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DELL Studio XPS 8000レビューをご紹介!DELLパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2009/11/12
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DELLハイエンドデスクトップ Studio XPS 8000 レビュー

Studio XPS 8000は、最新CPU「Core i7/i5」を搭載するDELLのハイエンドデスクトップパソコン。画像や動画などデジタルコンテンツ系用途に強く、下位機種とは一線を画した性能を誇ります。

Studio XPS 8000の概要

(速報2) 上位機種をも脅かす最新CPU「Core i7/5」が魅力的

Studio XPS 8000は、4つのコアを持つCore i7とCore i5が搭載可能です。Core i7/i5とCore 2 Quadの大きな違いは、動作周波数を上昇させて自動的に性能アップしてくれるターボブースト機能と、擬似的に8コア動作が可能なハイパースレッディング機能です。(Core i5はハイパースレッディング非対応)

【魅力その1】ターボブーストがスゴイCore i7/i5

Core i7/i5はターボブートと呼ばれる動作周波数を一時的に上昇させる機能を有しています。

処理を行っていないコアを使って、動作周波数を一時的に上昇させるターボモード
処理を行っていないコアを使って、動作周波数を一時的に上昇させるターボモード。コア数に依存しない古いアプリケーションでも、処理速度アップの効果が期待できます。

例えば、今回ご紹介しているCore i7 860(動作周波数:2.8GHz)の場合ですと、

アイドル(負荷がかかっていない)時の動作周波数は約1.2GH
アイドル(負荷がかかっていない)時の動作周波数は約1.2GHまで下がって省電力化していますが、

ピーク(最大負荷)時は3.45GHz
ピーク(最大負荷)時は3.45GHzまで上昇します。ベースとなる2.8GHと比較すると、なんと4段階(+533MBz)のクロックアップです。

ターボブースト機能を搭載していれば、アイドル時は動作周波数を下げて省電力化、ピーク時は最大限まで動作周波数を上げて処理速度をアップしてくれます。もちろん、負荷やCPUの使用率等を考慮して自動的に判断してくれますので、普段は全く気にしなくてもターボブースト機能を受けることができます。

【魅力その2】対応ソフトであれば爆速処理!ハイパースレッディング機能

Core i7のみですが、擬似的8コア動作が可能なハイパースレッディング機能が使えます。以下に、Core 2 Duoの場合、Core2 Quad/Core i5の場合、Core i7の場合と3パターンで処理イメージを比較してみます。

コアが多いとCPU処理が速くなる

現在のパソコン業界において、CPUの主流となっているのが「Core 2 Duo」です。Core 2 Duoは、計算の解析や処理を行う”コア”と呼ばれる部分を贅沢に2つ搭載していることから、デュアルコアCPUと呼ばれています。

Core 2 Duoの場合
Core 2 Duoの場合。”コア”と呼ばれる部分は2個搭載している

また最近人気急上昇中なのが、コアを4つ搭載するCore 2 Quadです。並列処理に強いので、処理負荷が高い作業はもちろん、複数作業を同時並行しても動作が鈍くなることはほとんどありません。今回ご紹介しているCore i5では、これに該当します。

Core 2 Quadの場合
Core 2 QuadやCore i5の場合。”コア”と呼ばれる部分を4個も搭載しています。さらにCore i5では、動作周波数が自動的にアップするターボ・ブースト機能を搭載します。性能は同動作周波数のCore 2 Quadよりも上です。

さらに最新のCore i7では、「Hyper-Threading(ハイパースレッディング)」という機能によって擬似的に8個のコア処理を行います。

Core i7の場合、1つのコアが擬似的に2つのコアがあるように働く機能を持つ
Core i7の場合、1つのコアが擬似的に2つのコア(計8コア)があるように働く機能を持つ。


CineBenchという3Dグラフィックベンチマークソフトを使うと、Core i7は擬似的8コアで爆速処理を行います。その他マルチコア対応ソフトでも、処理完了速度は劇的に向上します。

CINEBENCHでベンチマーク測定
比較対象 Core 2 Duo代表 Core 2 Quad 代表 Core i7 代表
CPU名 Core 2 Duo E6750 Core 2 Quad Q6600 Core i7 860
基本スコア 5168 8521 16523
処理完了時間 2分51秒(171秒) 1分43秒(103秒) 0分53秒(53秒)


タスクマネージャで確認してもこのとおり。8つのコアが全て100%の能力を発揮していることがわかります。処理負荷が高い作業だけでなく、同時に複数作業をこなす場合でも、パワーの余裕が違います。

マルチスレッドに対応するソフトであれば、上記写真のような8並列処理で劇的な時間短縮が実現できます。CPUの動作周波数にもよりますが、Core 2 Duoの約3〜4倍という性能は魅力的です。

すべてのソフトで今回のような結果が出る訳ではありませんが、「処理速度にこだわりたい」とお考えの方はCore i7/i5 プロセッサをぜひ検討してみてください。

DELL公式サイト 製品ページリンク

Studio XPS 8100
Studio XPS 8000の後継機種 Studio XPS 8100

 最新Core i7/i5搭載のDELLハイエンドデスクトップ Studio XPS 8100。
  詳細はStudio XPS 8100(DELL公式ページ)をご参照ください。

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