DELL(デル)パソコン
Alienware Auroraレビューをご紹介! DELLのゲーミングデスクトップの購入を検討している方におすすめです。
ページ更新:2018/5/13
DELL(デル)パソコン 目的別カスタマイズ カスタマイズ詳細 DELL(デル)ガイド製品情報 DELLとは PC基礎知識

DELLゲーミングデスクトップ Alienware Aurora レビュー

Alienware Aurora(R7)は、Core i7-8700Kシリーズ+水冷CPUクーラー、高速SSD+大容量ハードディスク、ハイエンドビデオコントローラを搭載可能なゲーミングデスクトップパソコン。処理負荷が高い作業や重量級ゲームをプレイしたい方に最適です。

DELLゲーミングデスクトップ Alienware Aurora(R7) レビュー

【内部チェック】 Alienware Auroraの内部をチェック

Alienware Auroraの本体内部について詳しくご紹介します。

1.メンテナンスが楽なネジフリー構造と高い拡張性

Alienware Auroraは、下位機種(Inspiron/XPSシリーズ)よりも内部メンテナンスが楽なネジフリー構造、高い拡張性、高い信頼性を有しています。

(1)簡単に外れる筐体の側面

背面側には、側板を開くためのレバーがあります。

背面側を拡大
背面側を拡大。ネジを外して、

レバー部分を後ろ側に引くと、
レバー部分を後ろ側に引くと、側板がガコッと開くギミックになってます。

Alienware Auroraの側板を取り外した状態
Alienware Auroraの側板を取り外した状態。
左上に電源ユニット、右上にハードディスクベイ×1(3.5インチタイプ)、下部にハードディスクベイ×2(2.5インチタイプ)が確保されています。

Alienware Auroraの側板
Alienware Auroraの側板。厚みがあり、剛性も高いです。

(2)グイッと回転する電源ユニット

上記の写真では、CPUやメモリ、ビデオコントローラなどが見えず、メンテナンスできないような構造になっています。これを解決するトリックが、グイッと回転する電源ユニット(!)です。

Alienware Auroraの背面に、電源ユニットのロックを外すスライドスイッチがあります
Alienware Auroraの背面に、電源ユニットのロックを外すスライドスイッチがあります。
このスイッチを上方向にスライドします。

手前方向に引き、電源ユニットを回転させます
手前方向に引き、電源ユニットを回転させます。電源ユニットが、グイッと回転しはじめます。

電源ユニットを90度回転させた状態を、斜め方向から見た状態
電源ユニットを90度回転させた状態を、斜め方向から見た状態。
筐体内部から、電源ユニットが飛び出てくる姿は爽快です。

Alienware Auroraの内部
Alienware Auroraの内部。
電源ユニットを回転させると写真のようになり、水冷CPUクーラー、メモリスロット×4、ビデオコントローラ(写真はGeForce GTX 1080)にアクセスすることができます!

電源ユニットが回転させると、物理的に大きなハイエンドビデオコントローラ「ハイエンドのGeForce GTX 1080Ti」を搭載しても、本体内部にも比較的余裕スペースがあることがわかります。また、ビデオコントローラ2枚挿しのSLIにも対応しています。

 ハイエンドCPU & ビデオコントローラを搭載するゲーミングデスクトップパソコン。
 →詳細はALIENWARE_AURORAゲーミングデスクトップ_R7(DELL公式製品ページ)をご参照ください。

2.高い拡張性

(1)ネジフリーのハードディスクベイ

筐体の下部にあるハードディスクベイも、ネジフリーです
筐体の下部にあるハードディスクベイも、ネジフリーです。

写真のように指でつまんで、手で簡単に取り外し可能です
写真のように指でつまんで、手で簡単に取り外し可能です。

ハードディスクベイは、2.5インチタイプなので、ノートパソコン用ハードディスク、または、SSDのみ搭載可能となります
ハードディスクベイは、2.5インチタイプなので、ノートパソコン用ハードディスク、または、SSDのみ搭載可能となります。
通常のデスクトップ用ハードディスク(3.5インチタイプ)は、前述した前面側ベイの1つだけ搭載可能ですのでご注意ください。

これは、3.5インチタイプのハードディスクです。
これは、前述した前面側ベイの3.5インチタイプのハードディスクです。

ベイは力を入れると”しなる”素材なので、簡単に取り外しできます。
ベイは力を入れると”しなる”素材なので、簡単に取り外しできます。

ベイを取り外した状態
ベイを取り外した状態。

ハードディスクを固定する部分を拡大
ハードディスクを固定する部分を拡大。ピンのようになっており、ハードディスクを挟み込んで固定する構造です。

2.5インチタイプのハードディスクベイ(左)と3.5インチタイプのハードディスクベイ(右)を比較
2.5インチタイプのハードディスクベイ(左)と3.5インチタイプのハードディスクベイ(右)を比較。

(2)増設可能な内蔵USB端子や高速なSSD用 M.S カードスロット

高速なPCIe SSD(ブート)用のM.2 カードスロットが用意
ハードディスクベイの上部には、高速なPCIe SSD(ブート)用のM.2 カードスロットが用意されています。内蔵SATAポートも計4ヶありますので、USB端子ボードの増設にも対応します。

Alienware Auroraの購入時、PCIe SSD (ブート)を選択すると、SSD用 M.2 カードスロットに搭載されます。ハードディスクベイは別途3台分ありますので、Alienware Auroraには最大4台のストレージ(PCIe SSD×1台、ハードディスク(3.5インチタイプ)×1台、ハードディスクまたはSSD(2.5インチタイプ)×1台)が搭載可能となります。

(3)ビデオコントローラ2枚挿しのSLIにも対応可能

ビデオコントローラを外した状態
ビデオコントローラを外した状態。
拡張スロットは、上から、PCI Express×16、PCI Express×4×2、PCI Express×16です。なお、Alienware AuroraのマザーボードはDELLオリジナル、チップセットは最新のIntel Z370です。

 ハイエンドCPU & ビデオコントローラを搭載するゲーミングデスクトップパソコン。
 →詳細はALIENWARE_AURORAゲーミングデスクトップ_R7(DELL公式製品ページ)をご参照ください。

3.高い信頼性

Alienware Auroraは、性能スペックでは読み取れない、高い信頼性を確保しています。

例えば、オーバークロック可能なCore i7-8700Kをカスタマイズすると、エイリアンの白い顔が刻印された水冷式CPUクーラーが搭載されます。水冷式CPUクーラーを個別で購入すると1万円前後するでしょうから、お得感は高いです。

筐体の半分を埋め尽くす特大12cmファンの存在感がスゴいです。
また、筐体の半分を埋め尽くす特大12cmファンの存在感がスゴいです。

水冷CPUクーラーと冷媒パイプがつながっている姿はパワフルです。
水冷CPUクーラーと冷媒パイプがつながっている姿はパワフルです。

CPUの負荷を100%まで上昇させても、温度は70度台をキープしていました。
CPUの負荷を100%まで上昇させても、温度は70度台をキープしていました。

水冷式CPUクーラーとその周辺を拡大
水冷式CPUクーラーとその周辺を拡大。
マザーボードのコンデンサは、熱に強い個体コンデンサが多く採用されていました。高負荷かつ長時間の利用でも安定性を確保するための重要ポイントです。また、マザーボードのトランジスタ類を冷やすための専用クーラーも付いてます。

オーバークロックに最適なメモリ「HyperX DDR4 XMP at 2933MHz」もカスタマイズ可能
メモリは、高速なDDR4 2677MHzメモリを標準搭載しますが、オーバークロックに最適なメモリ「HyperX DDR4 XMP at 2933MHz」もカスタマイズ可能です。メモリを包む放熱プレートが冷却効率を高めるだけでなく、オーバークロックにも強い耐性を持つ高品質メモリなので、安心感は抜群です。オーバークロックをカスタマイズで追い込むヘビーユーザーにおすすめですが、Alienware Auroraの標準オーバークロックであれば、一般的な標準メモリでも十分だと思います。


筐体前面に配置されている特大12cmファン。
長時間の利用でも、安定した動作を確保してくれます。また、ファン回転が少なくて済むため、Alienware Auroraの動作音は非常に静かです。

Alienware Auroraの見積もり/カスタマイズはDELL公式サイトで!

 ハイエンドCPU & ビデオコントローラを搭載するゲーミングデスクトップパソコン。
 →詳細はALIENWARE_AURORAゲーミングデスクトップ_R7(DELL公式製品ページ)をご参照ください。

▲このページのTOPに戻る

>>パソコン納得購入ガイドのTOPに戻る