XPS M1330 速報レビュー
(速報2)XPS M1330のビスタエクスペリエンス値
モバイルノートは搭載されるパーツが限られる傾向にあるため、性能面での心配が伴います。そこで、今回ご紹介するXPS M1330におけるビスタエクスペリエンス値をご紹介します。
ビスタエクスペリエンス値とは?
「重いとされるビスタをどれだけ快適に動作できるか」の指標とされている数値のこと。CPU、メモリ、グラフィックス、ゲーム用グラフィックス、ハードディスクという5項目で数値化され、その最低値がパソコンの基本性能とされます。
XPS M1330のビスタエクスペリエンス値
今回紹介するXPS M1330ののカスタマイズ構成は、以下のとおりです。
- CPU
- インテル Core 2 Duo T7300(2MBキャッシュ、2.0GHz)
- メモリ
- 2GB(1GB×2)
- ハードディスク
- 120GB(5400回転/分)
- ビデオコントローラ
- NVIDIA GeForce 8400M GT 128MB
- 液晶モニタ
- 13.3インチワイド液晶 WXGA(1,280×800)
ビスタの動作快適性を表す「Windows エクスペリエンス インデックス値」を調べてみると、
XPS M1330の エクスペリエンス インデックス値
- プロセッサ:5.3
- メモリ:4.8
- グラフィックス:4.0
- ゲーム用グラフィックス:4.6
- ハードディスク:5.2
基本スコアは4.0でした。
ビスタの動作は、インデックス値が、
- 5以上・・・ものすごく快適
- 4以上・・・かなり快適
- 3以上・・・実用レベル
- 2以上・・・多少性能不足
- 1以上・・・動作しない場合あり
というランク付けであることから、かなり快適な性能を有していることになります。
グラフィック系こそ若干低い(それでも快適な4.0)ですが、ビスタの3Dグラフィックを描画する程度であれば十分です。
また、XPS M1330は最新の3Dグラフィックを楽しむ機種ではなく、グラフィック関係の数値を除いた実質的なエクスペリエンス値を考えると、
- プロセッサ:5.3
- メモリ:4.8
- ハードディスク:5.2
と、基本スコアは4.8となることからも、モバイルノートとしては十分過ぎる程の数値を叩き出していることになります。
ビデオコントローラは拡張タイプがお勧め
今回ご紹介している構成では、「NVIDIA GeForce 8400M GT 128MB」という拡張型ビデオコントローラを搭載しています。
XPS M1330ではオンボードタイプのビデオコントローラーも選択できるのですが、ビデオメモリをメインメモリを共有することになりますので、グラフィック負荷が高くなるとパソコン全体の処理速度に影響を与える可能性があります。
快適な環境を求めるなら、拡張型がお勧めです。
DELL公式サイト 製品ページリンク
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