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15.6インチノート世界最薄クラス！DELL XPS 15z レビュー

XPS 15zは、人気のミドルレンジノートXPS 15の基本性能はそのままに、15.6インチノート世界最薄クラスを実現したプレミアムノート。質感やデザインにもこだわった、所有欲をくすぐるプレミアムノートです。

XPS 15zの概要

【概要１】 所有する楽しさが味わえるXPS 15z

今回ご紹介するのは、第2世代Core i5/i7を搭載するハイグレードモデルXPS 15zです。

世界最薄クラスの15.6型ノートPC「XPS 15z」。本体の薄さとデザインが際立ちます。

現行のミドルレンジノートXPS 15の基本性能をそのままに、薄さやデザイン、質感を追求したモデルです。Apple社のMacBook Airを意識（？）したようなデザインで、DELLの歴代機種の中ではAdamoに近いですね。

ただ、Adamoと圧倒的に違うのは、XPS 15＋αの予算で購入できる手軽さです。Adamoが当時20万円前後したことを考えると、今回ご紹介するXPS 15zは約半額！とかなりお買い得。最新の第2世代Core i5/i7を搭載しフルHDパネルをカスタマイズ可能など、性能面での妥協もありません。

XPS 15zの概要

DELLのラインナップはエントリー向けのInspironシリーズ、高性能かつ高機能なXPSシリーズ、ゲーマー向けのAlienwareシリーズの3つに分類されてます。今回ご紹介するXPS 15zは、XPS シリーズの上位に位置付けされる「上質なデザインと、妥協ない機能の融合」というコンセプトのプレミアムノートです。

当サイトでも人気が高い15.6インチノートパソコンXPS 15の基本性能はそのままに、本体の厚みをわずか2.5cmにまで抑えたデザインを採用。15.6インチクラスとしては、DELL曰く「世界最薄クラス」だそうで、一般的なノートパソコンとは異質な雰囲気を放ちます。

アルマイト加工のアルミニウムシャーシ、マグネシウム合金を採用したパームレスト、デザイン処理された排気口に加えて、机から浮き上がるような雰囲気が味わえる近未来的なデザインが印象的。しかも、このサイズながらも8セルのバッテリを搭載し、最長8時間を実現しています。

XPS 15zと単三乾電池を比較。本体部分だけなら、厚みはほぼ同じと驚異的です。

XPS 15z（上）とメインストリームの売れ筋ミドルレンジノートXPS 15（下）と比較。天板部分も含めると、厚みは約半分程度に抑えられています。

XPS 15zの天板は、アルミニウム・シルバーしかのみ1色です。XPS 15が豊富なデザインから選択可能なだけに残念ですが、「XPS 15zの天板の薄さを見せつけられると、デザイン天板には対応できそうにないなぁ。」というのが率直な印象でした。XPS 15zの重厚なイメージを考えると、カラフルなデザイン天板は似合いませんし。アルミニウム・シルバーだと、手をかざしても映り込みはほとんどなく、指紋も気になりません。

XPS 15z本体の重さは、実測で2490gでした。同等クラスのノートパソコンと比べると約数百gほど軽いですが、極端に軽い訳ではありません。見た目の薄さがスゴイ反面、実際手に持つと少しズッシリ感はありますね。

本体は全体的に丸みを帯びた輪郭で、手ざわりと使い心地の良いパームレストとタッチパッドは好印象。見た目のデザインは良い意味でDELLらしくないです（笑）。さらに、流行のバックライト付きアイソレーションキーボードを実装し、トラックパッドも大きいです。

XPS 15zは、一般的な15.6インチ液晶を採用。今回ご紹介しているXPS 15zは標準解像度の1366×768パネルですが、フルHDの1920×1080パネルもオプションでカスタマイズ可能です。明るさやコントラストも悪くありません。

薄型ならぬ卓越したパフォーマンス

XPS 15zは、第2世代Core i5/i7とGeForce GT 525の組み合わせで高い基本性能を誇ります。

一見、「XPS 15zの薄さを考えると、性能はイマイチでは？」と思いがちですが、最新の第2世代Core iプロセッサやNVIDIA Optimusテクノロジーによる高い性能を発揮。Windowsの基本動作であれば十分過ぎるほどの性能です。

バイオハザード5のベンチマークテストを実施。GeForce GT525を搭載しているため、ライトなゲーム用途にも対応できます。

第2世代Core iプロセッサで長時間使用に対応

第2世代Core iプロセッサは省電力性も大きく進化しました。インターネット閲覧や文字入力等を想定したベンチマークテスト「BBench」を使って、XPS 15zのバッテリ持ち時間をチェックしてみました。

BBenchでバッテリ持ち時間をチェック。約3〜4時間を過ぎても、約3割ほどバッテリが残りました。用途にもよりますが、最終的には5時間半〜6時間弱ほど使えそうです。AC電源コンセントがない自宅内の部屋での利用も安心ですね。

他人に自慢したい方におすすめ

今回ご紹介しているXPS 15zは、最小構成のプレミアムパッケージで購入時99,980円という価格設定でした。この性能と質感・薄さで10万円以下を実現したのは、DELLの本気さを感じますね。性能重視の方には、オプションでCore i7もカスタマイズ可能ですし。

反面、

• 見た目の薄さほど軽くはない
• 各パーツのカスタマイズ項目が少ない
• パーツの交換が不可なので、性能は購入時のまま

など、メインストリームのXPS 15と比べるとデメリットもありますが、これらのデメリットを許容できる方にとっては、所有することが自慢できる唯一無二のノートパソコンになると思います。同クラスのNew Inspiron 15RやXPS 15との詳細比較は別ページでご紹介しますので、XPS 15zが気になる方はチェックしてみてください。

XPS 15zが気になる方はDELL公式サイトをチェック！

世界最薄クラスの15.6型ノートPC「XPS 15z」

15.6インチノート世界最薄クラスを実現したプレミアムノートXPS 15z。
　→詳しくは、XPS 15z（DELL公式ページ）をご参照ください。

>>【概要２】 XPS 15zの外観をチェック

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