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Studio XPS 8100レビューをご紹介!Studio XPS 8100の購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2010/9/22
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DELLプレミアムデスクトップ Studio XPS 8100 レビュー

Studio XPS 8100は比較的低価格で購入できるDELLプレミアムデスクトップ。
画像・動画編集や最新3Dゲームを楽しむ方におすすめします。

最上位ビデオコントローラ「GeForce GTX 460」をベンチマーク調査!

Radeon HD 5770とGeForce GTX 460の性能について、各種ベンチマークテストを行います。ハイエンドビデオコントローラRadeon HD 5870を搭載する兄弟機種Studio XPS 7100/Studio XPS 9100との性能比較もご紹介しますので、購入を迷っていらっしゃる方はご参考にどうぞ。

【GeForce GTX 460 VS Radeon HD 5770 その4】
ファイナルファンタジー14やロストプラネット2など重量級ゲームでベンチマーク

前ページでは、3Dゲームに特化したベンチマークテストの比較をご紹介しました。このページではファイナルファンタジー14やロストプラネット2、Colin McRae: DiRT 2、Unigine Heaven benchmark、A列車で行こう9などの重量級ゲームでベンチマークテストした結果をご紹介します。

ファイナルファンタジー14のベンチマークテストで比較

いよいよ発売が迫ってきた超大作ゲームファイナルファンタジー14のベンチマークテストを試してみました。設定は、標準的な1280×720、高解像度1920×1080の2種類です。

ファイナルファンタジー14のベンチマークテスト
ファイナルファンタジー14のベンチマークテスト。Core i7-980X+Radeon HD 5870は低解像度で6577と驚異的なスコアをたたき出します。

ファイナルファンタジー14のベンチマークテストでの性能比較
機種名 Studio XPS 8100 その1 Studio XPS 8100 その2 【参考1】 Studio XPS 7100 【参考2】 Studio XPS 9100 備考
1280×720 4457 4472 4144 5461 Radeon HD 5770、GeForce GTX 460共、スコアに変動はありません。Studio XPS 9100は約3割ほど高スコアです。
1920×1800 2469 2492 4031 4584 高解像度でも、Radeon HD 5770、GeForce GTX 460共、スコアに変動はありません。ハイエンドビデオコントローラRadeon HD 5870を搭載するStudio XPS 7100/Studio XPS 9100はスコアがそれほど下がりません。
※Studio XPS 8100 その1:Core i7-870(2.93GHz/3.60GHz)+ATI Radeon HD 5770 1GB
※Studio XPS 8100 その2:Core i7-870(2.93GHz/3.60GHz)+nVIDIA GeForce GTX 460 1GB
※Studio XPS 7100:Phenom II X6 1055T(2.80GHz/3.3GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB
※Studio XPS 9100:Core i7-930(2.80GHz/3.06GHz)+ATI Radeon HD 5870 1GB

ファイナルファンタジー14のベンチマークスコアを比較
ファイナルファンタジー14のベンチマークスコアを比較。4000前後あれば比較的快適とされるファイナルファンタジー14のベンチマークテストですが、プレイする表示解像度によって結果が大きく変わります。

標準解像度の1280×720では、Radeon HD 5770とGeForce GTX 460のスコアはほぼ同じです。何度かベンチマークテストを繰り返してみましたが、「若干、GeForce GTX 460の方が上かな?」という程度で、目に見えて大きな差はありませんでした。それよりも、Studio XPS 8100がハイエンドビデオコントローラを搭載するStudio XPS 7100よりも高スコアだったのは印象的でした。Studio XPS 8100が搭載するCore i7-870の影響が大きかったようです。

高解像度の1920×1080になると、Studio XPS 8100ではスコアが急降下します。GeForce GTX 460を持ってしても高解像度でのプレイは辛いので、標準解像度でのゲームプレイに徹した方がよさそうです。言い換えると、ファイナルファンタジー14を標準モニタでプレイするなら、無理にハイエンドビデオコントローラをカスタマイズしなくても良さそうですね。

対して、ハイエンドRadeon HD 5870搭載機種は性能面で余裕があるのか、スコアはほとんど下がりませんでした。それにしても、Core i7-930+Radeon HD 5870のStudio XPS 9100の強さが目立ちます。Core i7-960やCore i7-980Xになるとさらにスコアがアップしますので、ファイナルファンタジー14目当てであれば、Studio XPS 9100をおすすめします。

ファイナルファンタジー14の各場面における負荷チェック!

Radeon HD 5770を使って、ファイナルファンタジー14ベンチマークテストにおける負荷をチェックしてみました。設定は標準1280×720です。

動きが小さいシーン編
動きが小さいシーン編。Radeon HD 5770でも余裕があり、動きに不安はありません。

Radeon HD 5770の場合
比較的動きが大きいシーン編。人物が1〜2人程度かつ動きが激しくなると、負荷がかかってます。標準設定であれば、プレイにそれほど影響はありません。

Radeon HD 5770の場合
動きが大きい戦闘シーン編。複数の人物が動き回る戦闘シーンになると、標準設定でもちょっと動きが重くなる場合があります。まれに引っかかりが気になる場合もありますが、プレイは可能です。ただし、ゲーム専用機としてはちょっとモノ足りませんので、ファイナルファンタジー14目当てであれば、やはりハイエンドビデオコントローラ搭載機種がおすすめです。

ロストプラネット2のベンチマークテスト比較

ロストプラネット2
ベンチマークが最近公開された「ロストプラネット2」。DirectX 11に対応しているので、Radeon HD 5770やGeForce GTX 460であればキレイなグラフィック描画が楽しめます。

GeForce GTX 460搭載時、ロストプラネット2(DirectX11モード)のスコアは1280×720で42.5(B)でした
GeForce GTX 460搭載時、ロストプラネット2(DirectX11モード)のスコアは1280×720で42.5(B)でした。

Radeon HD 5770ではほとんどの項目で動作しませんでした
対してRadeon HD 5770搭載時では、ほとんどの項目で動作すらしませんでした。

ロストプラネット2のベンチマークテストでの性能比較
機種名 Studio XPS 8100 その1 Studio XPS 8100 その2 備考
1280×720
(NONE)
64.0(A) 69.2(A) Radeon HD 5770は、オプション設定で「DirectX11 Feature」項目がNONEだと動作する。
1280×720
(LOW)
48.6(B) 66.1(A) Radeon HD 5770は、オプション設定で「DirectX11 Feature」項目がLOWだと動作する。
1280×720
(MIDDLE)
動作せず 45.9(B) Radeon HD 5770は、ベンチマークテストが動作しませんでした。
1280×720
(HIGH)
動作せず 42.5(B) 同上。余談ですが、Radeon HD 5870を搭載したStudio XPS 7100では44.8(B)を計測しています。GeForce GTX 460とあまり差がありません。
1280×720
(HIGH 8xAA)
動作せず 30.6(B) Radeon HD 5770は、ベンチマークテストが動作しませんでした。
1920×1200
(NONE)
38.8(B) 55.6(B) Radeon HD 5770は、オプション設定で「DirectX11 Feature」項目がNONEだと動作する。
1920×1200
(LOW)
31.9(B) 50.4(B) Radeon HD 5770は、オプション設定で「DirectX11 Feature」項目がLOWだと動作する。
1920×1200
(MIDDLE)
動作せず 30.1(B) Radeon HD 5770は、ベンチマークテストが動作しませんでした。
1920×1200
(HIGH)
動作せず 28.8(C) 同上。Radeon HD 5870を搭載したStudio XPS 7100では38.8(B)を計測しました。高解像度になると、GeForce GTX 460との差が現れます。
1920×1200
(HIGH 8xAA)
動作せず 20.2(C) Radeon HD 5770は、ベンチマークテストが動作しませんでした。
※Studio XPS 8100 その1:Core i7-870(2.93GHz/3.60GHz)+ATI Radeon HD 5770 1GB
※Studio XPS 8100 その2:Core i7-870(2.93GHz/3.60GHz)+nVIDIA GeForce GTX 460 1GB

ロストプラネット2のベンチマークスコアを比較
ロストプラネット2のベンチマークスコアを比較

Radeon HD 5770はDirectX 11に対応しているにも関わらず、標準設定では動作しませんでした。オプション設定で「DirectX11 Feature」項目をHIGH→LOWに下げると何とか動作するレベルです。フォローしておきますと、上位のRadeon HD 5870搭載機種でも1280×720(HIGH)時に44.8(B)という重量級ゲームなので、Radeon HD 5770の性能が低い訳ではありません。

対して、GeForce GTX 460では全ての項目で動作が確認できました。DirectX11効果を強く反映するとスコアは下がり気味ですが、低解像度であればプレイは可能です。ロストプラネット2の美麗なグラフィックを味わうためには、最低でもGeForce GTX 460クラスが必要です。

ロストプラネット2ベンチマークテストのインストール画面
ロストプラネット2ベンチマークテストのインストール画面。CAPCOMのゲームはGeForceシリーズに最適化されてますので、大きなアドバンテージがあるようです。

Colin McRae: DiRT 2 ベンチマークテスト比較

GeForce GTX 460はDirectX11に対応するビデオコントローラなので、DirectX11対応ゲーム「Colin McRae: DiRT 2」でのベンチマークスコアをご紹介しておきます。

Colin McRae: DiRT 2
Direct 11Xに対応するレーシングゲーム「Colin McRae: DiRT 2」(公式サイト)。表示解像度は1920×1200とし、グラフィック効果を「ULTRA」で計測しました。Radeon HD 5770は30〜35FPSと厳しいですが、GeForce GTX 460は60FPS以上と合格点です。

Colin McRae: DiRT 2のベンチマークテストでの性能比較
機種名 Studio XPS 8100 その1 Studio XPS 8100 その2 備考
平均 35.0FPS 70.8FPS Radeon HD 5770では快適なプレイ不可、GeForce GTX 460なら快適なプレイ可能という見本のような結果です。
MIN 30.9FPS 61.8FPS 同上
※Studio XPS 8100 その1:Core i7-870(2.93GHz/3.60GHz)+ATI Radeon HD 5770 1GB
※Studio XPS 8100 その2:Core i7-870(2.93GHz/3.60GHz)+nVIDIA GeForce GTX 460 1GB

Unigine Heaven benchmark ベンチマークテスト比較

同じく、DirectX11対応ゲーム「Unigine Heaven benchmark」でのベンチマークスコアをご紹介しておきます。

Unigine Heaven benchmark
同じくDirectX11に対応するゲーム「Unigine Heaven benchmark」をベンチマークテスト。

ハードウェアテッセレーションを駆使したグラフィック描画はかなりキレイですが、GeForce GTX 460を持ってしても、低解像度で46.2FPSであり何とかプレイできるレベルです。場面によっては負荷か重く、ちょっと引っかかる印象を受けました。

Unigine Heaven benchmarkのベンチマークテストでの性能比較
機種名 Studio XPS 8100 その1 Studio XPS 8100 その2 備考
1280×720 29.7
749
9.6
91.1
46.2
1164
10.9
125.7
GeForce GTX 460をもってしても、なんとかプレイできるレベルです。Radeon HD 5770ではプレイ困難です。
1920×1200 19
480
2.1
45.8
30
755
12
64.6
GeForce GTX 460でもプレイはツライです。
※スコアは、上から、平均FPS、Scores、Min FPS、Max FPS
※Studio XPS 8100 その1:Core i7-870(2.93GHz/3.60GHz)+ATI Radeon HD 5770 1GB
※Studio XPS 8100 その2:Core i7-870(2.93GHz/3.60GHz)+nVIDIA GeForce GTX 460 1GB

A列車で行こう9ベンチマークテスト比較

A列車で行こう9(公式サイト)で性能比較しました。

A列車で行こう9

A列車で行こう9のベンチマークテストでの性能比較
機種名 Studio XPS 8100 その1 Studio XPS 8100 その2 備考
画質:低 143.4
105.7
136.3
128.9
149.9
98.9
126.3
141.4
画質:低では、どちらも十分過ぎるほどのスコアです。
画質:中 58.7
54.3
59.1
54.1
59.4
55.9
59.2
59.2
画質:中では、どちらも急にスコアが下がります。ただし、GeForce GTX 460の方が少し高めのスコアです。
画質:高 41.1
37.4
39.3
37.1
56.0
50.8
58.5
51.8
画質:高では、Radeon HD 5770とGeForce GTX 460のFPS差が出ました。・Radeon HD 5770では、少し荷が重い印象を受けます。
※Studio XPS 8100 その1:Core i7-870(2.93GHz/3.60GHz)+ATI Radeon HD 5770 1GB
※Studio XPS 8100 その2:Core i7-870(2.93GHz/3.60GHz)+nVIDIA GeForce GTX 460 1GB

次ページでは、ストリートファイターWやバイオハザード5など、比較的動作が軽い人気ゲームでベンチマーク比較を行います。

DELL公式サイト 製品ページリンク

Studio XPS 8100
性能重視の中〜上級ユーザーに大人気を誇るハイエンドデスクトップ Studio XPS 8100

 最新Core i7/i5搭載のDELLハイエンドデスクトップ Studio XPS 8100。
  詳細はStudio XPS 8100(DELL公式ページ)をご参照ください。

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