Inspiron 15Rのレビューをご紹介!
DELLノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。 |
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ページ更新:2010/8/8 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
"R"が付いてどうなった?新スタンダードノート DELL Inspiron 15R レビューInspiron 15Rは、最近主流となりつつある15.6インチワイド液晶を搭載したDELLの低価格ノートパソコン。大人気ノートInspiron 15の後継として登場した、2010年DELL低価格ノートの本命機種です。 Inspiron 15Rの性能をベンチマーク【ベンチマーク比較 その2】 古いソフトと最新ソフトでの違いはあるの?シングルスレッド対応アプリケーションでの処理速度を測定する「Superπ」Superπはコア数に依存せず、動作周波数に対しての処理速度を測定するベンチマークテストです。
コア数に関係ないベンチマークテストですが、Core i5-430Mは動作周波数が高いので一番最初に処理が完了しました。ローエンドのCore i3-330M (2.13GHz)と Core 2 Duo P8700(2.53GHz)を比べても、Core i3-330Mの方が速く処理を完了していますので、古いアプリケーションでもCore i3/i5を使うメリットがあります。 特に、Core i5は新機能であるターボブーストが働きますので、アプリケーションなどの使用状況によってはもっと処理が速く完了することも考えられます。性能重視の方は狙ってみてください。 動画エンコード処理の定番アプリケーション「TMPGEnc 4.0 XPress」各種比較で高い性能を誇るCore iシリーズですが、動画ファイルのエンコード作業においても強さを見せつけます。
TMPGEnc 4.0 XPressを使用して、約8分のDVビデオカメラ動画をDVD形式(720×480)に変換、約8分のAVCHDビデオカメラ動画ファイルをブルーレイ形式(1920×1080)に変換するのに必要な時間を、それぞれ比較してみました。 DVI(720×480)→DVD形式(720×480)に変換
処理負荷が高い動画エンコードにおいても、新CPUであるCore i3/i5を搭載するInspiron 15Rはかなり速いです。従来CPUのCore 2 Duo搭載ノートと比べると、処理時間がかなり短縮されているのがわかります。安価なデスクトップパソコンを超えるほどです。 たった数分の動画ファイルでこれだけの時間差が出ますので、撮影時間が長くなれば処理時間差はもっと大きくなります。ハイビジョン動画の編集やエンコード作業がメインの方には上位ノートパソコンもしくはハイエンドデスクトップパソコンをおすすめしますが、サブ用途程度でしかない方にはInspiron 15Rでも対応できます。 3Dレンダリング性能を測定する「CINEBENCH」3Dグラフィックのレンダリングは、パソコン処理の中でもかなり処理負荷が高い作業に入ります。普段あまり求める処理ではありませんが、Inspiron 15Rの底力を知るために他機種と比較してみました。
シングルスレッド処理は、Core i5-430M (2.27GHz)がCore 2 Duo P8700(2.53GHz)を超えるスコアを計測しています。動作周波数が低いにも関わらず、動作周波数を自動的に上昇するターボブースト機能が働いているためと想像します。 また、マルチスレッド処理では、4スレッド動作するCore i3/i5がCore 2 Duoを圧倒しています。Core i3-330M (2.13GHz)でさえ、販売当初は比較的高価だったCore 2 Duo P8700より速い処理が行えるという結果は、近年の技術進歩を感じずにはいられません。 余談ですが、デスクトップパソコンのCore i3-530(2.93GHz)で同じテストを行うと、マルチスレッド時スコア:8682、処理完了時間:1分41秒(101秒)とかなり速いです。結構大きなスコア差なので、性能重視であればデスクトップパソコンを検討した方が良いかもしれません。
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15.6インチ液晶モニタ/最新CPU「Core i3/i5」を搭載するスタンダードノートInspiron
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