DELL18.5インチワイド液晶「S1909W」 使用レビュー
6.お買い得感が高いDELLモニタ S1909W
今回ご紹介しているS1909Wは18.5インチワイド液晶モニタであり、現在主流となっている20〜22インチ級モニタと比べるとコンパクトです。
コンパクトなS1909W。写真はスリム型デスクトップのInspiron 545s。
価格もかなり安いので、それほど必要性を感じなくても「とりあえず、パソコン本体と一緒に買っておくか・・・」的な欲望に襲われる魅力があります。
ただし、最近では標準搭載となりつつあるUSB端子やWebカメラなどの付加機能が全く搭載されていません。最小限の端子だけを搭載し、その他部分はすべて削ぎ落とした印象を受けるモニタです。とにかく予算重視という方向けと言えるでしょう。
広い表示範囲を求めるなら上位モニタがおすすめ
安い、シンプル、コンパクトと3拍子揃ったS1909Wですが、表示範囲はスタンダードノートであるInspiron 15と同等の1366×768です。
インターネットや文章作成など軽作業であれば十分な広さですが、複数のウィンドウを開きながらの作業や画像・動画編集、3Dゲームなどの用途であれば、正直モノ足りません。
液晶サイズ | 18.5インチ | 20〜22インチ | 24インチ |
---|---|---|---|
表示解像度 | 1366×768 | 1680×1050 | 1920×1080 1920×1200 |
おすすめ用途 | インターネットや文章作成など軽作業 | 地デジ試聴や複数ウィンドウを開きながらの作業 | 高画質ブルーレイ映画の試聴、ハイビジョンカメラでの撮影動画や一眼レフカメラでの画像レタッチ編集作業 |
対象 | 初心者〜中級者 | 中級者 | 中級者〜上級者 |
特に地デジ試聴であれば、1680×1050という表示解像度を持つ20インチ以上がおすすめ。衛星フルハイビジョン放送(1920×1080)には完全対応しませんが、一般的な地デジ放送(1440×1080)であれば十分です。
売れ筋の20インチワイド液晶モニタを採用するSP2009W(右)と比較。一回りサイズが違いますし、表示範囲も1680×1050と広くなります。
上位モニタになると、デザイン的にも高級感ある光沢処理が増え、
各種ボタンもタッチセンサー式にアップグレードされます。
Webカメラも標準装備されることが多いです。
表示解像度と文字の大きさを考慮すると、個人的には22インチ以上をおすすめします。ご自身の用途や設置スペース、予算を踏まえて検討してみてください。
Inspiron 545と18.5インチ液晶のS1909Wを並べてみる。少々小さい。
Inspiron 545と20インチ液晶モニタを並べてみる。バランス的には一番良いかも。
Inspiron 545と24インチ液晶モニタを並べてみる。デジタルコンテンツが主用途であれば、やはり22〜24インチ級を狙って頂きたいです。
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