後継モデルは以下のリンクをご参照ください。
13インチモニタを搭載する極薄ベゼルノート「Inspiron 13 7000(7391)」 レビュー
【特徴】13インチモニタを搭載するノートパソコン「Inspiron 13 7000(7391)」
今回ご紹介するのは、13インチモニタを搭載したノートパソコンInspiron 13 7000(7391)(正式名称はInspiron
13 7391)のレビューです。
上品なデザインが際立つ、軽量・コンパクトな位置づけの7000シリーズです。
(参考)New Inspiron 13 7391(DELL公式ページ)
(特徴その1) コンパクト、かつ、シンプルな13インチノート
Inspiron 13 7000(7391)の外観。幅:307.6mm×奥行き:204.7mmのコンパクトボディを実現。高さは14.9〜16.5mm、重量も0.955kgと軽量ボディです。
モニタフレームの幅は約7mmと薄い。
横から見たInspiron 13 7000(7391)。モニタの薄さも際立ってます。モニタの厚みは約5mm!
(特徴その2) 最新の最新第10世代Coreプロセッサと高速SSDを標準搭載!
Inspiron 13 7000(7391)は、見た目のデザインだけでなく、最新の最新第10世代Coreプロセッサや高速なSSDを搭載しており、性能面でも妥協がありません。
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今回ご紹介しているInspiron 13 7000(7391)には、Core i7プロセッサを搭載しています。安価なCore
i5プロセッサもカスタマイズ可能です。
Inspiron 13 7000(7391)が搭載するSSD(左)と安価なノートパソコンに搭載するハードディスク(右)のアクセス速度をCrystalDiskMark
6.0で計測。Inspiron 13 7000(7391)の速さがよくわかります。読み出し(Read)・書き込み(Write)共、全く別次元ですね。
(特徴その3) 画像や動画がキレイなフルHD(1920×1080)の光沢パネルを採用
Inspiron 13 7000(7391)のモニタをチェック。画像や動画がキレイなフルHD(1920×1080)の光沢パネルを採用しています。一般的な1366×768と比べると表示範囲が広いので複数作業に最適です。
視野角は広いですが、若干暗くなります。
しかも、モニタ上部のこの薄いベゼル幅にマイクやカメラが入っています。カメラが何とか把握できる程度です。
モニタ下には、シルバーのDELLロゴを配置。
(特徴その4) 高品質な素材を採用
Inspiron 13 7000(7391)には、マグネシウム合金を採用し、超薄型軽量ボディを実現しています。手を置くパームレスト部分は、金属光沢のある質感なので、高級感もバツグンです。写真では少しわかりにくく、伝えきれないのが残念です。
Inspiron 13 7000(7391)の天板。写真はシルバー色です。
Inspiron 13 7000(7391)の天板を拡大。刃物をイメージさせるような鋭さが印象的です。
DELLロゴもシルバーに光ってキレイ。
極細ベゼルの13インチノートパソコンInspiron 13 7000(7391)。
詳しくはNew Inspiron 13 7391(DELL公式ページ)をご参照ください。
【外観】Inspiron 13 7000(7391)の外観をチェック
Inspiron 13 7000(7391)の外観を詳しくご紹介します。
Inspiron 13 7000(7391)の左側面
Inspiron 13 7000(7391)の左側面。左から、電源、HDMI、USB3.1 Gen1 Type-C(ディスプレイ出力/給電対応)、microSDカードリーダーです。
Inspiron 13 7000(7391)の右側面
Inspiron 13 7000(7391)の右側面。左から、ヘッドフォン/マイク、USB3.1 Gen1です。
Inspiron 13 7000(7391)の前面
Inspiron 13 7000(7391)の前面。接続端子はありません。
Inspiron 13 7000(7391)の背面
Inspiron 13 7000(7391)の背面。接続端子はありません。
Inspiron 13 7000(7391)の底面
Inspiron 13 7000(7391)の底面。高級感ある素材で形成されており、放熱用のスリットが背面側に2列もあります。両サイドにある小さなドットスリットは、内蔵スピーカー×2です。
底面を拡大。ドットスリットには内蔵スピーカーが搭載されています。DELLいわく「スタジオレベルの高音質」は言い過ぎですが、低音こそないものの、クリアでキレイな音楽・動画鑑賞が楽しめます。また、前面側に配置されていることから、臨場感もあります。
底板の中央にあるInspiron のロゴ。凹凸を作って、高級感を演出しています。
Inspiron 13 7000(7391)のキーボード
本体ボディの全景。キーボードは、19mmフルサイズかつアイソレーションタイプです。
なお、Inspiron 13 7000(7391)のキーボードは、バックライトを標準装備しています。機種によってはオプションになる場合もありますので、嬉しいポイントです。Inspiron
13 7000(7391)を寝室などの暗い部屋で使う場合に最適ですね。ちなみに、明るい部屋ではバックライトが自動的に消灯します。
キーボード左部分を拡大。キー配列は標準的で、一番上列のファンクションキーが少し小さいのが気になりますが、頻繁に使うキーではないので割り切りが必要でしょう。
キーボード右部分を拡大。Enterキーが少し小さいのが個人的には不満ですが、慣れれば問題なし。
キーを拡大。一般的なスタンダードノートよりもキー表面が少しツルッとしてますが、タイピング感は良好です。たわみも少ないです。DELLいわく、「よく使用されるキーを1,000万回打鍵し、問題がないことを確認しています」とのこと。
キーピッチは19mmフルサイズなので、手が大きな私でもスペースに余裕があります。
デザイン性を考慮して、電源ボタンは他のキーと同じデザインになっています。オプションの指紋認証リーダーで、Windows Helloによる安全かつ簡単なログインが可能です。
広い高精度タッチパッド。幅:10.5cm、奥行き:6.5cmと広く、タッチパッド部分はツルツルしているので、クリックしやすいです。
極細ベゼルの13インチノートパソコンInspiron 13 7000(7391)。
詳しくはNew Inspiron 13 7391(DELL公式ページ)をご参照ください。
【性能編】 Inspiron 13 7000(7391)の性能をベンチマークテスト
Inspiron 13 7000(7391)の性能を調べるため、各種ベンチマークテストを実施しました。
Inspiron 13 7000(7391)のカスタマイズ構成
機種名 |
New Inspiron 13 7000 プラチナ(大容量SSD・MX250搭載) |
OS |
Windows 10 Home (64ビット) 日本語 |
CPU |
第10世代 インテル Core i7-10510U プロセッサー (8MB キャッシュ, 最大 4.9
GHz まで可能) |
メモリ |
8GB, オンボード, LPDDR3, 2133MHz |
ハードディスク |
512GB M.2 PCIe NVMe SSD |
ビデオコントローラ |
NVIDIA GeForce MX250 2GB GDDR5 グラフィックス メモリー 付き |
※最新のInspiron 13 7000(7391)のカスタマイズ構成は、New Inspiron 13 7391(DELL公式ページ)をご参照ください。
Inspiron 13 7000(7391)のデバイスマネージャー
CPU-Zで「Core i7-10510U プロセッサー」を見る。省電力タイプに関わらず、動作周波数は4.9GHz程度まで上昇します。また、高性能な4コア/8スレッド動作です。
予算重視であれば、下位の第10世代 インテル Core i5-10210U プロセッサー (6MB キャッシュ, 最大 4.2
GHzまで可能)のカスタマイズも可能です。最大動作周波数は低いものの、同じ4コア/8スレッド動作なのでコストパフォーマンスは高いです。
GPU-Zで「NVIDIA GeForce MX250 2GB GDDR5 グラフィックス メモリー 付き」を見る
SSDの性能をチェック
定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0を使って、Inspiron 13 7000(7391)の512GB M.2 PCIe NVMe SSDの性能を調べてみました。連続読み出しは1731.7MB/sと爆速です。実際の体感速度と関係する「4K QD32T1」も読み出し411.5MB/s、書き込み443.5MB/sと爆速です。
ATTO Disk Benchmarkで比較
もう1つの定番ベンチマークであるATTO Disk Benchmarkで、詳細に比較してみました。
読み書き速度のご参考にしてください。
ATTO Disk Benchmarkで「512GB SSD」をテスト。
CPU単体の処理速度をテストする定番ベンチマーク「CINEBENCH R11」
古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCH
R11を使って、CPUの実力を確認してみました。
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。
Core i7-10510Uは4コア・8スレッドなので、デスクトップパソコン並みの性能を誇ります。
CINEBENCH R11
機種名 |
第10世代 インテル Core i3-10110U
(2コア/4スレッド、2.1〜4.10GHz) |
第10世代 インテル Core i5-10210U
(4コア/8スレッド、1.6〜4.20GHz) |
第10世代 インテル Core i7-10510U
(2コア/4スレッド、1.8〜4.90GHz) |
(参考)
第8世代 インテル Core i7-8565U
(4コア/8スレッド、1.8〜4.6GHz) |
(参考)
第7世代
Core i5-7300U
(2.6〜3.5GHz) |
【CINEBENCH R11】 CPU(シングルスレッド)(pts) |
1.89 |
1.93 |
2.03 |
1.98 |
1.64 |
【CINEBENCH R11】 CPU(マルチスレッド)(pts) |
4.31 |
6.34 |
6.42 |
6.37 |
3.91 |
旧世代のハイエンドCPUである「第8世代 Core i7-8565U」、旧世代の安価な「インテル
Core i5-7200U」と比較してみました。
また、第10世代 のCore i3-10110U、Core i5-10210Uとも比較してみました。
Inspiron 13 7000(7391)がカスタマイズ可能な、第10世代 Core i5-10210UやCore i7-10510Uは、かなり高いスコアをたたき出しています。
CINEBENCH R15スコア。Core i7-10510U。
なお、Core i5-10210Uだと、CPUは572 cb、CPU(Single Core)は170 cbです。
CINEBENCH R20スコア。Core i7-10510U。
なお、Core i5-10210Uだと、CPUは1303 cb、CPU(Single Core)は417 cbです。
実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」
実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。
一般的な使い勝手の「Home」は3660。
普段使いは文句なし。
なお、Core i5-10210Uだと3514です。
画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は3708。
クリエイティブ用途だと、少し物足りないかも。
なお、Core i5-10210Uだと3604です。
文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は5189。
かなり高いスコアなので、問題なし。
なお、Core i5-10210Uだと4909です。
ストレージへのアクセス速度を調べる「Strage(SSD)」は5021。かなり速いです。
SSDを搭載しているので、全ての項目で高スコアです。
実アプリケーションでの快適さを想定した、最新ベンチマーク「PCMARK 10」
実アプリケーションでの快適さを想定した、最新のベンチマーク「PCMARK 10」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。
PCMARK10(日常的なパソコン作業、デジタルコンテンツ用途を想定)
日常的なパソコン作業、デジタルコンテンツ用途を想定したベンチマークテストです。
「PCMARK10」のスコアは4042なので、普段使いは文句なし。
なお、Core i5-10210Uだと4035です。
PCMARK10 Express(ビジネス用途を想定)
ビジネス用途を想定したベンチマークテストです。
「PCMARK10 Express」のスコアは4914なので、ビジネス用途も強い。
なお、Core i5-10210Uだと4702です。
PCMARK10 Extended(ゲームの処理性能を含む、多用途を想定)
ゲームの処理性能を含む、多用途を想定したベンチマークテストです。
「PCMARK10 Extended」のスコアは3556なので、拡張型ビデオコントローラーを搭載していないノートパソコンよりもかなり高スコアです。
なお、Core i5-10210U+インテル UHD グラフィックス 共有 グラフィックスメモリーだと、2868です。
ファイナルファンタジー14 紅蓮の解放者の公式ベンチマークテストで性能をチェック
比較的軽いファイナルファンタジー14 紅蓮の解放者のベンチマークテストを試してみました。
一般的な「高解像度1920×1080、標準品質、DirectX 11」の設定で、『やや快適』でした。
ゲーム用途を想定する場合は、拡張ビデオコントローラ付きの機種がおすすめです。
なお、「Core i5-10210U+インテル UHD グラフィックス 共有 グラフィックスメモリー」だと、快適性は普通となります。
ゲーム用途はおすすめできません。
(総まとめ)高コストパフォーマンスな薄型ノートInspiron 13 7000(7391)
最近のモバイルノートは、20万円前後するハイエンドモバイルから数万円程度のローエンドモバイルまで幅広い機種が各メーカーから発売されています。その中でInspiron 13 7000(7391)は10万円台(2019年12月時点。割引クーポンを利用すると8万円台からの購入が可能!)という価格帯ながらも、デザイン・性能面共に高コストパフォーマンスを誇ります。
Inspiron 13 7000(7391)は、
- シンプル、かつ、コンパクトな13インチノート
- マグネシウム合金を採用し、0.955kg〜の軽量ボディ
- 極めて薄いモニタフレーム
- 高質感のあるプレミアム素材・加工
- 画像や動画がキレイなフルHD(1920×1080)、かつ、広視野角パネルを採用
- 最新の最新第10世代Coreプロセッサと高速SSDを標準搭載
など、メインノートの買い替えはもちろん、2台目のサブノートとしてもおすすめです。気になる方は、チェックしてみてください。
極細ベゼルの13インチノートパソコンInspiron 13 7000(7391)。
詳しくはNew Inspiron 13 7391(DELL公式ページ)をご参照ください。
(おまけ)5000シリーズのInspiron 13 5000(5391)と比較
5000シリーズのInspiron 13 5000(5391)と比較してみました。
(参照)パソコン納得購入ガイドのInspiron 13 5000(5391) レビュー
Inspiron 13 5000 LTE 5391(DELL公式ページ)
結論から申しますと、デザインや大きさ、接続端子はほぼ同じです。ただし、重さが異なります。
外観を比較。左がInspiron 13 5000(5391)、右がInspiron 13 7000(7391)。
本体サイズはほぼ同じです。
本体ボディを比較。左がInspiron 13 5000(5391)、右がInspiron 13 7000(7391)。
正面から見ても、ほぼ同じ。
本体ボディを比較。左がInspiron 13 5000(5391)、右がInspiron 13 7000(7391)。
上から見てもほぼ同じです。
デザインは、キーボード下のくぼみが少しだけ違う程度です。
ボディの素材はアルミニウム(5000)とマグネシウム合金(7000)と大きく異なるので、マグネシウム合金(7000)は軽く、かつ、金属感があります。
タッチパッドは、7000は本体と一体感のあるデザイン、5000はキラリと光るダイヤモンドカットです。好みの違いでしょうか。
天板を比較。左がInspiron 13 5000(5391)、右がInspiron 13 7000(7391)。
見た目やサイズは同じです。
天板を比較。左がInspiron 13 5000(5391)、右がInspiron 13 7000(7391)。
デザインはほぼ同じです。
天板を横から比較。左がInspiron 13 5000(5391)、右がInspiron 13 7000(7391)。
本体サイズはほぼ同じです。
モニタのベゼルを比較。左がInspiron 13 5000(5391)、右がInspiron 13 7000(7391)。
ベゼル幅は同じですが、モニタの位置が高いのは7000です。もちろん、モニタのサイズはどちらも13インチで一緒です。
モニタのベゼルを比較。左がInspiron 13 5000(5391)、右がInspiron 13 7000(7391)。
なお、5000は非光沢ディスプレイ、7000は光沢ディスプレイです。
右側面を比較。上がInspiron 13 5000(5391)、下がInspiron 13 7000(7391)。
接続端子はほぼ同じです。5000(LTE)タイプの場合は、micro SIMカードスロットがあります。
左側面を比較。上がInspiron 13 5000(5391)、下がInspiron 13 7000(7391)。
接続端子は同じです。
天板を比較。左がInspiron 13 5000(5391)、右がInspiron 13 7000(7391)。
天板は5000が膨らんでおり、7000はスリムな印象です。
天板を比較。左がInspiron 13 5000(5391)、右がInspiron 13 7000(7391)。
天板は5000が膨らんでおり、7000はスリムな印象です。
底面を比較。左がInspiron 13 5000(5391)、右がInspiron 13 7000(7391)。
排熱メッシュ面積が違います。
底面を比較。左がInspiron 13 5000(5391)、右がInspiron 13 7000(7391)。
スピーカーの形状が違います。
なお、性能的には、
- Inspiron 13 5000(5391)は、Core i5+内蔵型グラフィックス
- Inspiron 13 7000(7391)は、Core i7+拡張型グラフィックスがカスタマイズ可能
という違いです。
予算と用途にあわせて、両機種を比較検討してみてください。
DELL公式サイト 製品ページリンク
極細ベゼルの13インチノートパソコンInspiron 13 5000 (LTE)(5391)。
詳しくはNew Inspiron 13 5000 LTE 5391(DELL公式ページ)をご参照ください。
極細ベゼルの13インチノートパソコンInspiron 13 7000(7391)。
詳しくはNew Inspiron 13 7391(DELL公式ページ)をご参照ください。
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