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XPS 8900レビューをご紹介!XPS 8900の購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2015/11/8
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XPS 8900 レビューTOP > 【ベンチマーク比較 その2】 現行ノートパソコンと比較編!これがデスクトップパソコンを購入する理由!

DELLハイエンドデスクトップ XPS 8900 レビュー

XPS 8900は、第6世代Core i7を搭載するDELLハイエンドデスクトップパソコン。画像や動画などデジタルコンテンツ系用途にも強いDELL主力モデルで、パーツの拡張性や安定した長時間動作も確保しています。将来長く使いたい方におすすめしたい、パソコン納得購入ガイドの一押し機種です。

XPS 8900 ベンチマーク比較

【ベンチマーク比較 その2】 現行ノートパソコンと比較編!これがデスクトップパソコンを購入する理由!

「最近はノートパソコンでも高性能であるが、それでも大きなデスクトップパソコンを買う必要があるのか?」という疑問を解消するために、現在発売されているノートパソコンとの性能を比較しました。デスクトップパソコンとノートパソコンのどちらを購入するか迷っている方は参考にしてみてください。

CPU単独の性能をチェックする「CINEBENCH R11.5」

まずは、CPU単独の性能をチェックする「CINEBENCH R11.5」のベンチマーク比較です。ベンチマークテストした各パソコンの仕様は以下のとおりです。

CINEBENCH R11.5での性能比較
搭載機種 ノートパソコン
Inspiron 14 5000
ノートパソコン
XPS 13
デスクトップパソコン
XPS 8900
CPU名 Celeron 3205U 第5世代 Core i5-5200U 第6世代 Core i7-6700
コア数/スレッド数 2コア/2スレッド 2コア/4スレッド 4コア/8スレッド
定格動作周波数 1.5GHz 2.2GHz 3.4GHz
最高動作周波数 2.7GHz 4.0GHz
シングルスレッドスコア 0.68 1.27 1.89
マルチスレッドスコア 0.95 2.85 8.45
備考 特に価格重視のCeleronプロセッサ ノートパソコンの中でもコストパフォーマンスが高い第5世代 Core i5プロセッサ 破壊力抜群の第6世代 Core i7-6700プロセッサ

CINEBENCH R11.5のベンチマークテスト結果
CINEBENCH R11.5のベンチマークテスト結果

仕様を確認すると、Core i7-6700は、デスクトップパソコン用CPUだけあって、コア数やスレッド数、動作周波数が桁違いです。定格動作周波数はもちろん、最高動作周波数が4.0GHzに達しますので、安価なCeleron 3205Uはもちろん、Core i5-5200Uと比べてもパワーが全く違います。

実際にベンチマークテストのスコアを確認しても、Core i7-6700は、古いアプリケーションでの処理速度を想定したシングルスレッドスコアで、Celeron 3205Uの約2.8倍、Core i5-5200Uの約1.5倍です。さらに、新しいアプリケーションでの処理速度を想定したマルチスレッドスコアでは、Celeron 3205Uの約8.9倍、Core i5-5200Uの約3.0倍にまで広がります。

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」

次に、実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」で比較してみました。実際の体感速度はCPU以外のパーツ(特にSSD)の影響もありますので、ハードディスクとSSDを搭載したノートパソコンも用意しました。

PCMARK 8での性能比較
比較対象 ノートパソコン
Inspiron 14 5000
ノートパソコン
Inspiron 15 5000
ノートパソコン
XPS 13
デスクトップパソコン
XPS 8900
CPU Celeron 3205U(2コア/2スレッド、定格:1.5GHz) 第5世代 Core i5-5200U(2.2〜2.7GHz) 第5世代 Core i5-5200U(2.2〜2.7GHz) 第6世代 Core i7-6700
メモリ 4GB 8GB 8GB 8GB
ハードディスク 500GB 1TB HDD 256GB SSD 1TB HDD
ビデオコントローラ オンボード オンボード オンボード Geforce GT 730
一般的な使い勝手の「Home」 2131 2788 3091 3605
画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」 2229 2993 3609 3835
文書作成など仕事の使い勝手の「Work」 1630 3571 3986 4561
ハードディスクへのアクセス速度を調べる「Strage」 1927 2116 4925 2665

PCMARK 8のベンチマークテスト結果
PCMARK 8のベンチマークテスト結果

Core iプロセッサを搭載する3機種は軒並み高スコアで、特にデスクトップパソコンのXPS 8900が圧勝です。Celeron 3205Uを搭載するInspiron 14 5000が一人負けしているのは、当然と言えば当然なのですが、ここまでキレイにスコア差が確認できると気持ちいいですね。(笑)

なお、このテストでは、高速なSSDを搭載しているXPS 13を比較対象に入れてみました。ハードディスクへのアクセス速度を調べる「Strage」では予想通り圧倒的なスコアであり、実際、アプリケーションを起動したりする際に速さを体感できます。今回のXPS 8900はSSDを搭載していませんが、XPS 8900でも上位パッケージではSSDがカスタマイズ可能なので、性能重視の方はご検討ください。

ちなみに、画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」では、Core i5-5200Uを搭載するInspiron 15 5000とXPS 13で約1.2倍のスコア差が付いています。これはSSDを搭載しているためであり、データ容量が多い画像や動画を読み込む際にSSDが効果的に働いているからです。ハードディスクを搭載するXPS 8900のスコアに近いことを考えると、SSDの効果は見逃せませんね。

ゲーム定番ベンチマークテスト「3DMARK」

次に、ゲーム用途などに対応できるかを調べるために、グラフィック能力の定番ベンチマークの3DMARKで比較しました。デスクトップパソコンのXPS 8900は、高性能なハイエンドビデオコントローラを搭載可能ですので、このテストではローエンドのGeForce GT 730とハイエンドのGeForce GTX 960を搭載する2パターンで比較してみました。

3DMARKでの性能比較
比較対象 ノートパソコン
Inspiron 14 5000
ノートパソコン
Inspiron 15 5000
ノートパソコン
XPS 13
デスクトップパソコン
XPS 8900(グラフィック低)
デスクトップパソコン
XPS 8900(グラフィック高)
CPU Celeron 3205U(2コア/2スレッド、定格:1.5GHz) 第5世代 Core i5-5200U(2.2〜2.7GHz) 第5世代 Core i5-5200U(2.2〜2.7GHz) 第6世代 Core i7-6700(3.4〜4.0GHz) 第6世代 Core i7-6700(3.4〜4.0GHz)
メモリ 4GB 8GB 8GB 8GB 8GB
ハードディスク 500GB 1TB HDD 256GB SSD 1TB HDD 1TB HDD
ビデオコントローラ オンボード オンボード オンボード Geforce GT 730 Geforce GTX 960
FIRE STRIKE 377 707 764 1045 6794
SKY DIVER 1501 2529 2772 4314 20914
CLOUD GATE 2471 4671 5285 7270 23891
ICE STORM 27194 42996 51778 58736 154426

3DMARKのベンチマークテスト結果
3DMARKのベンチマークテスト結果

目立つのは、デスクトップパソコン XPS 8900(グラフィック高)のパワーです。ハイエンドのGeforce GTX 960を搭載しているため、高いグラフィック処理が求められるテスト項目でもスコアの落ちが少なく、一番高負荷のFIRE STRIKEでもかなり高いスコアを計測しています。

反対に、デスクトップパソコン XPS 8900(グラフィック低)は、ローエンドのGeforce GT 730なので、CPUのオンボード能力しかないノートパソコンと大きな差がありません。ゲーム用途であれば、デスクトップパソコンであっても、ハイエンドビデオコントローラが必要と言えます。

ファイナルファンタジー14 エルゼオアの公式ベンチマークテストで性能をチェック

上記のベンチマークテスト「3DMARK」は、高い描画能力が必要となる中〜重量級ゲームを想定したベンチマークテストです。そこで、負荷が比較的軽い人気ゲームファイナルファンタジー14のベンチマークで比較してみました。。

比較的動作が重いファイナルファンタジー14 エオルゼアのベンチマークテスト
人気が高いファイナルファンタジー14 エオルゼアのベンチマークテストを試してみました。

ファイナルファンタジー14 エオルゼアでの性能比較
表示解像度と品質 ノートパソコン
Inspiron 14 5000
ノートパソコン
Inspiron 15 5000
ノートパソコン
XPS 13
デスクトップパソコン
XPS 8900(グラフィック低)
デスクトップパソコン
XPS 8900(グラフィック高)
CPU Celeron 3205U(2コア/2スレッド、定格:1.5GHz) 第5世代 Core i5-5200U(2.2〜2.7GHz) 第5世代 Core i5-5200U(2.2〜2.7GHz) 第6世代 Core i7-6700(3.4〜4.0GHz) 第6世代 Core i7-6700(3.4〜4.0GHz)
メモリ 4GB 8GB 8GB 8GB 8GB
ハードディスク 500GB 1TB HDD 256GB SSD 1TB HDD 1TB HDD
ビデオコントローラ オンボード オンボード オンボード Geforce GT 730 Geforce GTX 960
1280×720(標準品質) 2035(普通) 3418(やや快適) 3974(快適) 5621(とても快適) 19326(非常に快適)
1280×720(高品質) 1243(設定変更が必要) 2154(普通) 2382(普通) 2982(やや快適) 14275(非常に快適)
1280×720(最高品質) 983(動作困難) 1654(設定変更を推奨) 1891(設定変更を推奨) 2378(普通) 11582(非常に快適)
1920×1080(標準品質) - - 2161(普通) 3058(やや快適) 15619(非常に快適)
1920×1080(高品質) - - 1276(設定変更が必要) 1566(設定変更を推奨) 9494(非常に快適)
1920×1080(最高品質) - - 978(動作困難) 1262(設定変更が必要) 7289(非常に快適)

ファイナルファンタジー14 エオルゼアのベンチマークテスト結果
ファイナルファンタジー14 エオルゼアのベンチマークテスト結果

スコアだけでなく、快適かどうかわかりやすいように、「普通」「快適」「非常に快適」も併せて整理してみました。CPUのオンボード能力しかないノートパソコンでは、ゲーム用途には向かないことがわかります。

XPS 8900については、デスクトップパソコン XPS 8900(グラフィック低)は、ローエンドのGeforce GT 730なので、モニタの表示解像度が低い1280×720だと画質を「最高品質」まで上げてもプレイ可能ですが、表示解像度が高い1920×1080になると「標準品質」でのみ『やや快適』となりました。もう少し高い描画能力を求められるゲームだと厳しいですね。

反対に、デスクトップパソコン XPS 8900(グラフィック高)は、ハイエンドのGeforce GTX 960を搭載しているため、表示解像度が高い1920×1080、かつ、画質を「最高品質」まで上げても『非常に快適』です。

結論としましては、インターネットやメール、Officeなどの軽作業であれば、Core i7-6700ほどの性能は不要ですが、処理負荷が高く、長時間の作業となる画像や動画編集、そして高い描画能力が求められるゲームが主用途になると、やはりデスクトップパソコンと言えそうです。

次ページでは、XPS 8900でカスタマイズ可能なCPUのCore i5-4600、Core i7-6700、Core i7-6700Kの性能比較についてご紹介します。

XPS 8900が気になる方はDELL公式サイトをチェック♪


第6世代Core i7を搭載するDELLハイエンドデスクトップ XPS 8900

 詳細はNew XPS 8900(DELL公式ページ)をご参照ください。

【ベンチマーク比較 その1】 過去数年間の新旧Coreプロセッサと比較編!XPS 8900の第6世代Core i7-6700は破壊力抜群!<<  >>【ベンチマーク比較 その3】 CPU対決編!Core i5-6400 VS Core i7-6700 VS Core i7-6700K

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