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Dimension E520 カスタマイズ項目検討
Dimension E520は、インテル社のCPUを搭載した、低価格な拡張型デスクトップパソコン。
基本性能は高いので、インターネットや文章作成、簡単な画像・動画編集にお勧めです。
検討項目
- OS(オペレーティングシステム)
- CPU
- メモリ
- ハードディスク
- RAID構成ハードディスク
- 光学ドライブ
- ビデオコントローラ
- TVチューナー搭載ビデオキャプチャーカード
※詳細は、 Dimension E521(DELL公式ページ)でご確認下さい。
※下記のカスタマイズ項目は、2006/10/11現在のものです。
- Windows Vista(TM) Ultimate 32ビット 正規版(日本語版)
- Windows Vista(TM) Business 32ビット 正規版 (日本語版)
- Windows Vista(TM) Home Premium 正規版 (日本語版) ← DELLガイド オススメ!
- Windows Vista(TM) Home Basic 正規版 (日本語版)
詳しく説明
一般的には、「Home Premium」がオススメです。
ビスタのならではの美しいグラフィック機能エアロや映像・音楽関連ソフトも豊富に標準装備されています。
事実、ほとんどの方はこの「Home Premium」を選択されるでしょう。
シンプルなOSが良いという方には、「Home Basic」がおすすめです。
大容量メモリや高いグラフィック機能が必要となるエアロは使用できませんが、安さと動作の軽さは1番です。ただしエアロだけでなく、他の機能もかなり省略されていますので、「インターネットやメール、文章作成がメイン」というように使用目的が特化している方でないとオススメできません。
対して企業用として販売されているのが、「Business」です。
エアロ機能はもちろん、セキュリティ機能が高いのが特長で、システムやデータのバックアップ機能も標準搭載しています。データを失うと業務に差し障る企業向けと言えるでしょう。
ただし、映像・音楽関連のマルチメディア機能が省略されていますので、個人向けとは言い難いと思います。「Home Premium」の上位版ではありませんので、ご注意下さい。
また、これら全ての機能を有している最上位エディションが、「Ultimate」です。
個人用、業務用共に機能が充実していますので、ヘビーユーザーの方にも最適です。
価格が多少高めですので、パソコン初心者の方には不向きだと言えるでしょう。
ビスタの主な機能比較
各エディション別機能比較です。
主な機能 |
Home Basic |
Home Premium |
Business |
Ultimate |
半透明化や3Dグラフィック表示機能 エアロ |
× |
○ |
○ |
○ |
保護者による機能制限 |
○ |
○ |
× |
○ |
家電プレーヤーのように簡単な操作ができる Windows Media Center |
× |
○ |
× |
○ |
画像の管理編集ソフト Windows フォトギャラリー |
○ |
○ |
○ |
○ |
動画の編集ソフト Windows ムービーメーカー |
× |
○ |
× |
○ |
DVD作成ソフト Windows DVDメーカー |
× |
○ |
× |
○ |
データ復元ができるシャドウコピー機能 |
× |
× |
○ |
○ |
パソコンシステムのバックアップ機能 |
× |
× |
○ |
○ |
※さらに詳しい比較は、「Windows Vista(ビスタ)特集ページ 8.Windows Vista エディション比較」をご参照下さい。
ポイント!
●一般的な方が選択対象となる、
「Windows Vista(TM) Home Premium 正規版 (日本語版)」
●予算重視、インターネットや文章作成のみで使用という方は、
「Microsoft Windows XP Professional Service Pack 2 日本語版」
●システムやデータのバックアップ機能を重視したい方は、
「Windows Vista(TM) Business 32ビット 正規版 (日本語版)」
●機能が全て搭載されている最上位エディションが欲しい方は、
「Windows Vista(TM) Ultimate 32ビット 正規版 (日本語版)」
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- インテル(R) Core(TM) 2 Duo プロセッサー E6300 (2MB L2 キャッシュ 1.86GHz
1066MHz FSB) ← DELLガイド オススメ!
- インテル(R) Pentium(R) D プロセッサー 915 (2MBX2 L2 キャッシュ 2.80GHz
800MHz FSB)
- HTテクノロジー インテル(R) Pentium(R) 4 プロセッサー 631 (2MB L2 キャッシュ
3GHz 800MHz FSB)
- インテル(R) Celeron(R) D プロセッサー 336(256KB L2 キャッシュ、2.80GHz、533MHz
FSB)
詳しく説明
CPUは実際にデータの処理を行う中心的なパーツです。
そのため使用する目的によって選択が変わってきます。インターネット、Word/Excelなどのソフトの使用がメインであれば下位CPUでも充分です。
デュアルコア・プロセッサというのは、コアと呼ばれるCPUの核を2個(デュアル)搭載したCPUのことです。
一度にたくさんのウィンドウや画像を開いたり、ビデオカメラで撮影した動画の編集など、処理負荷が高い作業の場合に効果的です。
ただし、複雑・高度な動画編集を行う場合は、上位機種のDimension 9200でないと性能的に厳しいのでご注意下さい。
ちなみにおすすめは、最新のデュアルコアCPUである「インテル Core 2 Duo プロセッサ」です。
性能・省電力性・コストパフォーマンスと、全ての面で優れています。
Core 2 Duoの時代は、しばらく続きそうです。
ポイント!
●インターネット、メール、Word、Excelなどの一般的な使い方をするなら、
インテル(R) Celeron(R) D プロセッサー 336(256KB L2 キャッシュ、2.80GHz、533MHz
FSB)
●処理負荷の高いデジカメ画像、ビデオカメラ動画編集を楽しみたい方は、
「インテル(R) Core(TM) 2 Duo プロセッサー E6300 (2MB L2 キャッシュ 1.86GHz
1066MHz FSB)」
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- 2GB(1GB x2) デュアルチャネルDDR2-SDRAMメモリ
- 2GB(512MB x4) デュアルチャネル DDR2-SDRAMメモリ
- 1GB(512MB x2) デュアルチャネル DDR2-SDRAMメモリ ← DELLガイド オススメ!
詳しく説明
メモリをたくさん搭載しておくと、一度に処理できる作業が多くなり、操作も快適になります。
例えば、ExcelとWordを同時に使用したり、デジカメ画像を一度にたくさん開いたりする時にも、ストレスなく作業ができます。
推奨メモリ容量
Eメールやインターネット閲覧 ・・・ 256MB
複数プログラムの同時起動、画像編集 ・・・ 512MB
ホームページの作成 ・・・ 512MB
高性能ゲーム・動画編集 ・・・ 1GB以上 |
ビスタを導入する場合は、最低でも1GBメモリが必須です。
さらに言えば、インターネットやメール、デジカメ画像管理など軽負荷な作業であれば1GBメモリでもOKですが、高画素なデジカメ画像やビデオカメラで撮影した動画の編集作業をするなら、2GBないと快適性に疑問が沸きます。 扱うデータ量が大きすぎると、パソコンの処理速度がかなり遅く、最悪の場合にはソフトが途中で止まってしまうなんてことにもなりかねません。
予算的に余裕がなければ、とりあえず1GBメモリとしておき、後に必要となった時に1GBメモリを追加するという方法もあります。
使用目的と予算に合わせて、検討してみましょう。
ポイント!
●最低限の快適性で良い方は、
「1GB(512MB x2) デュアルチャネル DDR2-SDRAMメモリ」
●一度にたくさんのアプリケーションを開いて作業する方や動画編集をメインに使う方は、
「2GB(1GB x2) デュアルチャネルDDR2-SDRAMメモリ」
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- 640GB(320GB×2) SATA HDD
- 500GB(250GB×2) SATA HDD
- 410GB(250GB+160GB) SATA HDD ← DELLガイド オススメ!
- 320GB(160GB×2) SATA HDD
- 320GB SATA HDD
- 250GB SATA HDD
- 160GB SATA HDD
詳しく説明
上記のとおり、ノートパソコンでは真似できないようなハードディスク容量まで設定することができます。
最近では特にハードディスクも低価格化していますので、ちょっと多めの選択が将来的にお勧めです。
もちろん、動画等の容量が多いデータを保存する場合はDVDを使うこともありますが、やはりハードディスクの容量は必要になります。
また、インストールするソフトの必要な容量も年々増加しており、ハードディスク容量が足りなくなることも考えられますので、できるだけ容量の大きいものが良いでしょう。
推奨ハードディスク容量
Eメールやインターネット閲覧 ・・・ 40GB以上
デジタルカメラ画像(静止画)保存、動画保存 ・・・ 80GB以上 デジタルビデオカメラデータ(動画)保存、テレビ録画など ・・・ 160GB以上 |
拡張型タイプのDimension E520は、ハードディスクを2台搭載できます。
できるだけ大容量のハードディスクを選択しておくことをおすすめします。
ポイント!
●最低でも、確保しておきたい容量は、
「320GB SATA HDD」
●動画など大容量データの保存なら、
「410GB(250GB+160GB) SATA HDD」
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- 640GB(320GB×2) SATA HDD RAID1 ← DELLガイド オススメ!
- 500GB(250GB×2) SATA HDD RAID1
- なし
詳しく説明
ハードディスクを2台使って効果的な機能を利用しようというのが、RAIDのわかりやすい発想です。
上位機種であれば、RAID0とRAID1が選択できますが、Dimension E520に関してはRAID1のみです。
ご注意ください。
★RAID 1(ミラーリング)
同じ情報を2つのハードディスクに記録させる機能です。もし片方のディスクに障害が発生しても、もう片方に同じ情報が記録されていますので、重要情報のバックアップ体制をより万全にすることが可能です。
ちなみに、
★RAID 0(データストライピング)
2つのハードディスクドライブを一つの仮想HDDとして動作させる機能です。データを2つのドライブに分散して読み書きするため、より早いアクセス速度を実現します。
を利用したいのであれば、上位機種であるDimension 9200を選択する必要があります。
ポイント!
●おすすめは、1GB当たりの単価がお得な、
「640GB(320GB×2) SATA HDD RAID1」
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- 18倍速DVDスーパーマルチドライブ(ダブルレイヤー対応)Vista用 ← DELLガイド オススメ!
- DVD-ROMドライブ & DVD+/-RWドライブ (DVD+R 2層書込み対応) セット
- DVD+/-RWドライブ(DVD+R 2層書込み対応)
詳しく説明
この項目はずばり、どの記録メディアを使うかがポイントです。
音楽CDなどを聞いたり、レンタルDVDで映画を見るだけならCD-RW/DVDコンボドライブで充分です。
動画の保存しておきたいのでさらに大容量なDVDへの書き込みが必要であればDVD+/-RWドライブ(DVD+R
2層書き込み対応)が選択肢となります。
参考容量:CD(700MB)、DVD(4.7GB〜8.5GB)
ドライブ |
使用目的 |
対応メディア |
CD-ROM ドライブ |
●音楽CD鑑賞 |
CD-ROM |
DVD-ROMドライブ |
●音楽CD/DVD映画鑑賞 |
DVD-ROM、CD-ROM |
DVD/CD-RWコンボドライブ |
●音楽CD/DVD映画鑑賞
●CD-R/RWにデータ保存 |
DVD-ROM、CD-ROM、CD-R、CD-RW |
DVD+/-RW ドライブ (DVD+R 2層書込み対応) |
●音楽CD/DVD映画鑑賞
●CD-R/RWにデータ保存
●DVD±R/RWにデータ保存 |
DVD-ROM、DVD+R(含:2層)、DVD+RW、DVD-R、DVD-RW、CD-ROM、CD-R、CD-RW |
DVDスーパーマルチドライブ |
●音楽CD/DVD映画鑑賞
●CD-R/RWにデータ保存
●DVD±R/RWにデータ保存
●DVD-RAMにデータ保存 |
DVD-ROM、DVD-RAM、DVD+R(含:2層)、DVD+RW、DVD-R、DVD-RW、CD-ROM、CD-R、CD-RW |
ポイント!
●全ての記録メディアを使用したい方は、
「18倍速DVDスーパーマルチドライブ(ダブルレイヤー対応)Vista用」
●DVDメディアを使用したい方は、
「DVD+/-RWドライブ(DVD+R 2層書込み対応)」
●「音楽CD再生用」、「DVD記録用」と使用目的に分けて光学ドライブが欲しい方は、
「DVD-ROMドライブ & DVD+/-RWドライブ (DVD+R 2層書込み対応) セット」
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- ATI RADEON X1300 Pro 256MB DDR(DVI/TV-out付) ← DELLガイド オススメ!
- NVIDIA(R) GeForce(TM) 7300 LE 256MB TurboCache(TM) (DVI/VGA/TV-out付)
詳しく説明
この項目はずばり動画をどこまで楽しむかがポイントです。
DVD映画を時々楽しむ程度であれば、特に予算をかける必要はありません。
また、ビスタの特長でもあるキレイなグラフィック描画「エアロ」を快適に楽しみたいなら、少しでも性能に余裕のあるビデオコントローラがお勧めです。
また、オンライン3DやCADグラフィックなど、高度なグラフィック能力が必要な場合に、ビデオコントローラの性能が必要となります。
しかし、そこまでこのDimension E520に求めるのは、少々厳しいかなと思います。
オンライン3DやCADグラフィックを主な使用目的とするなら、上位機種をお勧めします。
ポイント!
●DVD映画の再生ができれば良い方は、
「内蔵 NVIDIA GeForce 6150 LE GPU グラフィックス(オンボード)」
●次世代OSである、Windows Vistaへの移行を考えている方は、
「ATI RADEON X1300 Pro 256MB DDR(DVI/TV-out付)」
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- なし
- (Media Center Edition 専用) ATI Wonder Elite TVチューナーカード(専用リモコン付属)
- (Media Center Edition 専用) Emuzed Angel デュアルTVチューナー(専用リモコン付属)
詳しく説明
テレビの視聴や録画ができる、テレビチューナーカードです。
3次元Y/C分離、ノイズリダクションといった高画質な録画性能を搭載しています。
録画時にパソコン処理に負担がかかりにくいハードエンコードタイプなので、安定した録画が可能です。さらに、付属ソフトによりiEPG、追っかけ再生なども可能です。
特に「Emuzed Angel」は3次元Y/C分離、ゴーストリダクション、ノイズリダクションといった高画質な録画性能を搭載しています。
また、2番組同時録画にも対応していますのでお勧めです。
ポイント!
●パソコンでテレビを見ない方は、
「無し」
●テレビパソコンとして利用したい方は、
「Emuzed Angel デュアルTVチューナー(専用リモコン付き)」 ← (OSにWindows
XP Media Center Editionを選択する必要があります。)
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このように、Dimension E520には、たくさんのカスタマイズ項目があることがわかって頂けると思います。
しかし、カスタマイズによっては特徴の違ったパソコンにもなりますので、色々検討してみる必要があります。
デル公式ページにて実際に見積もりすることによって、自分のカスタマイズで予算がどの程度になるのか検討されてはどうでしょうか。
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