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DELL Studio XPS 7100レビューをご紹介!DELLパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2010/9/3
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DELLハイエンドデスクトップ Studio XPS 7100 レビュー

Studio XPS 7100は、高性能な6コアCPU「AMD Phenom II X6」や重量級3Dゲームが楽しめるビデオコントローラRadeon HD 5870を搭載しても激安なので、インテルCPUにこだわらないゲーム用デスクトップパソコンを検討されている方におすすめです。

Studio XPS 7100 本体チェック編

【本体チェック編6】 Studio XPS 7100の内部を徹底調査 〜電源、CPU、メモリ、光学ドライブ、ハードディスク編〜

Studio XPS 7100の内部各パーツを1つずつ詳しくご紹介します。パソコン初心者の方は、読み飛ばしていただいても結構です。

Studio XPS 8100の内部全体写真
Studio XPS 7100の内部全体写真

電源

DELTA社の電源を採用。460W
DELTA社の電源を採用。DELLパソコンの中では、比較的大きな460W電源容量です。使用頻度が高い12V出力は18A、15A、8Aです。Express 電源出力コネクタもありますので、RADEON HD 5770/5870など別途入力電源が必要な高性能ビデオコントローラにも対応しています。

電源容量や信頼性などを重視するハイエンドユーザーであれば、電源交換という選択肢(DELサポート対象外になりますが)もありますが、「AMD Phenom II X6+RADEON HD 5870」でも実消費電力の最大値は230W程度でしたので、460Wでも問題ないとの判断でしょう。

ベンチマークテスト3DMark06を使ってビデオコントローラに負荷をかけた最大値ベンチマークテストCINEBENCHを使ってCPUに負荷をかけた最大値
アイドル時
AMD Phenom II X6、RADEON HD 5870、HDD×1台の構成において、実際の消費電力を測定してみました。上から、ベンチマークテスト3DMark06を使ってビデオコントローラに負荷をかけた最大値、ベンチマークテストCINEBENCHを使ってCPUに負荷をかけた最大値、最後はアイドル時です。

電源下側を見ると、効率的に電源内部が冷えるように大きなメッシュが入ってます
電源下側を見ると、効率的に電源内部が冷えるように大きなメッシュが入ってます。

背面側には、他機種と同様9cmファンを内蔵
背面側には、他機種と同様9cmファンを内蔵。RADEON HD 5770/5870をカスタマイズすれば、廃熱は直接外部排気されるので、実際の熱負荷はCPUとハードディスク程度です。

Studio XPS 7100ではExpress 電源出力コネクタが2つあります
Studio XPS 7100ではExpress 電源出力コネクタが2つあります。RADEON HD 5770では1つ、RADEON HD 5870では2つとも差し込みます。

Studio XPS 7100のメディアトレイの裏側周辺
Studio XPS 7100のメディアトレーの裏側周辺。写真中央に見えている黒い物体は、本体上面のメディアトレーにあるUSB2.0端子や音声端子のユニットです。ケーブルの行き先はマザーボードです。

CPUとその周辺編

CPU周辺を拡大
CPU周辺を拡大。AMD Phenom II X6に付いているリテールファンと同じサイズのCPUクーラーが搭載されてました。
CPUクーラー周りは、劣化に強い個体コンデンサを中心に、有名ブランドのアルミ電解コンデンサを併用してます。

メモリ編

メモリスロットは4つです
メモリ周辺。メモリスロットは4つです。写真では12GBメモリを搭載しています。

Studio XPS 7100に搭載していたDDR3-SDRAMメモリ
Studio XPS 7100に搭載していたDDR3-SDRAMメモリ。定番ブランドhynixの高品質メモリでした。

メモリについては安価な4GBにするか、性能に余裕を持った8GBにするか、迷う方が多いかもしれません。最近では、DD3-SDRAMの価格もこなれてきたので8GBがおすすめです。

また、予算重視の方はとりあえず4GBにしておき、後日、自分で4GBメモリを追加する案もおすすめです。ただし、メモリは相性問題がありますので、安定した動作を手に入れるためには自分で情報を集めないといけませんし、DELLサポート対象外となりますのでご注意ください。

光学ドライブ編

光学ドライブへアクセスするためには、Studio XPS 7100の前面パネルを外す必要があります
光学ドライブへアクセスするためには、Studio XPS 7100の前面パネルを外す必要があります。

前面カバーがガシャッと外れます
前面カバーがガシャッと外れます。

フロントカバーを外しておけば、光学ドライブなどの増設・入替が簡単です
フロントカバーを外しておけば、光学ドライブなどの増設・入替が簡単です。

DVDドライブやブルーレイドライブを内蔵する5.25インチベイを横から見る
DVDドライブやブルーレイドライブを内蔵する5.25インチベイを横から見る。光学ドライブは最大2台まで搭載可能です。

個人的には価格がこなれてきたブルーレイドライブがおすすめですが、DVDで事足りる方は安価なDVDドライブもありです。予算に余裕があれば、1台は再生用、もう1台は記録用など用途に分けて使いこなすなど検討してみてください。もちろん、自分で追加することもできます。

ドライブの固定は横からのネジ止め
ドライブの固定は横からのネジ止め。ネジを外せば、光学ドライブは簡単に引き出せます。今回ご紹介しているStudio XPS 7100はブルーレイドライブ「HL-DT-ST BH30N」が搭載されていました。購入時期によってメーカーや品番は若干変わりますがご参考にどうぞ。

ハードディスク編

ハードディスクは、本体前面側のシャーシにネジ止めします
ハードディスクは、本体前面側のシャーシにネジ止めします。上位機種のStudio XPS 8100と違い、横方向への並列設置です。

ハードディスクを2台まで取り付け可能
【参考】上位機種のStudio XPS 8100では、縦方向への並列設置によりハードディスクを2台取り付ける構造を採用しています。ハードディスクが縦方向に並ぶように設置されます。

下側にハードディスクを追加する際は、ハードディスクベイを取り外します
Studio XPS 7100においてハードディスクを追加する際は、ハードディスクベイを取り外します。

ハードディスクベイは、ネジを外して後ろ方向にスライドさせるだけの親切設計です
ハードディスクベイは、ネジを外して後ろ方向にスライドさせるだけの親切設計です。

Studio XPS 7100の見積もり/カスタマイズはDELL公式サイトで!

Studio XPS 7100

 AMD製CPUを搭載するDELLハイエンドデスクトップ Studio XPS 7100。
  詳細はStudio XPS 7100(DELL公式ページ)をご参照ください。

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