DELL(デル) Dimension/Inspiron
DELL購入検討日記は、Windows Vistaを搭載したDELLパソコンを納得して購入して頂くための検討コラムです。
ページ更新:2006/12/28
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ビスタプレミアム対応のカスタマイズを考える

Windows Vista(ビスタ)の発売が2007年の1月に迫り、DELLからも「ビスタプレミアム対応パッケージ」が発売され始めました。今購入するなら、将来ビスタへ移行することを前提とした性能のあるパソコンがおすすめです。

5.ビスタを快適にするビデオコントローラの性能

Windows Vistaの特徴と言えば、なんと言っても「AERO(エアロ)」と呼ばれる滑らかなアニメーションやウィンドウの半透明化です。この機能だけのために、導入を検討している方も多いのではないでしょうか。

ハードルが高いビデオコントローラの性能

ただし、欠点もあります。
Windows XPではそれほど要求されなかったグラフィック機能が、Windows Vistaではかなり高いレベルで必要とされるのです。

事実、ある程度新しいパソコンでないとWindows Vistaが動作しないことも確認されてますし、Windows Vistaを発売するマイクロソフト社も一定レベルの性能を持ったパソコンでないと、動作を保証していません。

つまり、あるレベル以上の性能も持ったビデオコントローラが必要となる訳なのですが、パソコンにあまり詳しくない方にとっては、
「ビデオコントローラってそもそも何?」
という方も多いのも実情でしょう。

そこで、Windows Vistaの動作に重要視されるビデオコントローラについて、詳しくご紹介してみたいと思います。

ビデオコントローラに関する基礎知識

ビデオコントローラは、一般的に以下のように表示されます。

  • Geforce 7600 GS 256MB
  • Radeon X1600 128MB

「Geforce 7600 GS」や「Radeon X1600」というのはGPU名、「256MB」や「128MB」は搭載されているグラフィックメモリの容量を表しています。

GPUとは

GPUというのは、Graphics Processing Unit(グラフィックス プロセッシング ユニット)の略称で、ビデオコントローラ上に搭載されている、グラフィック専用のCPUのようなもの。

パソコン初心者の方にとってはそれほど馴染みのない言葉ですが、3DゲームやCGグラフィックスなど高度なグラフィック能力を必要とする場合には、割と高性能なGPUが必要となります。

CPUでいう「Core 2 Duo」と「Celeron」の性能が全く違うのと同様、GPUの種類によって全く別物のビデオコントローラになり、Windows Vistaを動作するに当たって最重要項目とも言われているパーツでもあります。

現在のGPUは、nVIDIA社の「Geforceシリーズ」とATI社の「Radeonシリーズ」の2強となっていますが、一部のヘビーユーザーの方でなければ、性能差についての優劣はありません。

グラフィックメモリとは

パソコン本体に処理負担がかからないよう、ビデオコントローラ独自に搭載されている専用メモリのこと。

上記でご紹介したGPUの種類と同様、ビデオコントローラの性能を決める大きな要素の1つであり、高性能なビデオコントローラほど大容量メモリを搭載している傾向にあります。

ちなみに、低価格ビデオコントローラだと64MB、主流は128MB or 256MB、高性能が主流です。

Windows Vistaを快適に動作できるビデオコントローラついて

では実際にどのようなビデオコントローラが必要なのでしょうか。

私が考えるポイントは、ずばり下記の3点です。

  • DirectX9世代に対応しているGPUが必要
  • モニタの表示解像度によって必要なグラフィックメモリ容量が異なる
  • 内蔵型ビデオコントローラではなく、拡張型ビデオコントローラがおすすめ

次回はこの3点について、より詳しくご紹介していきたいと思います。

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4.快適性を左右するメモリの容量<< >>6.DirectX9世代に対応しているGPUが必要

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