14のベンチマークテスト

ファイナルファンタジー14のベンチマークテストでの性能比較
機種名 Core i7-870 仮想Core i7-880 備考
標準:1280×720 4494 4492 変化なし
高解像度:1920×1800 2413 2444 同上

4000前後あればプレイ可能とされるファイナルファンタジー14のベンチマークテストですが、標準および高解像度ともスコアにほとんど変化が見受けられませんでした。グラフィックだけでなくCPUにも高い性能を求められるテストのはずですが、Core i7クラスになると動作周波数が少し変化したところでスコアに影響ないようです。

ロストプラネット2のベンチマークテスト比較

ロストプラネット2
ベンチマークが最近公開された「ロストプラネット2」。グラフィック負荷が高いベンチマークテストです。

Phenom II X6 1055Tで、ロストプラネット2のスコアは1280×720時は38.8(B)、1920×1200時は44.8(B)です
標準解像度ではそこそこプレイできるB評価。ただしCPUの違いはないようです。

ロストプラネット2のベンチマークテストでの性能比較
機種名 Core i7-870 仮想Core i7-880 備考
1280×720 41.3(B) 40.8(B) 全く変化なし
1920×1200 27.7(C) 27.3(C) 同上

仮想Core i7-880の方がわずかながらスコアダウンするほどの誤差レベルです。Core i7-880よりもビデオコントローラに予算を充てた方がよさそうです。

ストリートファイターWのベンチマークテストも比較

3Dゲームで定評あるカプコンのストリートファイターWのベンチマークテストを試してみました。設定は、標準的な1280×720、高解像度1920×1200(グラフィック効果最大)の2種類です。

ストリートファイターW

ストリートファイターWのベンチマークテストでの性能比較
機種名 Core i7-870 仮想Core i7-880 備考
1280×720 29412 / 294.77FPS 29635 / 297.45FPS 仮想Core i7-880が少しだけ高スコアでしたが、プレイには全く影響がありません。
1920×1200
(グラフィック効果最大)
7500 / 94.83FPS 8047 / 101.87FPS 高表示解像度かつグラフィック効果を最大にすると少し差が出ましたが、Core i7-870でも60FPSを余裕で超えているため問題なし。

ストリートファイターWは比較的動作が軽いゲームなので、ミドルレンジGeForce GTX 460やRadeon HD 5770を選んでおけばCPUの影響は全くありません。Core i7-880にアップグレードするとスコアは少し上がりますが、ゲームプレイに全く影響がない程度です。フルハイビジョンモニタでプレイするストリートファイターWは大迫力なので、最大グラフィック効果でのプレイがおすすめです。

バイオハザード5のベンチマークテスト比較

定番ゲーム「バイオハザード5」
定番ゲーム「バイオハザード5」。標準解像度では119.6(S)と文句なしのスコアです。

バイオハザード5のベンチマークテストでの性能比較
機種名 Core i7-870 仮想Core i7-880 備考
標準解像度:1280×720 118.5(S) 119.6(S) 全く変化なし
高解像度:1920×1200 84.3(A) 84.1(A) 同上
高解像度かつグラフィック効果(8xAA):1920×1200 69.9(A) 69.8(A) 同上
※ハード性能を厳密にチェックするベンチマークテストBを採用

純粋な性能を測定するベンチマークテストBにおいて、両CPUとも、全くスコアに変化がありません。標準解像度でこそ微妙に仮想Core i7-880が上ですが、そもそも100FPSを超えているのでメリットがないです。高解像度ではCPUの影響が少なくなるためか、誤差レベルにとどまります。

その他の3Dゲームベンチマークテスト結果もご紹介

その他3Dゲームベンチマークスコアをご紹介します。

モンスターハンターフロンティア絆のベンチマークテストでの性能比較
機種名 Core i7-870 仮想Core i7-880 備考
1280×720 11789 11759 仮想Core i7-880が低スコアになる場合もあり、アップグレードする必要性は薄い
1920×1200 5531 5362 同上

ラストレムナントのベンチマークテストでの性能比較
機種名 Core i7-870 仮想Core i7-880 備考
1280×720 183.23 184.51 Core i7-870でも十分過ぎるほどの性能
1920×1200 90.58 90.67 同上

前ページ「【ベンチマーク比較 その3】 3Dオンラインゲームに対応できる数値を示す「3DMark06」と「3DMarkVantage」」でもCore i7-880を選ぶメリットは見られませんでしたが、今ページでご紹介したファイナルファンタジー14、ロストプラネット、ストリートファイター4、バイオハザード、モンスターハンターフロンティア絆など定番ゲームのベンチマークテストでも同様の結果でした。

ゲームによっては、若干のスコアアップが見込める場合もありますが、Core i7-870とCore i7-880の性能差よりもビデオコントローラ性能の影響が大きいので、CPUへの投資効果は薄いです。少なくとも、Studio XPS 8100でカスタマイズ可能なビデオコントローラでのゲーム用途では、Core i7-880のメリットはありません。

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