デアゴスティーニ 「マイ3Dプリンター」 レビュー
ちょっと気になるデアゴスティーニの「マイ3Dプリンター」のレビューをご紹介します。
毎週少しずつ3Dプリンターを作り上げていくのが楽しく、子供の頃にプラモデルを作った懐かしい記憶が蘇りますよ♪
【第６号】 ノイズフィルターを取り付けて、iPhoneケースを作る
マイ3Dプリンターの第６号
マイ3Dプリンター第６号の組み立てガイド。「ノイズフィルターを取り付ける」です。
前号で組み立てたバックパネルを用意し、右下にノイズフィルターを取り付けます。いわゆる、家庭の100Vコンセントを差し込む部分です。
ノイズフィルターとは、名前のとおりノイズを除去する部品です。家庭の100Vコンセントには、電気の他に様々なノイズが含まれているため、3Dプリンターのような電子機器にノイズが侵入すると誤作動が生じる恐れがあるからです。
裏方向からノイズフィルターを拡大。ノイズフィルターにネジを通し、ワッシャーとナットで固定します。
マイ3Dプリンター第６号の完成。次号は、このバックパネルに「X軸用のリミットスイッチ」を取り付ける作業です。
今週の「3Dプリンターの世界」と「ベーシック講座」
マイ3Dプリンター第６号の「3Dプリンターの世界」と「ベーシック講座」の内容について、少しだけご紹介します。
「3Dプリンターの世界」。最近では、七五三や入学式、結婚式の記念に本人そっくりのフィギュアを作ってくれるサービスが提供されています。プロ職人＆フルカラー3Dプリンターの組み合わせでこそ可能な品質ですが、私のように3Dプリンターを勉強したいと感じている方は、目標としている方も多いのではないでしょうか。今後、3Dプリンターの技術が進歩して、自宅でも作れるようになると良いですね。
「ベーシック講座」。3Dモデリングソフトを操作していると、頻繁に出てくる操作がこの「押し出し/Extrude」です。①まず平面を作って、②平面を「押し出し/Extrude」で持ち上げて立体にする、という流れです。平面がどのような形状でも、その形状のまま立体化しますので、モデリング操作している時は快感です♪
3Dモデリングソフトでパソコン操作を身につける
今号の3Dモデリング練習は「iPhoneケースを作ろう！」です。
写真はテンプレートを開いた状態。金色（左）がiPhone 6本体をシュミレートしたもの、青色（右）がスマホケースになるソリッドです。
青色のソリッドの中身を、iPhone 6本体のサイズでくり抜いて、
カメラのレンズや電源、コネクタ等の箇所を切り取ります。これで、iPhone 6のスマホケースが完成です。
さらに、ICカードをスライドして収めるポケット部を作成します。クレジットカードや一般的なICカードの大きさ（85.6×54.0×0.76mm）でエッジを作って、
カードが収まるカバーを上から乗せ、カードをスライドしやすくする穴を作成すれば、
iPhoneケースの完成です♪よく見ると、細部まで作り込まれているのがわかります。
このデータを3Dプリンターで出力したら、本当にiPhone 6スマホケースになるんですね、スゴイです。ただし、私はiPhone 5しか持っていないので使えません･･･。次は自分でiPhone 5スマホケースを作成してみたいと思います。
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