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XPS 8300レビューをご紹介!XPS 8300の購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2011/12/23
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XPS 8300 レビューTOP > 【GPUベンチマーク比較 その2】 定番ベンチマーク「PCMARK05」「PCMARKVantage」「PCMARK7」「3DMark06」「3DMarkVantage」「3DMark11」で比較

DELLハイエンドデスクトップ XPS 8300 レビュー

XPS 8300は、2011年1月に発売された第2世代Core i5/i7を搭載するDELLハイエンドデスクトップパソコン。画像や動画などデジタルコンテンツ系用途にも強い2011年DELL主力モデルであり、パーツの拡張性や安定した長時間動作も確保しています。将来長く使いたい方におすすめしたい、パソコン納得購入ガイドの一押し機種です。

2011年冬版 最新ベンチマーク比較 〜ビデオコントローラ対決編!Radeon HD 6670/Geforce GTX 560Ti/Radeon HD 6870〜

【GPUベンチマーク比較 その2】 定番ベンチマーク「PCMARK05」「PCMARKVantage」「PCMARK7」「3DMark06」「3DMarkVantage」「3DMark11」で比較

このページでは、実アプリケーションや3Dゲーム用途を想定した定番ベンチマークテストのスコア比較をご紹介します。

【その1】 実アプリケーションでの動作を想定した「PCMARK05」「PCMARKVANTAGE」「PCMARK7」

ファイルの圧縮や暗号化、メモリの読み書き、Windows起動など実作業を想定した定番ベンチマークソフト「PCMARK05」と、ハイビジョン動画など重負荷作業を想定した「PCMARKVANTAGE」、最新版の「PCMARK7」で性能比較を行います。

PCMARK05とPCMARKVANTAGE、PCMARK7での性能比較
ビデオコントローラ名 Radeon HD 6670 GeForce GTX 560Ti Radeon HD 6870
【PCMARK05】
Graphics Score
14680 24935 25033
【PCMarkVantage】
PCMark Suite
10759 10854 11446
【PCMarkVantage】
Memories Suite
7134 8345 8318
【PCMarkVantage】
Gaming Suite
9961 10640 11051
【PCMark7】
PCMARK Score
3049 3179 3236
※ビデオコントローラの違いによる変化が見受けられたスコアを中心に抽出

PCMARK05とPCMARKVANTAGE、PCMARK7での性能比較
PCMARK05とPCMARKVANTAGE、PCMARK7での性能比較

ビデオコントローラの違いによる変化が見受けられたスコアを抽出してみると、予想通り、グラフィック能力に関係する項目が大半でした。上位ビデオコントローラほどスコアが大きく上昇しており、特にPCMARK05のGraphicsスコアを見ると、Radeon HD 6870がRadeon HD 6670の約1.7倍、PCMARKVANTAGEスコアも約1割ほどスコア高です。

【その2】 3Dオンラインゲームに対応できる数値を示す「3DMARK06」「3DMARKVANTAGE」「3DMARK11」

3Dグラフィック描画が極めて高いオンラインゲームでは、上位ビデオコントローラが強さを発揮します。

3DMARK06
3DMARK06での性能比較
ビデオコントローラ名 Radeon HD 6670 GeForce GTX 560Ti Radeon HD 6870
3DMark Score
(1280×1024)
12692 24244 23596
3DMark Score
(1920×1200)
10043 22279 21607
3DMark Score
(1920×1200)
グラフィック効果最大
6701 16081 16814

3DMARK06スコアを比較
3DMARK06スコアを比較

3DMARKVANTAGE
3DMARKVANTAGEでの性能比較
ビデオコントローラ名 Radeon HD 6670 GeForce GTX 560Ti Radeon HD 6870
Entry
(1024×768)
E27296 E45839 E42106
Performance
(1280×1024)
P7574 P18722 P17122
High
(1680×1050)
H4544 H13316 H11151
Extreme
(1920×1200)
X2846 X9231 X7611

3DMARKVANTAGEにおける総合スコアを比較
3DMARKVANTAGEの総合スコアを比較

3DMARK11
3DMARK11での性能比較
ビデオコントローラ名 Radeon HD 6670 GeForce GTX 560Ti Radeon HD 6870
Entry
(1024×768)
E2875 E6297 E6398
Performance
(1280×1024)
P1782 P4193 P4015
Extreme
(1920×1200)
X577 X1394 X1382

3DMARK11における総合スコアを比較
3DMARK11の総合スコアを比較

前述したPCMARK系ベンチマーク結果と似てますが、上位ビデオコントローラほどスコアの上昇が大きいです。表示解像度1920×1200環境になると、さらにスコア差が広がりました。高解像度モニタ+グラフィック効果が高いゲームタイトルをプレイするなら、Radeon HD 6870クラスが必須と言えそうです。

ちなみに、3DMARKVANTAGEのみGeForce GTX 560Tiのスコアが飛び抜けて高いのは、GeForceシリーズに有利なPhysX系のベンチマークテストが入っているためです。GeForce GTX 560TiとRadeon HD 6870の性能は、ほぼ同等と考えてよさそうですね。

GPGPUの効果が高い「MediaEspresso 6.5」

ビデオコントローラの性能を活用するGPGPU機能を使うなら、効果が高い「MediaEspresso 6.5」がおすすめです。DELLでも購入可能ですし、MediaEspresso公式サイトでもダウンロード購入できます。体験版もありますので、気になる方はチェックしてみてください。

MediaEspresso 6.5
DELLでカスタマイズ項目にある「MediaEspresso 6.5」。エンコードする動画を選んで、携帯電話、メディアプレーヤー、ゲームなど出力形式を選ぶだけの簡単変換が魅力的なソフトです。ビデオコントローラを使って高速変換するGPGPU機能も利用できます。

MediaEspresso 6.5での性能比較
ビデオコントローラ名 Radeon HD 6670 GeForce GTX 560Ti Radeon HD 6870
ハイビジョン動画をH.264形式に変換(GPGPU利用) 47秒 17秒 40秒

約1分のAVCHDビデオカメラ動画ファイルをH.264形式に変換した時間を比較すると、GeForce GTX 560TiはRadeon HD 6670の約2.8倍の速度でエンコード処理が完了しました。わずか1分の動画で約30秒ほど処理時間差なので、1時間の動画だと約30分も短縮できる計算になりますね。

 詳細はXPS 8300(DELL公式ページ)をご参照ください。

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