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XPS 8700レビューをご紹介!XPS 8700の購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2013/6/28
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XPS 8700 レビューTOP >XPS 8700 ベンチマーク比較 〜CPU対決編!Core i5-4430 VS Core i7-4770〜 【CPUベンチマーク比較 その1】 低価格なCore i5-4430と高性能なCore i7-4770

DELLハイエンドデスクトップ XPS 8700 レビュー

XPS 8700は、第4世代Core i7を搭載するDELLハイエンドデスクトップパソコン。画像や動画などデジタルコンテンツ系用途にも強い2013年DELL主力モデルで、パーツの拡張性や安定した長時間動作も確保しています。将来長く使いたい方におすすめしたい、パソコン納得購入ガイドの一押し機種です。

XPS 8700 ベンチマーク比較 〜CPU対決編!Core i5-4430 VS Core i7-4770〜

【CPUベンチマーク比較 その1】 低価格なCore i5-4430と高性能なCore i7-4770

2013年6月28日現在、XPS 8700で搭載可能なCPUは、低価格なCore i5-4430と高性能なCore i7-4770の2種類です。各種ベンチマークを実施して性能比較しましたので、性能重視の中〜上級ユーザーはご参考にどうぞ。

【おさらい その1】 Core i5-4430とCore i7-4770の違い

各種ベンチマークテスト比較の前に、Core i5-4430とCore i7-4770の違いをおさらいしておきます。

Core i5-4430(左)とCore i7-4770(右)の表
Core i5-4430(左)とCore i7-4770(右)。大きさや外観上のデザインは全く同じです。
写真ではCore i7-4770の色が薄いですが、実物は同色です。

Core i5-4430(左)とCore i7-4770(右)の裏
Core i5-4430(左)とCore i7-4770(右)。裏も同じです。

Core i5-4430とCore i7-4770の概要比較
CPU名 Core i5-4430 Core i7-4770 備考
コア数 4 4 どちらも4コアのクアッドコアCPU
スレッド数 4 8 ハイパースレッディング機能を搭載するCore i7-4770のみ8スレッド動作可能。
定格動作周波数 3.0GHz 3.4GHz 定格動作周波数はCore i7-4770が高い。
ターボブースト機能による最大動作周波数 3.2GHz 3.9GHz Core i7-4770の最大3.90Hzは物欲大。Core i5-4430は伸びしろが少ない。
グラフィックス定格周波数 350MHz 350MHz 同上
グラフィックス最大周波数 1.1GHz 1.2GHz Core i7-4770が若干高い。
ターボブースト機能 どちらも搭載
ハイパースレッディング機能 - Core i7-4770のみ搭載
最大TDP 84W 84W 同じ
市場価格 約19,000円 約30,000円 2013年6月28日時点、パソコン納得購入ガイド調べ

仕様上は、Core i7-4770がCore i5-4430を全て上回ります。Core i5-4430は同クアッドコアCPUながら、ハイパースレディング機能が省略されているため4スレッド動作です。なお、グラフィックス最大周波数はCore i7-4770が若干高いですが、XPS 8700では拡張型ビデオコントローラとの組み合わせしか購入できないため、CPU内グラフィック能力の差は気にしなくて良いです。

ターボブースト機能について

Core i5-4430とCore i7-4770は、ターボブーストと呼ばれる動作周波数を一時的に上昇させる機能を有します。

処理を行っていないコアを使って、動作周波数を一時的に上昇させるターボモード
処理を行っていないコアを使って、動作周波数を一時的に上昇させるターボブースト機能。コア数に依存しない古いアプリケーションでも、処理速度アップの効果が期待できます。ただし、上記で記載したとおりCore i7-4770の方が圧倒的に上昇率が高いです。

ハイパースレディング機能について

Core i7-4770のみですが、4コアが擬似的に8スレッド動作するハイパースレッディング機能を搭載します。

Core i7の場合、1つのコアが擬似的に2つのコアがあるように働く機能を持つ
Core i7-4770の場合、1つのコアが擬似的に2つのコア(計8スレッド)があるように働く機能を有します。マルチコアに対応する新しいアプリケーションでは劇的な処理速度アップが見込めます。Core i5-4430は省略されています。

左が8スレッドのCore i7、右が4スレッドのCore i5です
タスクマネージャで確認したイメージ。左が4コア/8スレッドのCore i7-4770、右が4コア/4スレッドのCore i5-4430です。 マルチスレッド対応ソフトであれば、Core i7-4770は8スレッドで爆速処理を行います。同時に複数作業をこなす場合でも、パワーの余裕が違います。

【先に結論】長く使うならCore i7-4770に投資する価値あり

Core i5-4430とCore i7-4770について各種ベンチマーク結果をご紹介しますが、結論から申しますと私のおすすめはCore i7-4770です。

Core i7-4770は8スレッド動作するので、最新のマルチスレッド対応ソフト環境だと最大約1.5倍程度もの劇的な速さを発揮しますし、最高動作周波数についてもCore i5-4430と比べて0.7GHzも高く、古いシングルスレッド対応ソフト環境でも2割程度の速度アップが見込めます。パソコン自作ユーザーにも高い人気を誇るCPUなので、長い目で見ても損することはないはずです。

反面、Core i5-4430の購入メリットをあげるとすれば、お得感のある価格設定でしょうか。8スレッド動作こそしないものの動作周波数は定格でも3.0GHzと高いので、性能にこだわらなければ十分実用的です。用途によっては大きな差が付かない場合もあり得ます。

次ページ以降、各種ベンチマークテストの結果をご紹介します。予算と用途にあわせてご検討ください。

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XPS 8700
第4世代Core i7を搭載するDELLハイエンドデスクトップ XPS 8700

 詳細はXPS8700(DELL公式ページ)をご参照ください。

【内部調査 その4】 どれを選んだら良いのか迷ってしまうビデオコントローラ<<  >>【CPUベンチマーク比較 その2】 CPU単体の処理速度は?

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