Windows XPとWindows Vistaのどちらを選ぶ？
ご存じの方も多いかもしれませんが、実は、DELLでは現在もWindows XP搭載パソコンが買えます。
５．VistaとXPの性能比較をおさらい
ビスタ発売後もXPが購入できるという現状は、
「ビスタを使うメリットが見当たらない。」
という誤解を与えかねません。
また、XPがある程度完成されたOSであることから、ビスタへの乗り換えに意欲的ではない方も多いようです。
ビスタ発売のインパクトが、5年前のWindows ME→Windows XPへのアップグレード時ほど派手さがないことも、感じる所でもあります。
しかし、ビスタを使って実感していますが、ビスタにアップグレードする利点は確かに存在します。
このページでは、
「ビスタとXPについて何が違うのか」
ビスタの概要を簡単にご紹介したいと思います。
★XPにはない、ビスタの新機能
ビスタの特長といえば、エアロと呼ばれるキレイなグラフィック表示ばかりが注目されがちです。
しかし、ビスタがXPに対して優れている点は、これだけではありません。
私が考える、ビスタの3大特長は、
です。
１．エアロと呼ばれるグラフィック機能
グラフィック機能としては、Windows フリップ3Dが有名
ビスタでは、Aero(エアロ)と呼ばれるGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)を採用することによって、Windows XPと比べて断然画面がキレイ、かつ、操作性が大きく向上しています。
ここで注目しておきたいポイントは、単にグラフィックがキレイになっただけではなく、”XPよりも効率的な操作が可能になった”ということです。
詳しくは、「これでわかる！Windows Vista特集ページ」を参照頂ければ記載しておりますが、
「見た目だけでなく、細かい所まで手が届くようになった。」
というイメージが強くなっているように思います。
「操作感は、Windows XPでも十分。」という方も多いようですが、
「一度ビスタを使ってしまうともうXPには戻れない。」感覚を味わうことができるのも事実です。
２．根本から構成を見直した、セキュリティ機能
強固なセキュリティ機能と、細かい設定が可能な「コントロールパネル」
ビスタは、「ADSL接続」や「FTTH(光)接続」での使用をメインとして作られたOSです。
インターネット初期の「ダイアルアップ接続」や「ISDN接続」での使用をメインとして作られたXPとは、根本からセキュリティ機能が違います。
そのため、ビスタはセキュリティ機能が万全。
クレジットカード会社や銀行などを装い、カード番号などを盗み取ろうとする「オンライン詐欺」、パソコンの乗っ取りなど悪意のあるアクセス等にも有効です。インターネットをする上での最重要機能と言っても過言ではないでしょう。
３．一瞬で表示される、便利ですばやい検索機能
私が普段ビスタを使用して、一番便利だなぁと思うのが、この検索機能です。
使い出したらやめられない「検索機能」
ハードディスク内に保存されている大量のデータをインデックス(索引・見出し)化することによって、一から検索する手間と時間を省くことができます。
「どこにデータを保存したのか忘れた・・・」
「使いたいソフトが、どこにあるのかわからない・・・」
「会議前なので、ゆっくりとファイルを探している時間がない・・・」
など、何をするにも検索することから始める私にとっては、データの保存場所を探す手間が大幅に削減されています。
ビスタ検索機能の早さに慣れてしまうと、ハッキリ言ってXPに戻ることはできません。
ビスタに乗り換えると、作業効率が上がる場合が多い
上記では、ビスタの長所を3点ほど、ご紹介しました。
個人によっては、必要がない性能もあるでしょうし、反対に全ての機能が欲しい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ビスタとXP、どちらのOSを選択するかは、あくまでパソコンの使用目的によります。
どちらが良いのか、徹底的に検討してみましょう。
XPが選択できるDELLパソコン (DELL公式見積りページ)
- 省スペース型で初心者にお勧め Dimension 9200C
- 低価格かつ省スペースなお買い得機種 Dimension C521
- 安くて豊富な拡張性を誇る Dimension E521
- 3Dオンラインゲームも快適 Dell XPS 710
- DELLノートスタンダード機種 Inspiron 1501
次回は、「XP搭載パソコンがお勧めの使用目的」を考えたいと思います。