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Studio XPS 8100レビューをご紹介!Studio XPS 8100の購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2010/5/26
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DELLプレミアムデスクトップ Studio XPS 8100 レビュー

Studio XPS 8100は比較的低価格で購入できるDELLプレミアムデスクトップ。
画像・動画編集や最新3Dゲームを楽しむ方におすすめします。

最上位CPUであるCore i7-870をベンチマーク調査!

 【最強対決! Core i7-870 VS Core i7-860 その7】 デジタル一眼レフで撮影した画像を編集する「Capture NX2」

デジタル一眼レフや一部の上位コンパクトカメラでは、RAW(ロー)と呼ばれる高画質モードが選択できます。劣化が少ない写真が楽しめることから人気急上昇ですが、非常に重負荷な処理なので高性能CPUが必須です。

今回は、私が普段使用しているRAW現像ソフトCapture NX2」で、600万画素のデジタル一眼レフで撮影したRAWファイル100枚をJPEG変換に必要とした時間を比較してみました。

RAW現像ソフトCapture NX2」
RAW現像ソフト「Capture NX2」

Capture NX2での性能比較
比較対象 Studio XPS 8100+Core i7-870 Studio XPS 8100+Core i7-860 【参考】Studio XPS 8100+Core i5-750
CPU動作周波数
(定格時)
2.93GHz 2.80GHz 2.66GHz
CPU動作周波数
(ターボブースト時)
3.60GHz 3.46GHz 3.20GHz
処理にかかった時間 3分2秒(182秒) 3分14秒(194秒) 3分17秒(197秒)

Capture NX2での各スコアを比較
Capture NX2での各スコアを比較

CPUの底力に余裕があるCore i7-870では効果的にターボブースト機能が働いているためか、動作周波数以上に処理時間差が出ました。各種フィルタ効果やレタッチ編集を重ねると処理時間は広がりますし、マルチスレッド対応のAdobe Phoshop CSPhotoshop Lightroomであればさらに処理速度差は開くと思われます。

処理が重いRAW現像処理においても、Core i7-870では10〜20%という低いCPU使用率で推移しました
処理が重いRAW現像処理においても、Core i7-870では10〜20%という低いCPU使用率で推移。4コア8スレッド全てを使いこなせていないと言えばそれまでですが、Core i7-870はコアの動作に余裕があるのでターボブーストは効きやすくなり、動作周波数が上昇しやすかった印象を受けます。

反面、クアッドコアCPUであるCore i7-860とCore i5-750はほぼ互角の結果でした。今回テストしたCapture NX2はマルチスレッドに完全対応しておらず、Core i7-860のハイパースレッディング機能が活かせていないようです。さらにCore i7-860のターボブースト機能による動作周波数アップも3GHz前後にとどまることが多く、Core i5-750との処理時間差が小さい原因の1つと考えられます。

変換処理時間の計測には少しふらつきがあるため、何度か変換処理を行って平均の時間を採用してみましたが、私のStudio XPS 8100での環境ではほぼ上記の結果でした。各環境によって多少結果が異なる場合もあるでしょうが、ご参考にどうぞ。

DELL公式サイト 製品ページリンク

Studio XPS 8100
性能重視の中〜上級ユーザーに大人気を誇るハイエンドデスクトップ Studio XPS 8100

 最新Core i7/i5搭載のDELLハイエンドデスクトップ Studio XPS 8100。
  詳細はStudio XPS 8100(DELL公式ページ)をご参照ください。

【最強対決! Core i7-870 VS Core i7-860 その6】 CPUの処理速度を測定する「Superπ」<<  >>【最強対決! Core i7-870 VS Core i7-860 その8】 動画を他形式に変換する「TMPGEnc 4.0 XPress」

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