次世代OS「Windows Vista」への優待アップグレードプログラムを考える
Windows XPの後継「Windows Vista(ビスタ)」の発売にあわせて、DELLから優待アップグレードプログラムが提供されることになりました。Windows Vista発売前の購入か、発売後の購入か迷いどころです。
４．Windows Vista発売前に購入する利点はあるの？
これからパソコンの購入を考えている方は、
- Windows Vistaが発売されてから、Windows Vista入りのパソコンを購入する
- Windows Vistaが発売される前に購入して、後に優待グレードアッププログラムを適用する
という2種類の選択肢が存在します。
一般的には、Windows Vistaが発売されてから購入する方の方が多いと思いますが、このページでは発売前に購入する利点があるのかということについて、少し考えてみたいと思います。
Windows Vista発売前にパソコンを購入する利点
発売前に購入する利点としては、次のようなことが挙げられます。
- Windows Vistaの発売当初は、不具合が発見される可能性がある
- Windows Vistaの発売当初は、周辺機器の対応ドライバが少ない
- もちろん、今すぐにでも新しいパソコンが使える
１．Windows Vistaの発売当初は、不具合が発見される可能性がある
Windows Vistaは現在のWindows XPに比べて、色々な面で性能が向上されています。もちろんマイクロソフト社は、Windows Vistaに対して太鼓判を押しています。
ただ、OSというのは、とても複雑なプログラムで組まれていますので、開発者であるマイクロソフト社でも予想しない不具合が生じる可能性があります。
事実、Windows XPでもたくさんの重要な不具合が発見されてきたことからもわかります。
このことからもパソコン初心者の方は、Windows Vistaの発売後、少し様子を見てからグレードアップする方が良いと考えられるかもしれません。
２．Windows Vistaの発売当初は、周辺機器の対応ドライバが少ない
プリンタなどの周辺機器を認識するためのドライバと呼ばれるプログラム群も、すべて揃うのは少し先になるかもしれません。しかもかなり古い周辺機器だと、メーカーからWindows Vista対応のドライバが提供されない可能性があります。そうなると、周辺機器自体が使えないことだって考えられます。
３．もちろん、今すぐにでも新しいパソコンが使える
マイクロソフト社は、Windows Vistaの発売を1月と発表しましたが、厳密な発売日は発表されていません。
なぜかと言いますと、ギリギリになって不具合が報告されているためです。
もちろん、不具合を取り除いてからでないと出荷することができません。
さらに言えば、問題の不具合が重大な内容であれば、現在マイクロソフト社が発表している2007年1月以降にずれ込む可能性だってあるようです。
以上3点が、Windows Vistaの発売と同時に購入することが、必ずしも一番良い方法だとは言えない理由です。
ただ、私が言いたいことは、「Windows Vistaの購入を止めましょう。」ということではなく、「購入者の環境によってはWindows
Vistaへのグレードアップを少し様子見した方が良い場合もある。」ということです。
最終的に、Windows Vistaへのグレードアップがおすすめだということには変わりありません。
詳しくは、デルオンラインストア(デル公式サイト)をご参照下さい。