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Studio XPS 7100レビューをご紹介!Studio XPS 7100の購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2010/9/12
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DELLハイエンドデスクトップ Studio XPS 7100 レビュー

Studio XPS 7100は、高性能な6コアCPU「AMD Phenom II X6」や重量級3Dゲームが楽しめるビデオコントローラRadeon HD 5870を搭載しても激安なので、インテルCPUにこだわらないゲーム用デスクトップパソコンを検討されている方におすすめです。

Studio XPS 7100の性能を徹底ベンチマーク!

【ベンチマーク比較 その4】 ファイナルファンタジー14やロストプラネット2、ストリートファイターW、バイオハザード5などの人気ゲームでベンチマークテスト

前ページでは、3Dゲームに特化したベンチマークテストの比較をご紹介しました。このページではファイナルファンタジー14やロストプラネット2、ストリートファイターW、バイオハザード5などの人気ゲームでベンチマークテストした結果をご紹介します。

ファイナルファンタジー14のベンチマークテストで比較

いよいよ発売が迫ってきた超大作ゲームファイナルファンタジー14のベンチマークテストを試してみました。設定は、標準1280×720と高解像度1920×1080の2種類です。

ファイナルファンタジー14のベンチマークテスト

ファイナルファンタジー14のベンチマークテストでの性能比較
機種名 Studio XPS 7100 その1 Studio XPS 7100 その2 Studio XPS 8100 その1 Studio XPS 8100 その2 備考
1280×720 4144 4151 4457 4427 低解像度であれば、Radeon HD 5770などミドルレンジビデオコントローラでも大丈夫な印象を受けます。
1920×1800 4031 4039 2469 2465 高解像度になると、ミドルレンジRadeon HD 5770は極端にスコアが下がりますが、ハイエンドRadeon HD 5870のスコアはほとんど変化せず安定してます。
※Studio XPS 7100 その1:Phenom II X6 1055T(2.80GHz/3.3GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 7100 その2:Phenom II X4 945(3.00GHz/-)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 8100 その1:Core i7-870(2.93GHz/3.60GHz)+ATI Radeon HD 5770 1GB
※Studio XPS 8100 その2:Core i7-860(2.80GHz/3.46GHz)+ATI Radeon HD 5770 1GB

ファイナルファンタジー14のベンチマークスコアを比較
ファイナルファンタジー14のベンチマークスコアを比較。4000前後あれば、比較的快適とされるファイナルファンタジー14のベンチマークテストですが、プレイする表示解像度によって結果が大きく変わりました。

標準解像度の1280×720では、ハイエンドRadeon HD h5870とミドルレンジRadeon HD 5770共ほぼ同じスコアでしたが、高解像度の1920×1080になるとミドルレンジRadeon HD 5770のスコアが極端に下がりました。ハイエンドRadeon HD 5870は性能面で余裕があるのか、スコアはほとんど下がってません。

CPUの違いについては、Phenom II X6/Phenom II X4とも影響はないようです。低解像度については、CPU性能の影響が大きくなるのか、Core i7+ミドルレンジRadeon HD 5770のStudio XPS 8100の方が少しだけ高スコアでした。ファイナルファンタジー14を標準モニタでプレイするのであれば、無理にハイエンドビデオコントローラをカスタマイズしなくても良さそうです。

ロストプラネット2のベンチマークテスト比較

ロストプラネット2
ベンチマークが最近公開された「ロストプラネット2」。DirectX 11に対応しているので、Radeon HD 5870との組み合わせによるグラフィック描画は秀逸です。

Phenom II X6 1055Tで、ロストプラネット2のスコアは1280×720時は38.8(B)、1920×1200時は44.8(B)です
Phenom II X6 1055Tで、ロストプラネット2のスコアは1280×720時44.8(B)、1920×1200時は38.8(B)です。

ロストプラネット2のベンチマークテストでの性能比較
機種名 Studio XPS 7100 その1 Studio XPS 7100 その2 Studio XPS 8100 その1 Studio XPS 8100 その2 備考
1280×720 44.8(B) 42.6(B) 動作せず 動作せず Radeon HD 5770では標準設定でベンチマークテストが動作しませんでした。
1920×1200 38.8(B) 38.0(B) 動作せず 動作せず 同上
※Studio XPS 7100 その1:Phenom II X6 1055T(2.80GHz/3.3GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 7100 その2:Phenom II X4 945(3.00GHz/-)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 8100 その1:Core i7-870(2.93GHz/3.60GHz)+ATI Radeon HD 5770 1GB
※Studio XPS 8100 その2:Core i7-860(2.80GHz/3.46GHz)+ATI Radeon HD 5770 1GB

ロストプラネット2のベンチマークスコアを比較
ロストプラネット2のベンチマークスコアを比較。DirectX 11環境では、Studio XPS 7100では動作しませんでした。DirectX 9であればプレイ可能です。

Radeon HD 5770 1GBは、DirectX 11に対応しているにも関わらず、標準設定では動作しませんでした。オプション設定で「DirectX11 Feature」項目をHIGH→LOWに下げると何とか動作するレベルです。

美麗グラフィック効果が薄いDirectX 9であれば、Radeon HD 5770でも低解像度環境ではそれなりにプレイは可能ですが、DirectX 11における"写真では伝わりきれないロストプラネット2の美しさ"を味わうためにも上位のRadeon HD 5870 1GBをおすすめします。

ストリートファイターWのベンチマークテストも比較

3Dゲームで定評あるカプコンのストリートファイターWのベンチマークテストを試してみました。設定は、標準的な1280×720、高解像度1920×1200、高解像度1920×1200(グラフィック効果最大)の3種類です。

ストリートファイターW

ストリートファイターWのベンチマークテストでの性能比較
機種名 Studio XPS 7100 その1 Studio XPS 7100 その2 Studio XPS 8100 その1 Studio XPS 8100 その2 備考
1280×720 26469/259.28FPS 27196/268.03FPS 23214/220.02FPS 23316/221.25FPS 十分過ぎるほどの性能です。
1920×1200 20151/215.58FPS 20579/221.45FPS 13847/129.38FPS 13900/130.11FPS 同上
1920×1200グラフィック効果最大 9972/141.12FPS 9723/136.10FPS 6591/72.93FPS 6616/73.43FPS 高表示解像度かつグラフィック効果を最大にしても60FPSをクリアしてます。
※Studio XPS 7100 その1:Phenom II X6 1055T(2.80GHz/3.3GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 7100 その2:Phenom II X4 945(3.00GHz/-)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 8100 その1:Core i7-870(2.93GHz/3.60GHz)+ATI Radeon HD 5770 1GB
※Studio XPS 8100 その2:Core i7-860(2.80GHz/3.46GHz)+ATI Radeon HD 5770 1GB

ストリートファイターWベンチマークスコアを比較
ストリートファイターWベンチマークスコアを比較

ストリートファイターWベンチマークスコア(FPS)を比較
ストリートファイターWベンチマークスコア(FPS)を比較

ストリートファイターWは比較的動作が軽いゲームなので、ミドルレンジRadeon HDH5770でも十分対応可能です。高解像度にしても不安はありません。ローエンドのRadeon HD 5670ではグラフィック効果を上げると不安な場面がありそうなので、ストリートファイターWをプレイするなら、ミドルレンジのRadeon HD 5770を選んでおけば大丈夫そうです。

CPUの選択については、ビデオコントローラさえ強ければ影響はありません。無理に高額なCPUを選択する必要はなく、安価なPhenom II X4でも大丈夫でしょう。

バイオハザード5のベンチマークテスト比較

定番ゲーム「バイオハザード5」
定番ゲーム「バイオハザード5」。実プレイをシュミレーションするベンチマークテストAでは、1920×1200でも119.4(S)と文句なしのスコアです。以下のスコア比較では、ハード性能を厳密にチェックするベンチマークテストBを採用しています。

バイオハザード5のベンチマークテストでの性能比較
機種名 Studio XPS 7100 その1 Studio XPS 7100 その2 Studio XPS 8100 その1 Studio XPS 8100 その2 備考
1280×720 80.0(A) 77.0(A) 75.7(A) 71.1(A) 十分過ぎるほどの性能です。
1920×1200 79.0(A) 73.9(A) 52.7(B) 53.1(B) 高解像度になると、Radeon HD 5770を搭載するStudio XPS 8100は少し辛そうです。
※ベンチマークテストBにおけるスコア
※Studio XPS 7100 その1:Phenom II X6 1055T(2.80GHz/3.3GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 7100 その2:Phenom II X4 945(3.00GHz/-)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 8100 その1:Core i7-870(2.93GHz/3.60GHz)+ATI Radeon HD 5770 1GB
※Studio XPS 8100 その2:Core i7-860(2.80GHz/3.46GHz)+ATI Radeon HD 5770 1GB

バイオハザード5ベンチマークスコアを比較
バイオハザード5ベンチマークスコアを比較

純粋な性能を測定するベンチマークテストBにおいても、スコア70以上と全く問題ありません。バイオハザード5のプレイであれば、ミドルレンジのRadeon HD 5770でも大丈夫ですが、高解像度の1920×1200になると上位のRadeon HD 5870と比べてスコアが急に下がり気味です。グラフィック効果を追加するとスコアがさらに下がりますので、高解像度モニタでも標準設定でプレイするならRadeon HD 5770、グラフィック効果を最大にして楽しむならRadeon HD 5870が選択肢となりそうです。

その他の3Dゲームベンチマークテスト結果もご紹介

Radeon HD 5870はDirectX11に対応するビデオコントローラなので、DirectX11対応ゲーム「Colin McRae: DiRT 2」を」と「Unigine Heaven Benchmark」でのベンチマークスコアをご紹介しておきます。

Direct 11Xに対応するレーシングゲーム「DIRT2」
Direct 11Xに対応するレーシングゲーム「Colin McRae: DiRT 2」。1920×1200かつ効果を「ULTRA」で計測。平均49.4FPSでしたが最小でも40.2FPSだったこともあり、実際のゲーム画面は引っかかりも気にならず快適でした。

同じくDirect 11Xに対応するゲーム「Heaven」のベンチマークテスト
同じくDDirectX11に対応するゲーム「Heaven benchmark」。1920×1200で49.3FPS/スコア1241でした。ハードウェアテッセレーションを駆使したグラフィック描画はかなりキレイです。場面によっては負荷か重く、ちょっと引っかかる印象を受けました。

Studio XPS 7100の見積もり/カスタマイズはDELL公式サイトで!

Studio XPS 7100

 AMD製CPUを搭載するDELLハイエンドデスクトップ Studio XPS 7100。
  詳細はStudio XPS 7100(DELL公式ページ)をご参照ください。

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