DELLプレミアムデスクトップ Studio XPS 8100 レビュー

Studio XPS 8100は比較的低価格で購入できるDELLプレミアムデスクトップ。
画像・動画編集や最新3Dゲームを楽しむ方におすすめします。

コストパフォーマンスが高いCPUはどれ？　Core i7-860 VS Core i5-750 VS Core i5-650

今回ベンチマークテストを行うStudio XPS 8100のカスタマイズ構成は、以下のとおりです。

OS

Windows 7 Ultimate 64bit版
(PCMARK05テストのみ32ビット版を使用)

CPU

メモリ

4GB(2GB×2)

ハードディスク

500GB(7200回転/分)

ビデオコントローラ

ATI RADEON HD 5770 1GB

Windows 7の動作快適性を表す「Windows エクスペリエンスインデックス値」を比較します。

「Studio XPS 8100＋Core i5-650」のエクスペリエンス値

Windows エクスペリエンスインデックス値を比較
CPU名	Studio XPS 8100＋Core i7-860	Studio XPS 8100＋Core i5-750	Studio XPS 8100＋Core i5-650	備考
プロセッサ	7.4	7.3	7.4	予想とは違い、Core i5-650は上位のCore i7-860と同スコア。Windows7の基本動作だけに関しては、クアッドコアCPUの恩恵は少ないです。
メモリ	7.5	7.5	7.5	メモリスコアは同じ
グラフィックス	7.4	7.4	7.4	拡張型ビデオコントローラを搭載しているため、グラフィック系スコアも同じ
ゲーム用グラフィックス	7.4	7.4	7.4	同上
ハードディスク	5.9	5.9	5.9	ハードディスクスコアへの影響もなし

比較的動作が軽いWindows 7の基本動作だけを考えると、ハイエンドなCPUは不要です。

Core i5-750のみプロセッサスコアが0.1低いですが、動作周波数が少し低いことが影響していると推測します。反対にCore i5-650がデュアルコアCPUながら上位のCore i7-860と同スコアであるのは、動作周波数が高いことが影響しているようです。3CPU共、体感的な差はありません。

ただし、Core i5-650が上位CPUに肉薄する性能を誇るのは、あくまで”Windows7における基本動作”だけの話です。次ページ以降でご紹介する各種ベンチマークテストでは上位CPUほど高スコアですので、主な用途が軽処理であれば下位CPU、重処理であれば上位CPUという選択になりそうです。

最新Core i7/i5搭載のDELLハイエンドデスクトップ　Studio XPS 8100。
　　詳細はStudio XPS 8100(DELL公式ページ）をご参照ください。