Inspiron 620は、大人気ロングセラーとなった低価格デスクトップInspiron 580の後継機種。高い基本性能と安価な価格設定が魅力的な、2011年DELLデスクトップパソコンの売れ筋機種です。
DELL Inspiron 620 製品概要
【概要3】 Inspiron 620の内部をチェック
Inspiron 620の内部をご紹介します。
Inspiron 620の内部。ネジを外して側板を後ろから引くと、Inspiron 620の内部にアクセスできます。拡張性、排熱性、メンテナンス性に有利な構造で、内部はかなり広いです。
電源容量は300W。使用が多い12V回路は、17Aと9Aの2系統です。ハイエンドグラフィックカードを搭載するには物足りませんが、Inspiron
620で想定される用途であれば十分でしょう。
CPUクーラーはリテールとほぼ同サイズ。発熱が少ないCore i3/i5シリーズのCPUを搭載するので、小さな65Wタイプで十分なようです。ちなみに、スリム型のInspiron
620sは少し大きな95Wタイプでした。
Inspiron 620内部から前方向を見る。前面に開けてある無数のメッシュ穴から、効率的に空気を吸気することで、Inspiron
620の静音性を実現しています。
本体前面側にハードディスクを搭載。従来機種と異なり、上下に重ねるような配置でした。
ハードディスクを取り出した状態。ハードディスクの側面に金具を付けて、ハードディスクベイに差し込むタイプに変更されてます。
Inspiron 620のマザーボードは、DELL純正でした。安価な入門デスクトップにしては、高価な個体コンデンサの使用割合が多い印象を受けます。
ハードディスクや光学ドライブなど周辺機器を接続するためのSATAコネクタは4つ搭載。1つは青色なので、高速なSATA3.0タイプと推測します。
拡張スロットは、上からPCIe x16が1ヶ、PCIe x1が3ヶです。
拡張スロットは、手軽なネジフリータイプに変更されました。手で簡単に増設可能なので、かなり便利です。
ワンタッチで簡単に外すことができます。
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