DELLプレミアムデスクトップ Studio XPS 8100 レビュー
Studio XPS 8100は比較的低価格で購入できるDELLプレミアムデスクトップ。
画像・動画編集や最新3Dゲームを楽しむ方におすすめします。
Studio XPS 8100をベンチマーク測定
「(速報3) Studio XPS 8100の性能をベンチマーク」や「【概要4】 Core 2 Duo搭載の入門機種と性能を比べてみると?」で取り上げたとおり、Studio XPS 8100は性能が非常に高いです。デジタルコンテンツ系用途であれば、間違いなくStudio
XPS 8100をおすすめします。
ところが先日、当サイトを閲覧して頂いている方から、
「Studio XPS 8100を検討しているのですが、入門機種であるInspiron 580との性能差はどの程度ですか?」
というご質問を頂きました。
そこでこのページでは、Studio XPS 8100 VS Inspiron 580という図式で性能比較をご紹介したいと思います。両機種で購入を迷っていらっしゃる方はご参考にどうぞ。
【ベンチマーク比較 序章】 Core i7+ハイエンドビデオコントローラが必要か?
Studio XPS 8100とInspiron 580の大きな違いは、Core i7 860+ハイエンドビデオコントローラの必要性です。
高性能を求めるなら、Studio XPS 8100のCore i7 860+Radeon HD 5770がおすすめです。予算重視なら、Inspiron
580のCore i3 530+GeForce G310で我慢、もしくはCPUだけCore i5 750にアップグレードすることは可能です。
実際の用途においてどの程度の性能差が生じるのかについて、Windows エクスペリエンス値、各種ベンチマークテスト、実際のアプリケーションを使って性能を比較してみることにしました。

上位のCore i7 860(左)とCore i5 750(右)。大きさや外観上のデザインは全く同じ。
現在のCore i7/i5/i3ラインナップについて
各種ベンチマーク比較の前に、Studio XPS 8100とInspiron 580で人気を誇るCPUの機能・性能差について確認しておきます。
Core i7とCore i5の概要比較
CPU名 |
Core i7 860 |
Core i5 750 |
Core i3 530 |
備考 |
コア数 |
4 |
4 |
2 |
Core i3 530はデュアルコアCPU、その他はクアッドコアCPU |
スレッド数 |
8 |
4 |
4 |
ハイパースレッディング機能を搭載しているCore i7のみ擬似的に8コア動作する |
ハイパースレッディング機能 |
○ |
− |
○ |
Core i5 750のみ非搭載 |
動作周波数 |
2.80GHz |
2.66GHz |
2.93GHz |
Core i3 530が一番高い |
ターボ・ブーストによる最大周波数 |
3.46GHz |
3.20GHz |
− |
ターボブースト機能により、Core i7 860とCore i5 750はCore i3 530の2.93GHzを超える |
ターボブースト機能 |
○ |
○ |
− |
Core i3 530のみ非搭載 |
2次キャッシュ |
256KB×4 |
256KB×4 |
256KB×2 |
Core i3 530のみ少ない |
3次キャッシュ |
8MB |
8MB |
4MB |
Core i3 530のみ少ない |
選べるDELL機種 |
Studio XPS 8100 |
Studio XPS 8100 とInspiron 580 |
Studio XPS 8100 とInspiron 580 |
2010年2月11日時点 |
Core i3 530はデュアルコアCPU、上位のCore i7やCore i5はクアッドコアCPUです。ハイパースレッディング機能やターボブースト機能の有無もあり、差別化が図られています。
【Core i7とCore i5の違い その1】 ターボブースト機能の倍率が違う
Core i7/i5はターボブーストと呼ばれる動作周波数を一時的に上昇させる機能を有します。Core
i3 530は非搭載です。

処理を行っていないコアを使って、動作周波数を一時的に上昇させるターボブースト機能(ターボモード)。コア数に依存しない古いアプリケーションでも、処理速度アップの効果が期待できます。
ただし、各CPUによって動作アップの制限がかけられており、上位CPUになるほどアップ幅が大きくなっています。
Core i7とCore i5の概要比較(ターボブースト時)
CPU名 |
Core i7 860 |
Core i5 750 |
備考 |
定格時の動作周波数 |
2.80GHz |
2.66GHz |
- |
ターボブーストMAX時の動作周波数 |
3.46GHz |
3.20GHz |
- |
定格時との差 |
+0.66GHz |
+0.54GHz |
上位CPUほどアップする周波数の上限幅が広い |
Core i5との差 |
0.26GHz |
- |
この差は結構大きいかも |
実際に、シングルスレッドアプリケーションでの動作周波数の動きを見ても、上記表に近い動きをしました。
ピーク(最大負荷)時

左がCore i7 860、右がCore i5 750。Core i7 860は3457.9GHz(×26倍)まで上昇しますが、Core
i5 750では3193.9(×24倍)がほぼ上限となっています。
アイドル(負荷がかかっていない)時の動作周波数
ちなみにアイドル状態にしてみると、両CPUとも1197GHzでした。

左がCore i7 860、右がCore i5 750。両CPU共、約1.2GHまで下がって省電力化しています。
【Core i7とCore i5の違い その2】 対応ソフトであれば爆速処理!ハイパースレッディング機能
Core i7のみですが、擬似的8コア動作が可能なハイパースレッディング機能が使えます。

Core i7の場合、1つのコアが擬似的に2つのコア(計8コア)があるように働く機能を持ちます。

タスクマネージャで確認してもこのとおり。左が8スレッドのCore i7、右が4スレッドのCore
i5です。 マルチスレッド対応ソフトであれば、Core i7は擬似的8コアで爆速処理を行います。同時に複数作業をこなす場合でも、パワーの余裕が違います。

【参考】デュアルコアCPUであるCore i3 530もハイパースレッディング機能を搭載しているため、見た目はクアッドコアCPUと同じ4スレッド処理が行えます。重い処理では純粋なクアッドコアCPUであるCore
i5 750に劣りますが、簡易な処理では大差ありません。
Studio XPS 8100のカスタマイズ構成
今回紹介するStudio XPS 8100とInspiron 580のカスタマイズ構成は、以下のとおりです。
Studio XPS 8100とInspiron 580のカスタマイズ構成
CPU名 |
Studio XPS 8100 |
Inspiron 580 |
Inspiron 580 |
OS |
Windows 7 Home Premium 64bit版 |
Windows 7 Home Premium 64bit版 |
Windows 7 Home Premium 64bit版 |
CPU(動作周波数) |
Core i7 860(2.80GHz) |
Core i5 750(2.66GHz) |
Core i3 530(2.93GHz) |
メモリ |
4GB(2GB×2) |
4GB(2GB×2) |
4GB(2GB×2) |
ハードディスク |
500GB(7200回転/分) |
500GB(7200回転/分) |
500GB(7200回転/分) |
ビデオコントローラ |
ATI Radeon HD 5770 1GB |
NVIDIA Geforce G310 512MB |
NVIDIA Geforce G310 512MB |
※CPUとビデオコントローラ以外は同じ条件を設定。Studio XPS 8100で「Core
i5 750+ATI Radeon HD 5770 1GB」の条件も考えましたが、Studio XPS 8100を購入するならCore
i7 860(2.80GHz)をぜひ選んで頂きたかったので、今回は比較の対象外としました。
次ページからは、実際に測定した性能比較の結果をご紹介します。
DELL公式サイト 製品ページリンク
 
最新Core i7/i5搭載のDELLハイエンドデスクトップ Studio XPS 8100。
詳細はStudio XPS 8100 (DELL公式ページ)をご参照ください。
【内部調査編8】 拡張カードスロット編<< >>【ベンチマーク比較 その1】 Windows7の快適性を示すWindowsエクスペリエンス値
▲このページのTOPに戻る
>>DELL Studio XPS 8100 レビュー TOPに戻る
>>パソコン納得購入ガイドのTOPに戻る
|