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8900の第6世代Core i7-6700は破壊力抜群!
DELLハイエンドデスクトップ XPS 8900 レビュー
XPS 8900は、第6世代Core i7を搭載するDELLハイエンドデスクトップパソコン。画像や動画などデジタルコンテンツ系用途にも強いDELL主力モデルで、パーツの拡張性や安定した長時間動作も確保しています。将来長く使いたい方におすすめしたい、パソコン納得購入ガイドの一押し機種です。
XPS 8900 ベンチマーク比較
【ベンチマーク比較 その1】 過去数年間の新旧Coreプロセッサと比較編!XPS
8900の第6世代Core i7-6700は破壊力抜群!
「第6世代Core i7-6700を搭載するXPS 8900は、どれだけ高性能なのか?」
XPS 8900の性能を知るために、過去数年間の新旧Coreプロセッサによる各種ベンチマークテストを実施しました。古いパソコンからの買い替えを検討されている方はご参考にしてみてください。
ベンチマークテストした各パソコンの仕様は以下のとおりです。
今回比較したカスタマイズ構成一覧
| 比較対象 |
旧Inspiron 530
その1 |
旧Inspiron 580 |
旧Studio XPS 8100 |
旧XPS 8300 |
旧XPS 8500 |
旧XPS 8700 |
XPS 8900 |
CPU
(定格動作周波数) |
Core 2 Duo E6320
(1.86GHz) |
Core i3-530
(2.93GHz) |
Core i7-870
(2.93GHz) |
Core i7-2600 (3.4GHz) |
Core i7-3770 (3.4GHz) |
Core i7-4770 (3.4GHz) |
Core i7-6770 (3.4GHz) |
| メモリ |
4GB |
4GB |
4GB |
4GB |
8GB |
16GB |
8GB |
| ハードディスク |
500GB |
500GB |
500GB |
500GB |
1TB |
2TB(32GB SSD) |
1TB |
| ビデオコントローラ |
GeForce GT8600 256MB |
GeForce G310 512MB |
Radeon HD 5770 1GB |
Radeon HD 5770 1GB |
Radeon HD 5770 1GB |
GeForce GTX 660 1.5GB |
GeForce GT 730 |
| 製品概要 |
Inspiron 530 レビュー |
Inspiron 580 レビュー |
Studio XPS 8100 レビュー |
XPS 8300 レビュー |
XPS 8500 レビュー |
XPS 8700 レビュー |
New XPS 8900 (DELL公式ページ) |
| 備考 |
2007年の旧Inspiron 530の低価格構成 |
2010年の旧Inspiron 580の低価格構成 |
2009年の旧Studio XPS 8100の低価格構成 |
2011年の旧XPS 8300の低価格構成 |
2012年の旧XPS 8500の低価格構成 |
2013年の旧XPS 8700の高価格構成 |
XPS 8900の低価格構成 |
CPU単独の性能をチェックする「CINEBENCH R10」
まずは、おさらいも含めて、CPU単独の性能をチェックする「CINEBENCH R10」のベンチマーク比較(再掲)です。
CINEBENCH R10でのベンチマーク結果
| 比較対象 |
旧Inspiron 530 |
旧Inspiron 580 |
旧Studio XPS 8100 |
旧XPS 8300 |
旧XPS 8500 |
旧XPS 8700 |
XPS 8900 |
| CPU名 |
Core 2 Duo E6320 |
Core i3-530 |
Core i7-870 |
Core i7-2600 |
Core i7-3770 |
Core i7-4770 |
Core i7-6700 |
| コア数/スレッド数 |
2/2 |
2/4 |
4/8 |
4/8 |
4/8 |
4/8 |
4/8 |
| ターボブースト機能/ハイパースレッディング機能 |
-/- |
-/○ |
○/○ |
○/○ |
○/○ |
○/○ |
○/○ |
| 定格動作周波数 |
1.86GHz |
2.93GHz |
2.93GHz |
3.40GHz |
3.40GHz |
3.40GHz |
3.40GHz |
| ターボブースト機能による最大動作周波数 |
- |
- |
3.60GHz |
3.80GHz |
3.90GHz |
3.90GHz |
4.00GHz |
| シングルスレッドスコア |
1898 |
3830 |
4722 |
6126 |
6862 |
7421 |
8316 |
| マルチスレッドスコア |
3614 |
8682 |
17753 |
23039 |
25691 |
29180 |
31840 |
| 処理完了時間 |
244秒 |
101秒 |
49秒 |
38秒 |
34秒 |
30秒 |
27秒 |
| 備考 |
2007年の普及価格帯CPU |
2010年の普及価格帯CPU |
2009年の高性能CPU(旧Studio XPS 8100に搭載) |
2011年の高性能CPU(旧XPS 8300に搭載) |
2012年の高性能CPU(旧XPS 8500に搭載) |
2013年の高性能CPU(旧XPS 8700に搭載) |
XPS 8900に搭載。統合グラフィックス機能を強化し、消費電力を大幅に低減させた2015年の主力CPU |
※ターボブースト機能:処理負荷に応じて動作周波数を自動的にアップさせる機能
※ハイパースレッディング機能:1つのコアを擬似的に2つのコアのように動作させる機能

CINEBENCH R10のベンチマークテスト結果
マルチスレッドに対応するソフトであれば、最新のCore i7-6700は桁違いの強さを発揮します。2007年のCore 2 Duo E6320の約9倍、2009年に発売されたCore i7-870の約2倍という性能はスゴイです。用途にもよりますが、Core 2 Duo E6320では30分もかかっていた作業が、最短でたった数分で終わる計算になります。
2013年の主力CPUであるCore i7-3770と比較しても、Core i7-6700は約1.23倍程度のスコアアップが確認できます。一般用途では体感差は小さいですが、処理負荷が高く、長時間の作業となる画像や動画編集が主用途になると、割と大きな差になりますね。「処理速度にこだわりたい!」とお考えの方は、Core i7-6700を採用するNew XPS 8900 を検討してみてください。
実用途を想定したベンチマークソフト「PCMark Vantage」
次に、実用途を想定したベンチマークソフト「PCMark Vantage」を使ってスコア比較しました。過去の機種のスコアと比較するためにバージョンは最新版ではありませんが、過去の機種との実作業ベースでの性能差が確認できます。
PCMark Vantageでの性能比較
| 比較対象 |
旧Inspiron 530 |
旧Inspiron 580 |
旧Studio XPS 8100 |
旧XPS 8300 |
旧XPS 8500 |
旧XPS 8700 |
XPS 8900 |
備考 |
| PCMark Suite |
3274 |
6359 |
9184 |
10499 |
11473 |
10912 |
11846 |
総合スコア。数値が高いほど、デジタルコンテンツ系処理に強い。 |
| Communicati Suite |
4154 |
5995 |
7651 |
12129 |
13270 |
14184 |
19117 |
データの暗号化、データの圧縮&Windows Mailのコピー処理を計測。 |
| 備考 |
2007年の普及価格帯CPU |
2010年の普及価格帯CPU |
2009年の高性能CPU |
2011年の高性能CPU |
2012年の高性能CPU |
2013年の高性能CPU |
2015年の高性能CPU |
約8年前までの主なCPUと比較 |
※旧Inspiron 530:Core 2 Duo E6320(1.86GHz)+GeForce GT8600 256MB
※旧Inspiron 580:Core i3-530(2.93GHz)+GeForce G310 512MB
※旧Studio XPS 8100:Core i7-870(2.93GHz)+Radeon HD 5770 1GB
※旧XPS 8300:Core i7-2600(3.4GHz)+Radeon HD 5770 1GB
※旧XPS 8500:Core i7-3770(3.4GHz)+Radeon HD 7570 1GB
※XPS 8700:Core i7-4770(3.4GHz)+GeForce GTX 660 1.5GB

PCMark Vantageのベンチマークテスト結果。
複数あるベンチマーク項目の中から、スコア差が大きな項目を抽出しました。
総合スコアである「PCMark Suite」では、CPU以外のパーツの性能も影響するためか、比較的高性能な2011年の旧XPS
8300以降は差が小さくなっています。ただし、2009年の旧Studio XPS 8100以前だと急激にスコア落ちしていることが確認できますので、その年代以前のパソコンからの買い換えであれば、大きな快適性向上が期待できそうです。
また、データの暗号化、データの圧縮&Windows Mailのコピー処理を計測する「Communicati
Suite」では、XPS 8900が突出したスコアを計測しました。このテストでも、2009年の旧Studio
XPS 8100以前のパソコンは完全に力負けしていますね。
次ページでは、XPS 8900と現行のノートパソコンの性能比較についてご紹介します。
XPS 8900が気になる方はDELL公式サイトをチェック♪

第6世代Core i7を搭載するDELLハイエンドデスクトップ XPS 8900
詳細はNew XPS 8900 (DELL公式ページ)をご参照ください。
【内部調査 その4】 どれを選んだら良いのか迷ってしまうビデオコントローラ<< >>【ベンチマーク比較 その2】 現行ノートパソコンと比較編!これがデスクトップパソコンを購入する理由!
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