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ページ更新:2011/5/29
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2011年春〜夏版 カスタマイズ最新事情を知ろう

DELLパソコン購入を検討されている方のために、最新のパーツトレンドをご紹介。

5.CPU編 〜使用目的別!おすすめCPU〜

パソコンパーツの中で、一番進化が激しいのはCPUです。ここ1年でも大きく性能アップを果たしており、1年前の高性能CPU=現在の下位CPUという図式が成り立つほどです。

CPUの性能と価格帯について

CPUの2大メーカーは、インテル社とAMD社ですが、CPU市場全体ではインテルが圧倒的な強さを誇ります。事実、DELLでも大半の機種がインテル製CPUを採用していますので、どのCPUを購入すれば良いかわからない方は、とりあえずインテル製CPUの中から選択すればOKです。

CPUの性能と価格の概要
CPUブランド名 性能 価格 対象層
Core i7 ◎◎◎ 中上級者向け
Core i5 ◎◎ 一般ユーザー向け
Core i3 ◎◎ 予算重視層向け
Celeron ◎◎ 予算重視層向け

ものすごくザックリとご紹介すると、上記のようなイメージです。実際にはPentium(ペンテアム)シリーズなども登場していますが、DELLではほとんど見かけることがありません。とりあえず上記のブランド名さえ覚えておけばOKです。


CPUの性能は、コア数とターボブースト機能にあり

「CPUの性能って、何が影響するの?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。細かい要素はたくさんあるのですが、大きく分けると”ハイパースレッディング機能”と”ターボブースト機能”が大きく影響します。

【基礎知識 その1】 ハイパースレッディングって何?

ハイパースレディングとは、1つのコアを擬似的に2つあるように動作できる機能のことです。4コアを所有するCore i7では擬似的8コア動作が可能となるため、マルチスレッド対応アプリケーションであれば劇的な処理速度アップが見込めます。

Core i7の場合、1つのコアが擬似的に2つのコアがあるように働く機能を持つ
Core i7の場合、1つのコアが擬似的に2つのコア(計8コア)があるように働く機能を持ちます。

左が8スレッドのCore i7、右が4スレッドのCore i5です
タスクマネージャで確認してもこのとおり。左が8スレッドのCore i7、右が4スレッドのCore i5です。 マルチスレッド対応ソフトであれば、Core i7は擬似的8コアで爆速処理を行います。同時に複数作業をこなす場合でも、パワーの余裕が違います。

【基礎知識 その2】 ターボブーストって何?

Core i7/i5はターボブーストと呼ばれる動作周波数を一時的に上昇させる機能を有します。下位のCore i3シリーズは非搭載です。

処理を行っていないコアを使って、動作周波数を一時的に上昇させるターボモード
処理を行っていないコアを使って、動作周波数を一時的に上昇させるターボブースト機能(ターボモード)。コア数に依存しない古いアプリケーションでも、処理速度アップの効果が期待できます。


使用目的別!おすすめCPU

使用目的別におすすめのCPUをご紹介致します。購入のご参考にどうぞ。

1.インターネット・メール、Word・Excelで文章作成がメインの場合

「インターネット・メール、Word・Excelで文章作成がメイン」という方は、低価格なCPUでもOKです。ずばり、安価で高性能な「Core i3シリーズ」がおすすめです。

WordやExcelなど文書作成がメインであれば、Core i3など低価格CPUでもOK
WordやExcelなど文書作成がメインであれば、Core i3など低価格CPUでもOK。

メインのCore iシリーズの中では下位となるCore i3ですが、以前主流だったCore 2 Duo以上の性能を誇るため、一般用途であれば全く問題ありません。ノートパソコン用Core i3でも、1年前の安価なデスクトップパソコンに匹敵する性能を誇りますので、予算重視の方はぜひ狙ってみてください。まれに、Celeronを搭載する激安パッケージが販売されていることがありますが、Core i3との価格差および性能差を考えると避けた方が無難です。「将来長く使うことを考えると、最低でもCore i3を選ぶべき」ということを忘れないでください。

2.インターネットはもちろん、音楽・画像・動画等何でも楽しみたい場合

画像や動画などデジタルコンテンツ用途になると、Core i3では少し処理が辛いです。その点、Core i5/Core i7には動作周波数を自動的にアップするターボブースト機能を搭載しているため、画像・動画用途が主となる方はCore i5以上を目安にしてください。

Core i3でも全く歯が立たない訳ではないですが、将来長く使うことを考えると最低でもCore i5がおすすめです。CPUの性能に余裕があると、インターネットをしながらの音楽CD視聴、画像編集、ウイルスチェックなど、複数の並行作業時でも動作が遅くなりにくいです。

デジカメ画像のレタッチ編集を行う際には、コア数だけでなく動作周波数の高さが有利です
デジカメ画像のレタッチ編集を行う際には、コア数だけでなく動作周波数の高さが有利です。個人的にはCore i7が一番のおすすめですが、予算が張るのでCore i5でもOKでしょう。

3.画像・動画編集、ファイルエンコード(変換)がメインの場合

CPUのパワーが最重要項目となる編集作業になると、Core i7がかなりの性能を発揮します。

擬似的に8コアで動作するCore i7
CPUパワーが必要となる重負荷作業には、疑似的に8コア動作するCore i7が最適です。対応ソフトであれば比類無き強さを誇ります。高価なCore i7ですが、下位機種では安くカスタマイズ可能な場合がありますので、積極的に狙ってみてください。

3DグラフィックレンダリングのベンチマークソフトCINEBENCH
3DグラフィックレンダリングのベンチマークソフトCINEBENCHでは、Core i7がCore i3/Core i5を圧倒します。CPUパワーをフルに発揮するマルチレンダリングスコアでは、Core i5の約1.5倍、Core i3の約1.7倍です。

すべてのソフトで今回のような結果が出る訳ではありませんが、

  • 処理速度にこだわりたい
  • 複数の作業を同時に行う機会が多い
  • パソコンを長く快適に使いたい

とお考えの方は「Core i7 プロセッサ」をぜひ検討してみてください。

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4.OS編 〜Windows7の機能比較 & Windows 7のエディション別機能比較〜<<  >>6.CPU編 〜デスクトップパソコン用CPUラインナップ〜

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