DELL(デル) Dimension/Inspiron
最新の流行パーツを知って、理想的なDELLパソコンを購入しましょう。
ページ更新:2009/8/23
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2009年夏〜秋版 カスタマイズ最新事情を知ろうマイズ最新事情を知ろう

DELLパソコン購入を検討されている方のために、最新のパーツトレンドをご紹介。

8.CPU編 基礎知識〜驚異的な処理性能のCore i7を手に入れる〜

現在のCPU市場において最高性能を誇っているのが、インテルのCore i7シリーズです。単純にCPUのダイサイズがCore 2 Duo/Quadと比べても大きく、搭載しているトランジスタ数も莫大です。

下位クラスのCore i7 920であれば、Core Quad同等の価格帯でお買い得

ハイエンドに位置付けされるCore i7シリーズだけに、価格が非常に高価です。最上位モデルはCPUだけで10万円超という、パソコンがもう1台買えてしまう価格帯であり、とても一般的なCPUとは言えません。

またCore i7は従来のCore 2 Duo/Quadと全く互換性がないため、マザーボードやメモリ(DDR3-SDRAM)など他パーツをまとめて更新する必要があります。今年の春頃までは対応メモリもかなり高かったので、よほど性能にこだわる方でなければCore i7を導入する恩恵を受けづらい、というのが一般市場の共通認識でした。

ところが今年の夏頃から、少し状況に変化が見えました。DDR3-SDRAMメモリの価格が急激に下がりはじめたのです。しかもCore i7の最下位モデルCore i7 920であれば、Core 2 Quadの上位モデルCore 2 Quad 9550/9650と同等の価格帯で購入することができます。

最新規格メモリであるDDR3-SDRAMの価格下落が激しい
最新規格メモリであるDDR3-SDRAMの価格下落が激しい。

ハイエンドのCore i7シリーズでも、ミドルレンジのCore 2 Quadと同価格帯で購入可能
ハイエンドのCore i7シリーズでも、ミドルレンジのCore 2 Quadと同価格帯で購入可能。

現在所有されているパソコンにCore i7を搭載したい場合、前述したとおり、Core i7だけでなくマザーボードやメモリなど周辺パーツもそう入れ替えしなければなりませんので、パソコン本体を丸ごと買い替える場合と同じぐらいの予算が必要です。

ところが、パソコンを新規に購入することが前提であれば、Core 2 DuoやCore 2 Quadに予算を少しプラスするだけで、購入することも可能です。登場しているキャンペーン内容にもよりますが、思っていたよりも安価な買い物ができることがあります。こまめにDELL公式サイトをチェックしてみてください。

擬似的とはいえ8個のコアで爆速処理を手に入れる

Core i7とCore 2 Quadの一番の違いは、並行処理の強さです。両CPUともクアッドコアですが、Core i7のみ「Hyper-Threading(ハイパースレッディング)」という機能によって擬似的に8個のコア処理を行うことができます。

Core i7の場合、1つのコアが擬似的に2つのコアがあるように働く機能を持つ
Core i7の場合、1つのコアが擬似的に2つのコア(計8コア)があるように働く機能を持つ。対応ソフトであれば、理論上はCore 2 Duo(2コア)の4倍、Core 2 Quadの2倍の威力を発揮します。

また、Core i7のみターボブートと呼ばれる動作周波数を一時的に上昇させる機能を有しています。

処理を行っていないコアを使って、動作周波数を一時的に上昇させるターボモード
処理を行っていないコアを使って、動作周波数を一時的に上昇させるターボモード。コア数に依存しない古いアプリケーションでも、処理速度アップの効果が期待できます。

CINEBENCHでCore i7の威力を調べる

画像編集やファイルエンコードなど、大量の計算処理が必要な作業はCore i7の性能を発揮する用途です。そこでCINEBENCHという3Dグラフィックベンチマークソフトを使用し、Core i7の威力をご紹介します。

CineBenchという、3Dグラフィックベンチマークソフト
CineBenchという、3Dグラフィックベンチマークソフト。マルチコア対応なので、CPUの性能を100%発揮することができます。

4コアのCore 2 Quadの場合

4コアを採用するCore 2 Quadプロセッサでは、

4つのコアが、すごい速度で描画を始める
【その1】 4つのコアをフル活用して、4カ所から画像表示が始まる

【その2】 あっと言う間に終了。時間は圧巻の1分43秒
【その2】 終了時間は、かなり速い1分43秒

4コアのCore i7の場合


Core i7は擬似的に8つのコアを持つような並列処理が可能。実際にモニタを見ていると、とんでもない処理速度に圧倒されます。処理時間はCore 2 Quadの約半分の51秒です。

CINEBENCHでベンチマーク測定
CPU名 Core 2 Quad Q6600 Core i7 920
動作周波数 2.40GHz 2.66GHz
基本スコア 8521 17222
処理完了時間 1分43秒(103秒) 0分51秒(51秒)

動作周波数の差を加味しても、Core i7の強さがわかります。


タスクマネージャで確認してもこのとおり。8つのコアが全て100%の能力を発揮していることがわかります。処理負荷が高い作業だけでなく、同時に複数作業をこなす場合でも、パワーの余裕が違います。

Core i7に対応するソフトであれば、上記写真のような8並列処理で劇的な時間短縮が実現できます。CPUの動作周波数にもよりますが、Core 2 Duoの約4倍、Core 2 Quadの約2倍という処理速度は魅力的です。

すべてのソフトで今回のような結果が出る訳ではありませんが、

  • 処理速度にこだわりたい
  • 複数の作業を同時に行う機会が多い
  • パソコンを長く快適に使いたい

とお考えの方は「Core i7 プロセッサ」をぜひ検討してみてください。

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