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DELL New Inspiron 15R(Inspiron N5110)のレビューをご紹介! DELLの人気ノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
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| ページ更新:2011/5/ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第2世代Core iプロセッサを搭載してリニューアル!
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| 比較対象 | Inspiron 15 | 旧機種 旧機種 XPS 14 | 第1世代 XPS 15 | New Inspiron 15R |
|---|---|---|---|---|
| 主なカスタマイズ構成 (CPU、メモリ、ビデオコントローラ、ハードディスク) |
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| プロセッサ | 6.2 | 6.8 | 7.1 | 6.9 |
| メモリ | 5.9 | 5.9 | 5.9 | 5.9 |
| グラフィックス | 4.6 | 4.4 | 6.6 | 4.7 |
| ゲーム用グラフィックス | 5.1 | 6.5 | 6.6 | 6.1 |
| ハードディスク | 5.4 | 5.9 | 5.9 | 5.9 |
| 基本スコア | 4.6 | 4.4 | 5.9 | 4.7 |

Core i5-2410Mはミドルレンジに位置付けされるCPUだけあって、CPUスコアが6.9と高いです。Windows7の基本動作だけで言えば十分な結果であり、ハイエンドCPUであるCore i7は過大性能と言えます。それよりもメモリやビデオコントローラ、ハードディスクのカスタマイズ仕様を充実させた方が、全体的なコストパフォーマンスは上でしょう。
ちなみに、Core i7-2630QMを選ぶとCPUスコアは7.4まで上昇します。一般用途では過大性能ですが、4コア/8スレッド動作はかなり強力です。マルチスレッド対応のアプリケーションであれば、Core i5-2410Mを大きく超える性能を発揮することがあります。
というCPU選定がおすすめです。
アプリケーションソフトでの利用を想定したベンチマークソフト。ファイルの圧縮や暗号化、メモリの読み書き、Windows起動など実作業に近いテストが中心です。

PCMARK05。アプリケーションソフトでの利用を想定したベンチマークソフト。
| 比較対象 | Inspiron 15 | 旧機種 XPS 14 | 第1世代 XPS 15 | New Inspiron 15R |
|---|---|---|---|---|
| 主なカスタマイズ構成 (CPU、メモリ、ビデオコントローラ、ハードディスク) |
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| CPU | 6006 | 7393 | 7565 | 8310 |
| Memory | 5087 | 6038 | 8373 | 7681 |
| Graphics | 2474 | 4550 | 6674 | 4014 |

PCMARK05各スコアを比較
マルチスレッド処理がそれほど多くないPCMARK05では、Core i5-2410Mが旧Core i7-740QMのCPUスコアを超えました。旧Core i5-460Mと比較しても約1〜2割ほど高スコアであり、Memoryスコアだとさらにスコア差が確認できます。Core i3シリーズは完全に引き離されてますね。
Graphics(グラフィックス)については、Core i5-2410Mの内部グラフィック機能も貢献していますが、拡張型GeForceシリーズには負けます。一般用とであれば問題ありませんが、ゲーム用途には不向きでしょう。
PCMark05よりも、高画質写真やハイビジョン動画などマルチメディア系コンテンツに重きを置いたベンチマークソフト「PCMark Vantage」を使って比較しました。

高画質写真やハイビジョン動画などマルチメディア系コンテンツに重きを置いたベンチマークソフト「PCMark
Vantage」を使ってNew Inspiron 15Rの性能を測定。
| 比較対象 | Inspiron 15 | 旧機種 XPS 14 | 第1世代 XPS 15 | New Inspiron 15R | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 主なカスタマイズ構成 (CPU、メモリ、ビデオコントローラ、ハードディスク) |
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4機種を比較 |
| PCMark Suite | 4551 | 6142 | 6093 | 5978 | 総合スコア。数値が高いほど、デジタルコンテンツ系処理に強い。 |
| Memories Suite | 2654 | 3916 | 4412 | 3727 | 拡大/反転/回転といった高解像度画像の処理&画像ファイルのインポート処理を計測。 |
| TV and Movies Suite | 3010 | 3445 | 4349 | 3920 | Windows Media CenterからのHDDアクセス&HDコンテンツ付きVC-1形式HD DVDの再生処理を計測。 |
| Gaming Suite | 3050 | 5406 | 6036 | 4132 | ゲームにおけるCPUの処理&同HDDの処理処理を計測。 |
| Music Suite | 4442 | 6296 | 5971 | 6388 | Webページのレンダリング,MP3形式→WMA形式のサウンドファイルトランスコード&HDDからWindows Media Playerへ音楽ファイルを追加する処理を計測。 |
| Communicati Suite | 3886 | 5573 | 4590 | 5692 | データの暗号化、データの圧縮&Windows Mailのコピー処理を計測。 |
| Productivity Suite | 4028 | 5079 | 4853 | 5104 | テキスト編集する処理やWindowsのファイル検索、Windows Mailの検索、Webページのレンダリング&HDDからのアプリケーション読み出しする処理を計測。 |
| HDD Suite | 2511 | 4118 | 4007 | 3676 | ハードディスクの速度を計測。 |

PCMark Vantageでの性能比較。旧Core i7を超える項目もありました。
Windows7の基本動作程度だと性能の差が小さい第2世代Core iシリーズですが、PCMark Vantageのように処理負荷が高い実作業になると実力を発揮します。用途項目にもよりますが、旧Core i7に匹敵するパフォーマンスはさすがですね。「旧Core i7搭載ノート」=「最小構成のNew Inspiron 15R」という図式が成り立ってます。特に、「TV and Movies Suite」や「Music Suite」などデジタルコンテンツ系項目での好成績が目立ちます。
New Inspiron 15Rが搭載するハードディスクは、標準的な5400回転/分タイプです。XPS 15が搭載する高速7200回転/分タイプが選べないのは、上位機種との差別化でしょう。

New Inspiron 15Rの320GB(5400回転/分)ハードディスクのCrystalDskMarkスコア
| 比較対象 | XPS 15 (7200回転/分タイプ) |
New Inspiron 15R (5400回転/分タイプ) |
備考 |
|---|---|---|---|
| 連続 Read | 99.31 | 85.54 | 7200回転/分タイプが速い |
| 連続 Write | 83.10 | 81.39 | 同上 |
| ランダム512KB Read | 35.84 | 33.40 | 同上 |
| ランダム512KB Write | 46.97 | 40.75 | 同上 |
| ランダム5KB Read | 0.450 | 0.429 | ランダムになると大きな差はない。ランダム読み出しに強いSSDも検討してみる価値あり。 |
| ランダム5KB Write | 1.676 | 0.825 | 差が付きましたが、個体差があるのかもしれません。 |
Superπはコア数に依存せず、動作周波数に対しての処理速度を測定するベンチマークテストです。Core i5やCore i7が搭載するターボブースト機能の効果を確認してみます。

SUPERπ。シングルスレッド対応の古いアプリケーションを想定したテストです。今回は、円周率を419万桁まで計算する時間を比較しました。
| 比較対象 | Inspiron 15 | 旧機種 XPS 14 | 第1世代 XPS 15 | New Inspiron 15R |
|---|---|---|---|---|
| 主なカスタマイズ構成 (CPU、メモリ、ビデオコントローラ、ハードディスク) |
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| 処理にかかった時間 | 1分47秒(107秒) | 1分40秒(100秒) | 1分16秒(76秒) | 1分11秒(71秒) |
コア数に関係ないベンチマークテストですが、第2世代のターボブースト機能が効いているのかCore i5-2410Mが一番速いです。ターボブースト機能が働かないCore i3や旧Core i5は少し遅いですね。

3Dグラフィックの描画能力を計測できる定番ベンチマークテスト3DMark06。

Core i5-2410M+Intel HD Graphics 3000のベンチマークスコア。表示解像度は1366×768です。拡張型ビデオコントローラを搭載していないので、数字としては少し寂しいです。Windowsエクスペリエンス値のゲーム用グラフィックススコアが6.1もあったとは思えません。ゲーム用途としては少しツラそうですね。

ストリートファイターWベンチマークを実施。予想通り?ゲーム用途には向かないようです。
次ページでは、画像編集や動画エンコードに関するベンチマークテストの結果をご紹介します。

第2世代Core iプロセッサを搭載してリニューアル!スタンダードノート New
Inspiron 15R
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