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DELL Studio XPS 9000レビューをご紹介!DELLパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2009/12/4
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DELLハイエンドデスクトップ Studio XPS 9000 レビュー

Studio XPS 9000は、ハイエンドCPU「Core i7」を搭載するDELLの高性能デスクトップパソコン。画像や動画などデジタルコンテンツ系用途に強く、下位機種とは一線を画した性能と拡張性が魅力的です。

Studio XPS 9000の概要

(速報2) Core 2 Quadとは大きく違う性能を誇るCore i7

Studio XPS 9000は、4つのコアを持つCore i7が搭載可能です。Studio Desktopで採用するCore 2 Quadの大きな違いは、動作周波数を上昇させて自動的に性能アップしてくれるターボブースト機能と、擬似的に8コア動作が可能なハイパースレッディング機能です。

【魅力その1】ターボブーストがスゴイCore i7

Core i7/i5はターボブートと呼ばれる動作周波数を一時的に上昇させる機能を有しています。

処理を行っていないコアを使って、動作周波数を一時的に上昇させるターボモード
処理を行っていないコアを使って、動作周波数を一時的に上昇させるターボモード。コア数に依存しない古いアプリケーションでも、処理速度アップの効果が期待できます。

例えば、今回ご紹介しているCore i7 860(動作周波数:2.8GHz)の場合ですと、

約1.6GHまで下がって省電力化
アイドル(負荷がかかっていない)時の動作周波数は約1.6GHまで下がって省電力化していますが、

負荷がかかると2.8GHz前後まで上昇します
負荷がかかると2.8GHz前後まで上昇します。(インテルが公表している理論値は2.93GHzです。)

ターボブースト機能を搭載していれば、アイドル時は動作周波数を下げて省電力化、ピーク時は最大限まで動作周波数を上げて処理速度をアップしてくれます。もちろん、負荷やCPUの使用率等を考慮して自動的に判断してくれますので、普段は全く気にしなくてもターボブースト機能を受けることができます。

ただし、Studio XPS 8000で搭載可能なCore i7 860では、動作周波数が3.45GHzまで上昇したことを考えると、Core i7 920では少々物足りない気がします。予算に余裕がある方は、上位のCore i7であるCore i7 960(動作周波数:3.20GHz)を狙ってみてください。ターボブースト機能によって、最大3.46GHzまで上昇します。

【魅力その2】対応ソフトであれば爆速処理!ハイパースレッディング機能

Core i7は、擬似的8コア動作が可能なハイパースレッディング機能が使えます。以下に、Core2 Quadの場合とCore i7の場合をイメージ比較してみます。

コアが多いとCPU処理が速くなる

Core 2 Quadはコアを4つ搭載しますので、並列処理に強いです。処理負荷が高い作業はもちろん、複数作業を同時並行しても動作が鈍くなることはほとんどありません。

Core 2 Quadの場合
Core 2 Quadは”コア”と呼ばれる部分を4個も搭載しています。

ところが、Core i7では「Hyper-Threading(ハイパースレッディング)」という機能によって擬似的に8個のコア処理を行います。

Core i7の場合、1つのコアが擬似的に2つのコアがあるように働く機能を持つ
Core i7の場合、1つのコアが擬似的に2つのコア(計8コア)があるように働く機能を持つ。

CineBenchという3Dグラフィックベンチマークソフトを使うと、Core i7は擬似的8コアで爆速処理します
CineBenchという3Dグラフィックベンチマークソフトを使うと、Core i7は擬似的8コアで爆速処理します。その他マルチコア対応ソフトでも、処理完了速度は劇的に向上します。

CINEBENCHでベンチマーク測定
比較対象 Core 2 Duo代表 Core 2 Quad 代表 Core i7 代表
CPU名 Core 2 Duo E6750 Core 2 Quad Q6600 Core i7 920
基本スコア 5168 8521 16049
処理完了時間 2分51秒(171秒) 1分43秒(103秒) 0分55秒(53秒)

8つのコアが全て100%の能力を発揮していることがわかります
タスクマネージャで確認してもこのとおり。8つのコアが全て100%の能力を発揮していることがわかります。処理負荷が高い作業だけでなく、同時に複数作業をこなす場合でも、パワーの余裕が違います。

マルチスレッドに対応するソフトであれば、上記写真のような8並列処理で劇的な時間短縮が実現できます。CPUの動作周波数にもよりますが、Core 2 Duoの約3〜4倍という性能は魅力的です。

すべてのソフトで今回のような結果が出る訳ではありませんが、「処理速度にこだわりたい」とお考えの方はCore i7プロセッサ搭載機種をぜひ検討してみてください。

DELL公式サイト 製品ページリンク

Studio XPS 9000

 最新Core i7搭載のDELLハイエンドデスクトップ Studio XPS 9000。
  詳細はStudio XPS 9000(DELL公式ページ)をご参照ください。

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