DELLプレミアムデスクトップ Studio XPS 9100 レビュー
Studio XPS 9100は、インテル最上位CPU「Core i7-900シリーズ」を搭載するハイエンドパソコン。最大12スレッド動作するCore i7 Extreme Editionと重量級3Dゲームが楽しめるハイエンドビデオコントローラの組み合わせはStudio XPS 9100だけの特権です。
Studio XPS 9100本体チェック編
Studio XPS 9100の内部について、各部分を詳しくご紹介します。内容が少し難しくなりますので、パソコン初心者の方は読み飛ばして頂いても結構です。
【本体チェック その８】 Studio XPS 9100の内部を探る！〜ハードディスク、光学ドライブ、ビデオコントローラ編〜
増設するのが楽しくなる光学ドライブベイ
光学ドライブを内蔵する5.25インチベイを後ろから見る。
ドライブベイには、黒ネジと銀ネジが付属しています。黒ネジは光学ドライブ用のミリネジ、銀ネジはハードディスク用のインチネジです。
ハードディスク用のインチネジ(左)と光学ドライブ用のミリネジ(右)
今回内蔵しているのはブルーレイドライブです。下にもう1台光学ドライブが搭載可能な空きスペースがあります。
ドライブスロットに止められている目隠し金具。ムカデみたいですね。
目隠し金具は、Studio XPS 9100本体の凹凸で固定されるネジフリー方式です。
最大3台内蔵可能なハードディスクベイ
ハードディスクの前面部は、ほぼ全面に大きなメッシュ穴が開いてます。
ハードディスクを内蔵するベイ。下位機種では最大2台ですが、Studio XPS 9100は3台まで内蔵可能です。
ハードディスクを3台内蔵したイメージ。ハードディスクからの発熱が対流しないように、各ハードディスク間が少し開く安定動作設計です。
ハードディスクベイを後ろから見る。既出ですが、ハードディスクの前面は本体前面からの大量吸気が可能になってます。
ハードディスクを3台搭載した状態を後ろ側から見る。
SATA接続端子は、ハードディスクの後側に5つ搭載されてます。
一般用途向け最強のラインナップを誇るビデオコントローラ群
今回ご紹介しているビデオコントローラは、ATI Radeon HD 5870 1GBです。Windows 7の動作はもちろん、高精細な3Dゲームであるファイナルファンタジ14もプレイ可能です。
ハイエンドビデオコントローラ「ATI Radeon HD 5870 1GB」。ハイエンドボードなので、サイズはさすがに大きいです。安価なInspironシリーズやStudioシリーズではカスタマイズできません。高価ですが、大型モニタで細心3Dゲームを楽しむなら狙って頂きたい一品です。
Radeon HD 5870 1GBの背面端子を拡大。ディスプレイポート、HDMI、DVIを搭載。排気口は比較的小さいです。
Radeon HD 5870 1GBは、補助電源が2ヶ必要です。電源容量が大きなハイエンドデスクトップパソコンでしかカスタマイズできない理由の1つです。
Studio XPS 9100でカスタマイズできるビデオコントローラ
Studio XPS 7100でカスタマイズできるビデオコントローラ。左がRADEON HD 5870
1GB、右がRADEON HD 5770 1GBです。下位のRADEON HD 5670 1GBも選択可能ですが、Studio
XPS 9100を購入するなら最低でもRADEON HD 5770 1GBを手に入れて欲しいところです。
接続端子を比較。RADEON HD5870 1GB(左)、RADEON HD5770 1GB(右)共、どちらも2スロット占有タイプです。
前面を比較。左がRADEON HD 5870 1GB、右がRADEON HD 5770 1GB。
全長を比較。上がRADEON HD 5870 1GB、下がRADEON HD 5770 1GB。
全長を比較。左がRADEON HD 5870 1GB、右がRADEON HD 5770 1GB。
裏のヒートプレートを比較。左がRADEON HD 5870 1GB、右がRADEON HD 5770 1GB。
RADEON HD 5870 1GBの方が、プレート面積が広いです。
両ビデオコントローラーの性能については、各種ベンチマークテストページにて詳しくご紹介します。
Studio XPS 9100の見積もり/カスタマイズはDELL公式サイトで！
最新Core i7搭載のDELLハイエンドデスクトップ Studio XPS 9100。
詳細はStudio XPS 9100(DELL公式ページ）をご参照ください。
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