DELLスリム型デスクトップ Inspiron 580s レビュー

DELL Inspiron 580s 製品概要

【概要４】 Inspiron 580sの性能をベンチマーク

Inspiron 580sの性能を知るために、Windows 7エクスペリエンス値のスコアやPCMark Vantageなどのベンチマークスコアをご紹介します。

今回ご紹介するInspiron 580sカスタマイズ

今回ご紹介するInspiron 580sのカスタマイズ構成は以下のとおりです。

OS

Windows 7 Home Premium 64ビット 正規版(日本語版)

CPU

インテル Core i3 530 (動作周波数：2.93GHz)

メモリ

4GB(2GB×2)

ハードディスク

500GB

ビデオコントローラ

ATI Radeon HD 5750 1GB

低価格なCore i3 530でも2.93GHzという高い動作周波数を誇ります。64ビットのWindows 7なので、最大6GBもの大容量メモリも搭載可能です。

Windows エクスペリエンス インデックス値

Windows 7の動作快適性を表す「Windows エクスペリエンス インデックス値」を調べてみます。

Windows 7の動作がどの程度快適かを示すエクスペリエンス値は5.1。拡張型ビデオコントローラ「ATI Radeon HD 5750 1GB」を搭載しているためグラフィックススコアは5.1/6.2と比較的高いです。グラフィック能力が貧弱なスリム型デスクトップパソコンとは思えません。Windows 7もバリバリ動きます。

Windows 7の動作は、インデックス値が、

• 5以上・・・ものすごく快適
• 4以上・・・かなり快適
• 3以上・・・実用レベル
• 2以上・・・多少性能不足
• 1以上・・・動作しない場合あり

というランク付けであることから、かなり快適な性能を有していることになります。

ちなみに、拡張型ビデオコントローラがnVidia GeForce G310 512MBの場合だとグラフィックスコアは5.0/5.9、オンボードタイプのままだと4.8/5.2前後になります。予算重視の方はご検討ください。

実負荷を想定したベンチマークソフト「PCMark Vantage」

性能が気になる中〜上級ユーザーのために、実負荷を想定した定番ベンチマークソフト「PCMark Vantage」の結果をご紹介します。その他、実アプリケーションのベンチマークについては、後日別ページで詳しく比較します。

　
Inspiron 580sのPCMark Vantageのスコア(左)。Core i3を搭載するスタンダードノートInspiron 15のスコア(右)が4551であることを考えると、約1.5倍のスコアを叩き出しています。画像や動画など処理負荷が高いマルチメディア系コンテンツ用途であれば、Inspiron 580sなどデスクトップパソコン群が強いです。

3Dゲームの描画能力を測定するベンチマークソフト「3DMark06」

グラフィック系ベンチマークの定番である3DMark06のスコアをご紹介します。

　
Inspiron 580sの3DMark06スコア。今回は拡張型ビデオコントローラを搭載しているので、3622とそこそこスコアが高いです。

調子に乗って、Inspiron 580sで最新3Dゲームであるストリートファイター�Wのベンチマークエスとを試してみましたが、低解像度の1280×720でもD判定と少し厳しい結果でした。それなりにプレイは可能ですが、動作がカクカクして快適とは言えません。ファイナルファンタジーなど比較的軽いゲームであれば何とかなりそうですが、最新ゲームのプレイ用途は想定しない方が無難でしょう。

詳しいベンチマークテストについては、別ページで詳しくご紹介します。

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