Windows XPとWindows Vistaのどちらを選ぶ？
ご存じの方も多いかもしれませんが、実は、DELLでは現在もWindows XP搭載パソコンが買えます。
３．ビスタとXPにおける快適性について
ビスタを購入する際、事前に考えておく必要があるポイントをご紹介しましょう。
ビスタが求めるパソコン性能
「ビスタを快適に動作させるためには、ある程度高性能なパソコンが必要である。」
このことは、ビスタ発売前から言われ続けていたことであり、ビスタ発売元のマイクロソフト社も認めている事実です。
仮に、XPが快適に動作するパソコン性能であったとしても、ビスタが快適に動作するかどうかは確証されません。
つまり、ビスタを従来のXPのように快適に動作させるには、XP搭載パソコンの性能よりもワンランク上のカスタマイズを行う必要があるのです。
ビスタはちょっと割高？
上記でご紹介したとおり、ビスタを導入するためには、適度に性能が高いパーツを選択する必要があります。
その結果、
「高性能なパーツを選択する」
↓
「購入コストが上がる」
↓
「割高に感じる」
ことになり、
「低価格なXP搭載パソコンに魅力を感じている。」
という方が、必然的に多くなります。
ビスタが割高でない場合もある
とはいうものの、割高に感じない場合もあります。
１．ビスタの新しい機能を使いこなせる
１つ目は、単純にビスタの恩恵を十分得られる方です。
ビスタだけに搭載されている豊富な機能によって、一般的には作業の効率性が向上します。
であれば、多少購入金額が上であっても、迷わずビスタを購入すべきでしょうし、結果として
「良い買い物をした」
と思えるでしょう。
２．ビスタの方が、XPよりも快適になる
ビスタに求められる性能で、大部分を占めるのは、メモリ容量とグラフィック能力です。
快適に動作させるには、大容量メモリとミドルレンジ(中性能)のビデオコントローラが必要となり、反対に貧弱なパーツであれば、快適性は大きく損なわれてしまいます。
一般的には、この考えは正しいと言えます。
しかし、潤沢なメモリや高性能なビデオコントローラを搭載していると、話は違ってきます。
使用目的にもよりますが、快適性はビスタの方が上となり、従来のXP環境を超える場合もあるのです。
最新のデュアルコアCPUを同時に選択しておくと、その傾向はさらに強くなるようです。
以上のことを踏まえると、
- 新機能を楽しみたいという、予算に多少余裕がある方は、Windows Vista
- パーツのグレードを下げて、予算控えめで購入したい方は、Windows XP
がお勧めと言えます。
XPが選択できるDELLパソコン (DELL公式見積りページ)
- 省スペース型で初心者にお勧め Dimension 9200C
- 低価格かつ省スペースなお買い得機種 Dimension C521
- 安くて豊富な拡張性を誇る Dimension E521
- 3Dオンラインゲームも快適 Dell XPS 710
- DELLノートスタンダード機種 Inspiron 1501
次回は、各種パーツのアップグレード料金の検討を行います。