DELLゲーミングデスクトップ Alienware Aurora レビュー

Alienware Aurora（R7）は、Core i7-8700Kシリーズ＋水冷CPUクーラー、高速SSD＋大容量ハードディスク、ハイエンドビデオコントローラを搭載可能なゲーミングデスクトップパソコン。処理負荷が高い作業や重量級ゲームをプレイしたい方に最適です。

【ベンチマーク比較 その２】 Alienware AuroraでCore i7-8700Kのオーバークロックを楽しむ

Alienware Auroraの最大の特徴と言えるのが、オーバークロックが楽しめるCPU「Core i7-8700K」がカスタマイズ可能なことです。

Core i7-8700Kは、売れ筋デスクトップXPS タワーではカスタマイズ不可であり、強力な冷却能力を有する水冷式CPUクーラーを搭載することで安定したオーバークロックを楽しめるのはAlienware Auroraの醍醐味と言えます。

CPUのオーバークロックの設定方法

Alienware Auroraにおける、CPUのオーバークロックの設定方法をご紹介します。

本機種ではマウスで簡単にオーバークロックが楽しめる専用メニューが用意されており、初心者の方でも簡単にオーバークロックが楽しめます。また、パソコン中〜上級者にも対応するよう、CPU倍率や電圧を細かく指定することもできます。

Alienware Auroraのオーバークロック画面。Windows上のオリジナルアプリで変更できます。従来のBIOS画面から変更しなくて良いので、非常に簡単、かつ、信頼性が高いです。

基本的には、画面左上の「オーバークロック」で『オン』もしくは『オフ』の切り替えだけです。オーバークロックする場合は、１ランク上のレベル１、もしくは、２ランク上のレベル２をクリックすればＯＫです。

さらに動作周波数アップを狙いたい方は、周波数や電圧を詳細に変更可能です。各バーをスライドするだけなので、操作は簡単。

設定が完了すると、カスタマイズした条件で安定動作するか、負荷をかけて検証してくれます。

動作検証できたらチェックマークが入ります。
Core i7-8700Kの最大動作周波数は4.7Ghzですが、今回は5.0GHzまで上昇させてみました。

以下に、３パターン（オーバークロックなしの通常、レベル２でオーバークロック、カスタマイズで最大5GB）においてCPU負荷を１００％とした動作周波数、および、CPU温度を確認してみました。

CPU負荷を１００％とした動作周波数

オーバークロックなしの通常時は４．６ＧＢで安定して動作。
これでもかなりスゴいです。

レベル２でオーバークロック時は４．８ＧＢ付近で動作。
６コア１２スレッドの１００％動作で４．８ＧＢ付近は驚異的！

カスタマイズで最大５GBまで動作が確認できました。
これは素晴らしい！

CPU負荷を１００％としたCPU温度

オーバークロックなしの通常時は70℃台で安定。
CPU水冷クーラーが効いてます。

レベル２でオーバークロック時でも、温度上昇はほとんど見られず。
安定感がスゴいです。

最大５GBでも80℃台で安定。
常用できるレベルの用途であれば、使わないともったいないです。

CPUは個体差がありますので、上記の状況を保証するものではありませんが、ご参考としてください。

ハイエンドCPU & ビデオコントローラを搭載するゲーミングデスクトップパソコン。
　→詳細はALIENWARE_AURORAゲーミングデスクトップ_R7（DELL公式製品ページ）をご参照ください。

【CPUのまとめ】 長く使うなら「Core i7-8700K＋水冷CPUファン」に投資する価値あり

Alienware Auroraを長く使うなら最上位のCore i7-8700Kがおすすめです。

なんと言っても、定格動作周波数が3.7GHz、最大動作周波数が4.7GHzは魅力的ですし、オーバークロックで最大５GHzまで狙えます。水冷CPUクーラーとの組み合わせで長時間の安定した動作が楽しめます。

オーバークロックにこだわらなければ、定番のCore i7-8700や安価なCore i5プロセッサを選択し、その分の予算を他のパーツに充てるのもおすすめです。

目的と予算にあわせてご検討ください。

Alienware Auroraの見積もり/カスタマイズはDELL公式サイトで！

ハイエンドCPU & ビデオコントローラを搭載するゲーミングデスクトップパソコン。
　→詳細はALIENWARE_AURORAゲーミングデスクトップ_R7（DELL公式製品ページ）をご参照ください。

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